開拓:反省と指名依頼でした!
キクは物理系女子!
次話投稿は一週間以内です!
「ふぅ」
大きな部屋の中、見ただけで高級品とわかるイスに腰掛けた初老の男が深いため息をつく。
ギルド館内の中でも一番閑散とした部屋であり、「ギルド長」に許された者、或いはギルド長本人しか立ち入ることを許されない一室にその男はいた。
カナンギルド長サンタナは、昨日届いた報告書に再度目を通して、また深く息を吐く。
ガタイのよさ、隙を感じさせない出で立ち、知性にあふれた瞳からは、彼がこのギルドの中で一番「できる」存在なのだと主張している。
現に彼がこのギルドに就く前は超一流の冒険者であったのだから間違いではない。
A+ランク冒険者「サンタナ」がこのギルドの職員となったのはクエストの怪我が原因である。長時間剣を振るうことが難しくなった彼はそれでもBランク上位の腕前であった。しかし、彼は次世代の冒険者の礎となる事を選択し、冒険者としての自分に幕を下ろしたのだ。
そんな彼でさえ此度の懸案については大きくため息を吐くしかないのだから、困ったものだ。
冒険者を引退しカナンのギルドに就いてからはや30年・・・齢は既に60になってしまった。
そんなサンタナの手元にある、一枚の報告書。
内容は『ウェルシュバイン家護衛任務においてベヒーモス急襲、これをFランク冒険者二名?が討伐。「風の導き」から聴取、間違いはないとの事』
そんな報告書が使いに出した職員から転送されてきたのだ。
使いに持たせたのは、「転送の印」が刻まれた紙。これに内容を記載し、字数にあった魔力を注ぐことで、印に刻まれた場所に転送することができる。
しかし、この手法には難点があり、誤報や情報の混濁が発生してしまう場合がある。
なので、全てを鵜呑みにすることはできない・・・のだが、こんな突拍子もないミスが果たしてあってたまるのだろうか?
しっかりと確認したという事を証明する判も押されている。
それにこの報告書を送ってきたのは、冒険者兼王国騎士として名高い者である。その様な実績と信頼のある者がこんなみえみえのミスを仕出かすはずがない。
そして更に頭をこんがらがせる情報が机の上へと舞い降りる。
持たせた紙は予備を含めて三枚・・・そしてもう一枚に記入された内容は『Fランク冒険者ユガ、キク。両名に粗野を働いた冒険者ボコ』
「あぁ・・・頭が痛い」
心なしか文字が踊っている様な気が・・・いやこれは踊っている。
冒険者としては優秀な奴だが、騎士としては少し品に欠ける。腕前だけは一級品なのだがな。
っと話が逸れたな。
またも頓珍漢な報告書なわけだが・・・またもミス?そんな事あるわけがない。
ユガとキク・・・確か最近になってギルドに登録した冒険者だったか。「孤高の魔法剣士」と言われたサミエルのパーティーメンバーだったな。
両名のギルド登録を担当した職員から、報告は受けていたがまさかこうも早く名が挙がってくるとは思っていなかった。
彼女がパーティーを組むとも俄かに信じられなかったが・・・どうやら訳ありのようだな。
両名とも見た目は子供で幼く見えるが、中身は魔族。
見た目に騙され、侮ってはいけないのが魔族である。人族よりも優れた魔力、優れた力を兼ね備えた存在なのだから。
それでも・・・それでもだ。
派遣した冒険者は全員がCランク以上のそれも近い内に昇格するであろう者達であるというのに、それをFランク・・・しかも報告書によれば年端も行かない少女魔族「キク」にやられたというではないか。まだ「ユガ」と名乗る少年ならわからなくないのだが・・・
「『魔法を使わず、見事なボディーブローで一撃』・・・これが唯の冒険者の報告であれば一笑に付すところなのだがなぁ」
報告書を送ってきたのは王国騎士であり、優秀な冒険者である者であるし、報告は短い字数で簡潔にわかりやすく書かれている。
しっかりと判も押されていて、疑う余地もない。
「キクとやらを止めるのに、王国騎士並びに傍観に徹していた冒険者も参戦・・・想像もつかんな。キクとは化物なのではないか?」
馬車に乗せられ、こちらへと向かっているであろう冒険者の姿を想像して、再び深い溜息をつき、報告書を纏める作業へと意識を切り替えた。
で・・・今目の前に立っているのが件の冒険者であるわけだ。
左に立っている冒険者「ユガ」は緊張でなのかガチガチに緊張している。
その横に立っているのは恐らく「キク」であろう。ふむ・・・想像していた筋骨隆々の化物とは違うようだ。
両名とも見た目は年端も行っていない少年少女なのだが、その実ベヒーモスを楽に倒す事のできる者達なのだ。
因みに報告書に記載されていた、キクにボコボコにされた冒険者は治療院へと直ぐ様運び込まれた。
見た目少年の魔族ユガは、こちらの顔色を伺いながら後ろに立っているギルド職員統括ユリィタと、昔馴染みのウェルシュバイン家メイドガネッサへと交互に目をやる。
魔族ということで少しは身構えていたのだが、普通の人間の反応と何ら変わりはない。もっと高圧的に来るのではないかと思っていたのだが・・・偏見だったな。
