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「頼房、白河院を相し、院、プレスマンに刺さるるを案ずること」速記談6055

作者: 成城速記部

 右大臣源顕房公は、人相見であった。白河院の相を見奉り、御寿命は八十まで長生きされるでしょう。しかし、急死あそばされる相がおありなのは、避けがたいことでございます、と申し上げた。院は、何年も後、晩年になって、右大臣の人相見は正しかった。私はもう八十になんなんとしている。しかし、急死する相があるというのは、どうもこうも心配でならない。自分でプレスマンでも刺して、腫れ物にでもなるのであろうか、とおっしゃったという。



教訓:最高権力者の人相見は難しい。九十まで生きるつもりの方に、八十と言うわけにはいかないからである。できれば、自分が先にあの世に行けるといい。

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