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ごめんなさい【リゾートバイト編】の途中ですが1話だけifストーリー書かせてください【復讐編14 ifストーリー】です。ごめんなさい。の巻

突如現れた女がスッと腕を振ると、近藤の身体を作っていた青白いパーツが煙のように消えた。


「お二人は、お久しぶりね」


見た目は若く、大学生くらいにも見えるが、持ち合わせた雰囲気は大人の妖艶さも醸し出している。


「二人って…え?」


灯里が颯士の方を向くと颯士は


「え、あ、ご無沙汰してます…」


と挨拶をしている。


椿は額から冷や汗が滴っている。


「あなたは、人間なの…?」


震える声で尋ねると、女は笑顔で答える。


「どう思う?」


まるで人間ではない可能性があるかのような口振り。


「あの日から、全く老けていない…」


緊張する椿、イマイチ状況を掴めていない灯里は


「え?若作りってことなの?」


とすっとんきょうなことを言っている。


「何故お姉さんがここに?」


「目的はなんだ?」


颯士と椿がほぼ同時に聞くと、女は少し考え込み、そして答えた。



「魂を貰いにきたの♪」



その瞬間、椿が女に斬りかかっていた。


颯士が


「灯里!!出撃許可、承認!!」


と一言発している間に、女に刃は到達していた。


が、2本の指で刃を止めている。


「ふぅん、良く斬れそうじゃない。」


グイッ


そのまま刃を引っ張ると、刀を持つ椿がそのまま引き寄せられた。


「椿ちゃん、後ろに飛んで!!」


灯里の声が響き渡る。咄嗟に椿が後ろに飛ぶと、悪を裁く白い拳が大地を裂く。


「くっ…」


咄嗟に女も横に避けるが、完全には避けきれず右腕を持っていかれる。


「何者よ…!?」


女は発狂気味に問う。


「「超銀河戦士!!アカリオン・テリオス!!!」」


装甲は無敵のアカリウム合金、天をも貫く正義の刃を構えていざ見参!!


「でたわね、アカリオン・テリオス!今日こそは決着をつけてやるわ!!」


女の体がみるみると大きくなっていく。


大体5mくらいになるや否や、巨大女は大きく弓を引くような独特のフォームで振りかぶる。


その後、一気にアカリオン・テリオスを殴打した。


衝撃に揺れる灯里と颯士。


「この技は、燃える闘魂の…!!」


『ナックル・アロー』


伝説のプロレスラーであり元議員でもある彼の代表的な技の一つである。


続いて攻めてくる巨大女と両手が繋がる。


手四つ力比べの体制に入る。


「「「ぐぬぬぬぬぬ!!!!」」」


ほぼ互角かと思いきや、わずかに巨大女の力が勝っている。


「颯士!『アレ』を使うわよ!!」


「オッケー!灯里!!」


「「アカリオン・ブースター発動!!!」」


アカリオン・テリオスのバックパックに火が灯る。


押し負けそうになっていた体制が、ブーストの力で押し返す形になった。


「くっ、やるわねアカリオン・テリオス…!」


女はハイヒールを履いた足でアカリオン・テリオスを蹴りつけて窮地を脱する。


「卑怯だぞ!!プロレスラーならすべての技を受けきれ!!」


灯里のレスラー魂が『粋』じゃない相手のプレイに怒りを燃やす。


「私はヒール役だからいいのよ!ハイヒール攻撃だけに!!」


巨大女の小粋なギャグによって、会場が笑いに包まれる。


「ダッシャアア!!」


巨大女の水平チョップがアカリオン・テリオスの胸に炸裂する。


グラつくアカリオン・テリオス。


「灯里!やつは技巧派だ!!同じ土俵では勝ち目がない!」


「オッケー颯士!!」


あ、ごめんなさい、突然ですし今更ですが巨大女は巨大になる時に右腕も再生しています。最初に腕吹っ飛ばされたの忘れていたわけじゃないよホントだよ。そしてアカリオン・テリオスが最初にもって現れた正義の刃とやらも手四つの時に地面に置いておいたよ。


はい、えっと続きですね。オッケー颯士から。


「オッケー颯士!アカリオン・テリオス・キャメルクラッチ!!」


とりあえず16文キック的なので巨大女を倒してうつ伏せにさせて背中に乗って首から顎を掴んで相手をえびぞりにさせる(ウィキペディアより引用)


苦しむ巨大女。


いくらあがこうともアカリウム合金の腕が掴んで離さない。


「7・8・9…テン!!!!!!アカリオン・テリオスの勝ちだ!!!」


レフェリー新島がアカリオン・テリオスの腕を掴み高らかに掲げた。


起き上がる巨大女も満足そうだ。自分のプロレスを出し切った結果だろう。


「次はアナタたちの時代よ」


そういってリングを去る巨大女にも、観客たちは惜しみのない拍手で称えた。


ありがとう、アカリオン・テリオス!!


【復讐編】 堂々完結!!!!!





新たな時代の幕開け…


託される想い、受け継ぐバトン…


新たな『今』を作り上げるのは颯士であり、灯里であり、そして君自身だ!!


さぁ、ブックマークの10カウントを!!!レッツファイアー!!



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