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魔鋼少女<マギメタガール>ミハル・Shining!  作者: さば・ノーブ
第2編 <魔鋼学園>
182/219

拒む者 第4話

挿絵(By みてみん)


道場にやって来たアクァ。

宿る魔女ロゼ。


そして、対するのは魔鋼の少女美晴ミハル

島田流剣舞道場で、魔女のロゼが蘇ったと言いました。


フェアリアの魔女が目覚めたのだと告げたのです。


ルナナイト・アクァの体内に宿る、古の魔女の魂が目覚めたようでした。




「シマダ・ミハル。

 あなたによってロゼッタに封じられた私。

 今ようやく目覚められたのをお知らせにまいったのです」


アクァに宿るロゼが慇懃に頭を下げ、美晴(ミハル)に話しかけました。


「ルビナスとロゼッタは結ばれ、あなたの思惑通りに娘が産まれたのですね?」


ロゼは感謝の面持ちで美晴に言いました・・・が。


「あ、あのぉ?もしもし。もしかして・・・ミハル違いでは?」


・・・そうです。

魔女のロゼさんは、目の前に居る娘を誰かと勘違いしているみたいです。


「・・・はっ?!黒髪で東洋人で・・・紅いリボン・・・あなたはミハルでしょう?」


どうやら魔女のロゼは印象でしか覚えていないみたいです。


「はぁ・・・ミハルには違いないですけど。

 アタシはシマダ・マモルの娘で、美晴(ミハル・・・ややこしいなぁ。

 トモカク、伯母ちゃんの島田 美春(ミハル)とは別人ですから」


「なっ?!あなた・・・光と闇を抱く者なんじゃないの?」


魔女のロゼさんは混乱した?!


「あのぉ、何と言いましょうか。

 間違いなく人違いだと思いますよ?アタシはそんな仰々しい者じゃないから」


「なっ?!なんですってぇ?!お礼の言い損?!」


美晴に断られるや否や、魔女さんは態度を一変させたようです。


でも。

魔女さんを封じたのがオリジナルミハルだとしたら、美晴にはもう一柱宿っている女神が居ましたよね?

蒼き魔法宝珠の中に、蒼ニャンが居る筈ですよね?


「ホンッと、東洋人って似たようなのばっかりなんだから!

 見分けのつく様にワッペンでも付けておけば良いのよ!」


あのぉ・・・それは魔女ロゼさんの勝手な思い込みなのでは?


「それに!名前まで同じだなんて。

 どこまで見分け難い人種なのよ、ヤポン人って!」


ですから・・・魔女さん?


「私の恩人を連れて来なさいよね!折角出張って来たんだから!」


・・・知らぬが仏。魔女ロゼさん、あなたの前に居る筈ですよ?


アクァさんに宿る魔女がブウブウ文句を垂れましたが。


「まぁまぁ。フェアリアの魔女ロゼさん、そんなに息を撒かないでくださいな。

 私の方から美春(ミハル)に言付けておきますから」


仲を取り持つようにミユキお祖母ちゃんが言いました。


「そうだよ魔女さん。

 伯母ちゃんはどこかに行っているみたいだから、アタシから話しておくよ?」


美晴もロゼに仲裁を持ちかけたのでしたが。


「こういうことは直に言わなきゃ意味がないでしょ?

 そんなこともヤポン人は分からないのね、しょうがない人達だわ!」


魔女ロゼさんは、二人に対して尊大なる態度をみせるのでした。


「もう直ぐアクァもフェアリアに帰っちゃうんだから、今日この場で言わなきゃいけないのよ!」


ふんぞり返って魔女ロゼさんが、美晴を睨みつけたのです。


「そんな事言われたって・・・ミハル叔母ちゃん、出て来てよぉ?!」


困った美晴は、肝心な時に留守にする伯母を呼び出してみました。


右手に填めた蒼き宝珠に向けて、呼びかけてみたのでしたが。


「どうやら私の求める光と闇を抱く者は留守のようね・・・って。

 ちょっと待って!今さっきからあなた達は誰を呼び出そうとしているの?」


魔女さんが、やっと気が付かれたようです。


「あなたの填めたブレスレットから出て来るのって・・・さっきの女神さんだけじゃないの?

