表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/14

エノク書4 第二章「天国への先駆け」

エノクと天使との対談。

1エノクは先に天国へと引き上げられた。

2すべて神によっての事である。

3引き上げるのも神、天国に固着させるのも神、むかえるのも神。

4神は男の姿で現れられたが、全く、女性らしさを秘めていた。

5アダムの話を聴いた人は、神によって、アダムとイヴが造られた事に納得するであろう。男性的でも女性的でもある御姿であった。

6天使が中性的であるとは、聴くものの、神は男性の性質と女性の性質を使い分けていたのである。

7天使を神に紹介される。

「一番の使い手、ミカエルなのだ。

私の言葉、ガブリエルなのだ。

知恵の炎の使い手、アズラエルなのだ。

生ける知識の先駆者、サマエルなのだ。

8彼らはそれぞれ、職にありつけており、いつでも私の手足として(はべ)っている。エノクよ。挨拶(あいさつ)するが良い。」

9エノクは神に受け答えをして、天使に挨拶しようとする。

10神が既に「エノク」と言ってしまった後でも、彼は神に忠実に、自己紹介をする。

「エノクという者です。どうか今後共によろしく。」

11ミカエルが代表で、

「ご丁寧(ていねい)にどうも。話には聞いておりましたが、エノクよ、あなたに祝福があります様に。」

と言った。

12ミカエルは神からチラッとエノクについて聞いていたのだ。

13エノクはそれに返して、

「神から聞いておりました。ミカエルさん。私はある選択をしました。天使になる選択です。」

と言った。

14実は、心の中でひそかにエノクは決心を固めていたのだった。それは神に伝わっている事だった。

15ミカエルはこう返す。

「それはそれは。私達の同胞(はらから)になるのでしたら、歓迎(かんげい)致しましょう。」

16こうして、エノクは四大天使と親密な仲になるのであった。

17話をして兄弟として抱き合って、そして、うちとけた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