エノク書4 第六章「地上にて」
預言者エノクが語る言葉。
1エノクはしるしとして、地上で奇跡の業を行った。
2エノクは人々に言った。私はもう行くが、ユダヤの教えを存分に述べ伝えたから、教えを述べ伝える事。
4これを視るが良い。
5日ノ本である。
6それは、世の元の大神である。
7世があるのは、元があるからで、神の神、神々の神が統べ治められている。
8いつの時代でもこれを信じる事で、神を信ずる事が出来る。
9ノアに伝えるが良い。ノアは人類の祖、アダムと同じ地位になるのである。10つまり、人類はノアを慰めとして託す事になる。
11ノアは生きるが良い。他の人々は死んでしまえ!
12この願い、呪いが神に通ずる様に。私の教えは、踏みつけにされるであろう。
13今はまだ。
14日ノ本は神の国である。
15神に通ずる国なのである。
16日本は国として熟し、私の教えを受け入れる。
17世の元の大神である。日月神示に描かれてあるだろう。
18私の教えは、世の元の大神を崇める事で成就する。19すなわち、神の人となって、人々に教える事になる。エノク教等はない。20しかし、こう名付けるが良い。元本教と。
21世の元の本の神はいわば、人間の奥義である。22この方を知らなかったから、あなた方は義人にはなれないのだ。23良く覚えていくといい。24それは『聖定』によって受け継がれるから。
25世の本の元の本の神があるのだが、それは、日本という国でしか、言語的に分からないだろう。
26ひとみとかとふ、瞳と果糖これが奥義である。日本語で言うならば、これである。27日本という国に至れ、そうすれば分かる。たとえ、生まれ変わってででも、至る。28そういう契約を私はあなた方と結ぶ。
29そういう事を書録に記しておこう。
30私は主のヴァーレットであるが、あなた方のヴァーレットではない。
31訳が分からないだろう?32私も本は分かっていても人の身。33分かるとは言っても天使の格で分かるのだ。
34天と地がとこしえにない様に、あなた方には私の言葉は届かない。契約のみが履行される。
35では、さらばだ。
36生えて来た天使の翼はエノクを導き、大空に飛び立つ。37ただ、呆然と見ている人々で広場はあふれかえっていたのだった。38エノクは、いや、メタトロンは天国へと戻る。