 まだ他に誰かがその中に宿っているの?!」


魔女さん、さっきまで何を聞いていたのですか?

オリジナルミハルは、女神ですよ?

しかも人から神になった、理の女神なのですよ?


「正確に教えて差し上げてませんでしたね。

 娘の美春はね、ハルマゲドンの際に女神になったのよ・・・なりたくもなかったでしょうけど」


少し、ミユキお祖母ちゃんは悲し気に言うのでした。


「なんですってぇ!あのミハルさんが・・・神になられた?!」


ですから、そう言ってるじゃないですか。


「女神になられた?!輝と闇を抱く者が・・・」


ええ、格段の進歩って奴ですかね?



驚愕する魔女ロゼさん。

美晴を見詰め、ミユキを信じ難い目で観て。


「人の子が?神に成れる筈がないでしょーが!」


信じられないようでした。


「確かに、ミハルさんは輝と闇を抱く者として、別格の魔力を有していたけど。

 人が神になんてなれる筈がないじゃないの!」


魔女さんの言い分は御尤もですが、事実は・・・


「でもね、この日ノ本には古くから人が神になられる事があったんだよ?

 歴史の授業でそう教えられて来たんだよ?」


神武天皇とか・・・ですか?それとも靖国神社みたいに?


「オゥ?!ヤポンマジィーク!」


いや、あのね・・・魔女ロゼさん?

あからさまに馬鹿にしたでしょ?


「あのねぇミハル違い。あなたの言う神と、私の言う神とは次元が違うのよ。

 私は人が本当の神になんてなれる筈がないと言ったのよ。

 崇拝の対象なんかじゃなくて、神の力を持つ者になんてなれる筈がないと言ったんだけど?!」


なるほど・・・魔女さんは神の力を懼れているのですね。

崇拝の対象なんかじゃない、目に見える異能を懼れての発言だと?


「あ、そうなんだ。

 じゃあ、ミハル伯母ちゃんの神力を知ったら、女神だと信じるんだ?」


腕に填めた蒼き宝珠が瞬いたのを観た、美晴が訊き直しました。


「そうねぇ、あの魔法力以上に異能ちからが上がっているのなら」


自分を封じ込めた魔法力以上の何かをみせられたのなら・・・と、魔女さんは思ったようです。


「もしも私を納得させれたら、フェアリアに帰ってからも祀ってあげるわよ」


女神コハルに出逢ったばかりの魔女ロゼさんを納得させれるのでしょうか?


「だって・・・蒼ニャン?

 帰って来たんでしょ、出て来てよね」


蒼き宝珠が瞬きます。

それは中に宿るべき者がいる証。


「「なによもう!姪っ子ちゃんも女神使いが荒くなったわねぇ!」」


おおっ?!蒼ニャンが帰って来ていました。


「「出たいけど・・・ミリアが居る前じゃ・・・恥ずかしい」」


・・・女神様が恥ずかしがるとは?!


「「戦友で、慕われていたミリアに・・・この姿を晒すのはチョッと・・・・」」


蒼ニャンコ玉な女神ミハルは、モジモジしている!


「ええいっ!潔く観念せぃっ!」


美晴が吠えます。


「魔女さんに会わなきゃ失礼でしょーが!逢ってお礼を受けてよね。

 でなきゃぁ・・・ミユキお祖母ちゃんに言いつけるから!」


おお?!最終奥義発動!!


「「わぁーたわよ!それだけは勘弁して」」


・・・・女神が負けた?




  ぽんっ!




