お母さん
真っ白な頭頂部とか
褐色の悪い唇見てたら
いつまでも一緒にいれるわけじゃない
当たり前のことにようやく気付いた
その時を考えたら
涙が出そうになって
泣けるということが分かったら
いよいよ涙が溢れてきた
本棚に並ぶ本は
私が選ぶ本と似たようなラインナップで
心の葛藤は同じはず
それを微塵も感じさせないことに
母は凄いと思ったんだ
悪者にして
自分を守った私を
変わらず愛してくれるのは
生きた時間の差なのかな
お母さんみたいになりたいな
お母さんの娘で良かったな
お母さん、ごめんね
お母さん、ありがとう