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⑼『亡き資料からの、船の水没』

⑼『亡き資料からの、船の水没』



全き加工によって、船を彩った、世界の先人達も、船に思想を載せることは、果たして想像の域を出ないと、推察しただろうか。俺は俺として、亡き資料を、どこからか、持ってこようとするが、亡き資料は、ないのである、ないと言えば当然ない。



ないことから始まった、この小説も、小説の域を出ないとすれば、それはそれで、本望かもしれない。しかし俺は、このどこへ行くのか分からないこの船に、搭乗している。座礁を跳ね除けて、生きることを、目標にしているのだ。



であるからして、本質的に、船の水没を免れるということは、当然の目標になってくるが、本来の目標とは、自己の生きる道を、見定めることであって、水没は、二義的な問題なのである。しかし、船がなくては始まらないのだから、船の存在は、一義的でもある訳である。

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