蒼ニャンな女神が現れ出でました。


「・・・・」


魔女の前に。


「・・・・」


蒼いニャンコダマ状態で。


「・・・・」


紅いリボンがしょげかえっていますが。


「「あの・・・お久しぶりです、美春だったニャンコダマです」」


「・・・・」


挨拶した蒼ニャン。見えているのかどうか判りませんが、押し黙る魔女さん。


「「あのぉ・・・私の姿が観えますでしょうか?」」


「・・・・・」


モジモジ訊く蒼ニャンに対し、言葉を吐かない魔女さん。


「「ねぇミリア、私の声が届いている?」」


返事を返さない魔女を措いて、今度は友に訊いてみますが。


「ミハル伯母ちゃん残念。どうやら観えていないし聞こえても居ないみたいだよ?」


美晴が二人の様子を観て答えました。


「「ある意味、ほっとした」」


ミリアさんに情けない姿を晒さずに済んだのを喜ぶべきか、悲しむべきか。


「「姿は観えなくても、声だけでも届けられたらいいのに。そうよ!その手があったわ!」」


なにやら蒼ニャンが気付いたようです。


「「姪っ子ちゃん!身体を貸して貰うわよ!」」


「えっ?!またぁ?」


宝珠から飛び出ていた蒼ニャンが、美晴の中に飛び込みました。

有無を言わさずに・・・(哀れ美晴)


