死亡のち、転生
「ピカッ、、ゴロゴロドカーン!!」
気付いた時にはすでに体が燃えていた。
「知らない天井だ、、じゃなくてなんでベットから空が見えるんだ?
俺、家で勉強してたら雷に打たれたんだ。生きていたのか。それにしてもここはどこだ?夢?」
「現実とも言えるし夢とも言えるのぉ。」
老人の声がした。
「ここはどこですか?そもそもだれです?」
「ここは天界君たち人間を見守り救うために観察する場所じゃよ。わしは神様協会地球支部支部長のアラマズドじゃ。まぁ神様とでも呼んでくれ、おじいちゃんでもよいぞ?」
妙に軽い感じの神様だった。
「では神様なぜぼくは天界?にいるのですか?」
「雷に打たれて死ぬと言うかわいそうな死に方をしたから、君たちの言うところの異世界転生をさせようと思ったのじゃ」
「やはり死んでしまってましたか、、」
ここで僕はよくある異世界物の主人公のように驚いたり、泣いたりしなかった。
「まぁ座ってお茶でも飲みながらこの後行く世界について説明させとくれ」
雲の上に畳とちゃぶ台のある異様な空間に案内された。
「まだ名前を聞いていなかったな」
「あ、いってませんでしたね、真田真斗です」
そこから神様は今から行く世界には魔法が存在していて、人々は1〜5個の魔法が使える事、言語の事、お金の事などを教えてくれた。
「こんなかんじじゃ。何か質問はないかね?」
「特にありません」
「最後に何か一つ望みを叶えてやろう」
「では自由に魔法を作り出したりする魔法が欲しいです。」
そう答えた。
「ほう、なかなか面白い事を望むのぉ。よかろう、おまけで体力、魔力その他もろもろ底上げして置いておこう。」
僕のおでこに手を当てると眩い光に包まれ、何か力が入ってくるのを感じた。
「では頑張ってのぉ」
再び光に包まれ思わず目を瞑っり再び身を開けると、中学生ぐらいの金髪の少女が横になっている僕を不思議そうに覗き込んでいた。
「だぁれ?」
「いやこっちのセリフだわ!」
思わず突っ込んでしまった。
「僕の名前は真斗、真田真斗。訳あってここにたどり着いて昼寝してる。君は誰?」
「私は、アイシャ・ルイーズです。親元を離れ生活をしようと旅をしています。」
よく見ると大きな目に綺麗な瞳、透き通る肌、橋本○奈より全然可愛いぞ!
「もしよろしかければ一緒に街まで行きませんか?」
少し驚いたが喜んで了承した
「でもよかったです。一人旅は話し相手がいないので暇で暇で。ところで真斗さんは旅をしてるんですか?」
「あ、あぁそんなとこ。途中で盗賊に荷物を持ってかれてしまって、こんなんですけど一応旅人です。」
手ぶらなのを怪しまれないよう盗賊に襲われた事にしておいた。
「まぁ、それは大変でしたね。ならよろしければ私と冒険者ギルドに登録して冒険者になりませんか?」
冒険者ギルドなんてあるのか
「冒険者った儲かるんですか?」
「腕次第ですがそこそこは稼げますよ」
僕は金欠をどうにかすべく冒険者ギルドを目指し街に向かった。美少女に誘われたからと言うのは言うまでもない
初めての作品なので、ありきたりな設定、おかしな表現、誤字脱字など読みづらいと思いますがどうぞよろしくお願いします。
外見、指摘、アドバイスなど感想でしてもらえると嬉しいです。
rusty