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天国での殺傷。(本編とは関係ありません)
さて、前回の「頬を赤らめながらお茶を投げるのが筋ってもん」というすぅぅぅぅぱぁぁぁつっこみの後続いたのは沈黙ではなく、ただのスルーだった。
俺の華麗なる事実の指摘に対しての驚愕ではなく、呆れだった。
新たな未知へ可能性を感じるわけでもなく、ただ溜息を吐きながら女神のようにかわいい君はこう言った。
「こうさん。あなたは不幸にも死んでしまいました。私はあなたを異世界へと転生させることができます」
俺は後ろを振り返る。
誰もいない。
もう一度振り返る。
はるか向こうになんかいるがあれどうみても人間じゃない。というかオブジェクトやん
前を向く。かわいい君がいる。
「私はそこまでかわいくありません」
と世界で一番かわいい人が何か言ってる。ほざいちゃってる。(とか言いながらその'世界'はどうやら俺の知っている世界とは似て異なるものであるようだが)
で。
で、だ。
俺の名は
コウじゃない。
それは俺のマブダチの名前だ
・・・
?