美晴の髪が蒼く染まり、瞳も蒼くなりました。

魔鋼状態になった美晴を観て、ミユキお祖母ちゃんは直ぐに悟りました。


美春(ミハル、またしゃしゃり出て来たのね?」


拳骨を作って、ミユキお祖母ちゃんがプルプル震えています・・・が。


「今日は大目に見てあげるわ、ミハル。ミリアちゃんに話したいのね」


拳骨を解いて、そう呟くのでした。


マリアの母ミリア。

フェアリア公使に収まっている訳は、大切な人を求めるが故。


「「ミリア、私の声が届くのなら応えて」」


美晴の口を使い、女神の言霊を放ちます。


「?!まさか・・・ミハル先輩?」


「「そう。姪っ子に宿っているのよ、今は」」


驚くミリアさんが、美晴に近寄ります。


「「前にも言ったでしょう?私はいつでもあなた達を護っているって」」


美晴の中で目覚めてから、ずっと守護し続けている蒼ニャン。


「はい!分かっています先輩」


ミリア公使は微笑みました。それが女神への答えだと言わんばかりに。


「「この場を借りてあなたに言っておきたい事があるの。

  あなたの御主人は亡くなってはいない。死者の国へは来られてはいなかったわ」」


「?!ホントですか!ミハル先輩!」


頷く蒼ニャンに宿られた美晴。


「「ええ、嘘なんて女神からは言えないわよ。

  間も無く日の本から出帆される深海調査船で見つけられるかもしれないわ。

  マモルやマコトお父さん達が見つけるかも知れない。

  でも・・・ふねは見つかっても・・・乗員達は見つけられるとは限らないのよ」」


諄々と話す女神に、ミリア公使は落胆の顔を見せませんでした。

むしろそうなるのが当たり前のような貌をしています。


「「分かっているのねミリア。

  あなたの御主人は、とある組織に連れ去られてしまったの」」


「やはりそうでしたか。薄々はそうだろうと思っていましたから」


ミリア公使は数年を費やして情報を集めて来た、自分の推測通りだと答えました。


「娘のマリアと二人で待つ事に決めていますから。

 きっといつかは夫を取り戻せると、日の本で情報を集めているのです」


「「ミリア・・・強くなったのね、あなたは」」


美晴に宿る女神は、嘗ての友を押し抱くのでした。

傍で観ていると、親子ほども年の離れた二人が少女の方から抱負し合うのはヘンかとも観えますが。


「ミハル先輩・・・私には先輩だと判ります。

 こうして抱いていただいてるのが先輩なのだと・・・分かるんです」


心底信頼していた人の魂に抱かれているのだと、ミリア公使は言うのです。


「「ミリア・・・もう少しだけ待ってね。

  この理の女神に託してくれないかしら、大切な人を取り返してみせるから」」


信頼を受けた女神は誓うのでした。


「はい!ミハル先輩は約束を破られた事なんて一度たりともありませんからね。

 どんな逆境でも、どれ程辛くても・・・たがえませんもんね」


信頼を授けた女神に、マリア公使は託しました。


「「ありがとうミリア。約束するわ」」


こうして、ミリア公使に女神は言霊を手渡したのです。

約束という、何よりも大事な誓いを。




・・・で。

一方の魔女ロゼさんはと言いますと?


「・・・・」


まだ押し黙ったままでした。


ミリア公使を離した女神が、困ったようにもう一度声を掛けてみます。


「「あのぉ・・・魔女ロゼさん?」」


ジッとしたままの魔女ロゼさんに、オズオズと声を掛けるのですが。


「・・・・」


目を見開いたまま、さっきと同じ方を観ています。


「「もう蒼ニャンな状態じゃないから。

  話し合いませんか?私もお礼を告げなくてはいけませんから」」


美晴に宿った状態なのだからと言うのですが、魔女さんからの返答はありません。


「おいアクァ。いくら何でも失礼過ぎるぞ?!」


流石に黙って居られなくなった同伴者のミリア公使が窘めるのですけど。

それでも動こうともしない魔女さん。


「ほら、返事ぐらいしたらどうなんだ?」


連れて来た手前もあるのか、ミリア公使が魔女ロゼに宿られたアクァさんを掴んだ時。




 バタッ!・・・と、倒れてしまいました。



「なっ?!なぜ?失神しているんだ?!」


目を見開いたままの状態で、アクァさんは卒倒していたようです。


「「ニャッ?!ニャンとまぁ・・・おいたわしや」」


美晴に宿るのを辞めた蒼ニャンも、あまりの事に嘆くのでした。


「「やっぱりニャァ~、インパクトが強過ぎるのにゃ~」」


・・・蒼ニャンの姿は普通の人には強烈過ぎるということですか?

嘆くのは蒼ニャン。一応これでも女神をやってます。


「「せめて、足や胴体があればニャ~。恨むよリーン・・・・」」


ペットな状態に成れと魔法をかけられた蒼ニャンは、御主人様の悪戯に嘆き節を溢すのでした。





車上の人になったミリア公使が、見送りに出たミユキに微笑みました。


「今日は大変お世話になりました。また機会があればお伺いしても宜しいですか?」


「ええ、ミリアちゃん。また昔ばなしでもしましょうね」


微笑むミリア公使が頷きます。


「今度はルマやマモル君達とも一緒が良いですね」


「そうかしら?ルマちゃんは苦手じゃないのミリアちゃんが?」


クスッと笑うミリア公使が、まんざら嘘じゃないと頷きました。


その傍らの助手席に収まっているアクァさんは・・・まだ絶賛気絶中でした。


「この子も本国に帰る日が間も無く訪れます。

 最後に日ノ本で思い出をと思うのですが・・・何かいい場所にでも連れて行こうかと」


フェアリアに帰る前、アクァに想い出をと願うミリア公使。


「あ、そうなんですか。だったら明日、アタシの学校でお祭りがあるんですよ?」


今迄黙っていた美晴が、ついつい口を出してしまったのです。


「日ノ本の思い出になるかは分からないけど・・・」


学園祭なんてフェアリアでは聞かないから・・・って。


「ああ。マリアからも聴いてるわよ・・・美晴ちゃん」


ニヤリとミリア公使が笑いました。

その笑いに、美晴の心臓がドキンと鳴りました。


ー しっ!しまった!言わなけりゃ良かった?!


心で臍を噛む美晴です。

傍に立つミユキお祖母ちゃんへ、自爆したのも同じですから。


「あら?なにかあるのミリアちゃん?」


笑うミリアに、ミユキお祖母ちゃんがそれとなく訊いたのです。


ー ぎゃぁっ?!マリアちゃんのママさんっ、言わないで!


