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⑸『亡き資料からの、船の水没』

⑸『亡き資料からの、船の水没』



砂漠を旅している夢を、船の上で見ていた。陽の上りと共に、俺は視覚を正常化する。まるで、砂漠の砂で、目がダメージを受けていたかの様な、俺の現在である。船の揺らぎが、砂漠での朦朧と、連動していたのだろうか、分からない。



ただ、言えることは、俺は確証を、資料に見たいということなのである。しかし、資料はない。亡き資料から、どうして文章化するかは、述べたところであるが、それでも、俺は、何やら頭痛と共存して、眠りに耽っていたようである。



船の水没が、目の渇きが必要とするところの、正常だったとしたら。誰の為の、船の水没か、といった具合である。眠りが、眠りを、必要とする眠りの時、これは、資料になり得るのではないか、と思った俺は、船の上で、渇望を満たしている、一人に詩人だったらしい。

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