恐怖のあまり美晴が狼狽えるのを横目で見たミリア公使が。


「ウチの娘も出る様に言いますわ。

 蝶のように舞い、蜂のように刺す・・・素晴らしいウエイトレスを演じるようにってね」


ー ぴぎやぁっ!


美晴が・・・アクァさんと同じように卒倒します・・・


「ウエイトレス?・・・そうなのコハルちゃん?」


ちらりと孫に目を向けるミユキお祖母ちゃん。


ー 死亡・・・・・


卒倒した美晴でしたが・・・


「そぉみたいだよミユキお祖母ちゃん」


コハルと呼ばれて、小春神コハルが出てきました(仕事が早い!!)。


「あらあら?コハルちゃんも気になっていたの?」


全然動じないミユキお祖母ちゃん(素晴らしい!)。


「うん、いいなぁ・・・って。人のお祭りってどういう物なのか観てみたいなぁって」


興味津々な姫御子で、女神なコハルです。


「そう?じゃぁ、美晴ちゃんと代わってみたらどう?

 この様子じゃまともに務まるとも思えないから」


美晴が卒倒しているのを良いことに、コハルを唆すミユキお祖母ちゃん。


「え~~~~っ?!そんなことしたら美晴に悪いですよ?」


そう言いながらもコハルは、紅い瞳を輝かしていますが?


「美晴ちゃんには毎年の事なんだから。

 コハルちゃんには一度っきりの体験でしょう?やってみればどう?」


「いいのかなぁ~?」


少々戸惑いもあるようですが、コハルはその気になったようです。



「はははっ!それじゃあ、明日。

 アクァに休暇を与えて皇都学園に向かわせますね、出逢ったらエスコートしてやってね美晴ちゃん?」


コハルだとは思わないミリア公使に頼まれて、コハルも訳が分からず頷くだけでした。


「でわ・・・また」


別れ際に軽く手を挙げたミリア公使が、美晴の蒼き宝珠を見詰めました。

その中に宿る女神に想いを寄せて。


「じゃあ、ミハル先輩も。

 またお逢い出来る日を、心から願っております」


女神ミハルには届くであろう心からの言葉を口遊み、ミリア公使は車を出したのです。



「さぁ、コハルちゃん。明日が楽しみになったわね?」


ミユキお祖母ちゃんは孫ではない女神の娘に言いました。


「人間界でのお祭りなんて・・・ドキドキしちゃう」


祖母と云えるミユキに微笑み、コハルは明日を想って笑うのでした。


「じゃあね、コハルちゃん。

 今夜はドキドキで眠れないといけないから、そのままミハルちゃんの中でお休みなさい?」


「そっか・・・そうした方が明日、慌てなくて善いかも?」


ミユキお祖母ちゃんに抱かれるように、女神コハルは夜空を見上げるのでした。


「きっと・・・素敵なんだろうなぁ!」


沖天に舞う月を見上げて、コハルは夜が明けるを心待ちにするのでした。




・・・で?


「「姪っ子ちゃん・・・残念!」」


蒼ニャンが宝珠の中で笑います。


「「でもね、そうなる方が貴女の為にもなるの。

  明日はとぉーっても忙しくなる日なんだからね?」」


蒼ニャンは明日、何かが起きるのを知っているのでしょうか?


「「私も華の17歳。いいえ、永遠の17歳なのよねぇ!

  お祭りなんて1000年間でも数える程しか経験がないもの」」


・・・って、おい?!



どうやらとんでもないことになる予感が?!



あらら・・・やらかしちゃいましたね。


相変わらず損な娘な美晴さんでした。


そして意外なる展開を匂わせる学園?!

お祭りはいよいよ本番を迎えるのです!


次回 拒む者 第5話

お祭り!そして開催されるカフェー!女神っ娘コハルは・・・ガンバリュー?!

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