しかし、キクの方はというとこちらには全く興味がないのか我関せずを突き通している。
こちらの方へは見向きもせず、横に立っている「ユガ」の行動を待っているようであった。
「初めまして、当ギルドを統括するギルド長『サンタナ』だ。後ろに控えているのは『ユリィタ』だ」
「初めまして、Fランク冒険者ユガ・・・とキクです。宜しくお願い致します」
ふむ。魔族の殆どはアルテリア言語を習得しているものはいないはずだが・・・翻訳の魔術を使えるのだろう。翻訳の術式を用意してきたのだが必要なかったな。
再び二人の様子を観察してみるが、やはりベヒーモスを捩じ伏せられる様には見えない。
早朝に届いた早馬からの報告書では、彼らの戦闘方法はユガが魔法主体、キクが近接主体だと言うのだが、魔法ならまだわかるが近接主体であるキクからは覇気が全く感じ取れない。
仕方ない。ここは一つストレートに聞いてみたほうがいいか。
テンプレートの労いをそこそこに、二人に報告書で上がった内容についての真偽を確かめることにする。
後ろで控えるユリィタに『真実の眼』を発動させておく。彼らが嘘をつくことはないとは思うのだが、念のためというやつだ。
で・・・彼ら曰く、「魔族に間違いない」「階位というものは知らない」「ベヒーモスを倒したのは両名である事に間違いはない」
この質問。実は前者と後者は比較的どうでもいい内容であった。大事なのは中間に入れた質問である・・・『階位』であった。
魔族には特に力の強いものには『階位』という物がある。それは、魔族で言うところの貴族階級の様な物であり、これがあった場合は十分に注意しなければいけない・・・なんせ「アレ」であるからな。
まぁ、二人の様子から初めて聞いたようだったのでよしとしよう。
さて・・・次は昨夜送られてきたウェルシュバイン家からの書状を彼らに伝えるとしよう。
昨夜ウェルシュバイン家から送られてきた事後書類に、再び護衛依頼を頼みたいと記されていた。それも、ユガ、キク両名の指名依頼という形で送られてきたのだ。
まぁ、ベヒーモスをたった二人で倒せてしまうほどの腕前だ。貴族からしたら関係を持っていたいと思うのも無理はないだろう。
これから二人が名を上げていけば、ウェルシュバイン家には高ランク冒険者の知己がいるというステータスにもなるしな。
出来ることなら冒険者は自由であって欲しいのだが、これもひとつの道である。
護衛依頼が受けられるランクでない二人には、昇格と指名依頼が出されたことを告げ、今回の事案は幕引きとさせて貰おう。唯、ユガとキクには注目しておくとしようか・・・。
指名依頼に驚いたのであろうユガは、何かを考えているようであったが、ガネッサに押されて指名依頼を引き受けた。
ガネッサから依頼の細かな内容を告げられ、その後二人は部屋から去っていった。
それに続いてガネッサも「お嬢様のもとへ向かわせて頂きます」と部屋を後にした
部屋が静寂を取り戻し、窓から溢れ出る光が場を支配したところで、後ろに控えていたユリィタに視線を向ける。
「あの二人の力量がどれほどか測れなかったな・・・」
「そうですね・・・今まで様々な冒険者を見てきましたが、あの二人は底が知れません」
「魔族というだけで偏見を持ってしまう・・・この年になってもまだまだ甘いな」
今しがた目の前に立っていた冒険者の話を交わす。
数々の冒険者を見てきたわ俺とユリィタであっても、あの二人の実力が測れなかった。ベヒーモスを圧倒できるほどの力、高ランク冒険者相手に一人で挑み勝ち得る力・・・その二つが備わっていることが不自然な程彼らからは「力」が読み取れなかった。
そういった冒険者はいるっちゃいるんだが、どれも一流の中の一流の冒険者達であり、決して少年少女が持っているものではない。それも、冒険者に成り立てであるのなら尚更だ。
「ああいうのが魔族にはいるのか」
「それも偏見ですよ。魔族の冒険者にもああいうのは珍しいです」
「統括!ギルド長!ら、乱闘です!!!」
と、ユリィタと話していた所に突如として一報が舞い込んできた。
乱闘か・・・酒に酔った冒険者同士、血気盛んな冒険者同士の乱闘騒ぎなど大して珍しくもないが、このタイミングで乱闘騒ぎとなると嫌な予感しかしないのだ。そして、俺の勘はよく当たると評判だ・・・。
普段なら大抵ギルド職員が仲裁に入るのであろうが、この慌てようから察するに職員が仲裁しあぐねているという事。
とすると・・・答えは一つしかないわけだ。
「・・・わかったすぐ行く」
重々しい足取りで、依頼の張り出しが行われている館内へと歩いていく。
そして、そこへと続く扉へと手をかけるが、既にドッタバッタンと嫌な音が耳に聴こえてくるが、努めて聞こえないふりをする。
そしてゆっくりと扉を開く。
そして視界に飛び込んできたのは、二人の大男の胸倉を掴んで地面に叩きつけている少女魔族が一匹。
頭から床に突き刺さった男を必死に抜こうと引っ張っている少年魔族が一人。
そして、呆然と立ち竦んでいるガネッサがそこにいた。
そこに居合わせた冒険者と職員で少女魔族に無意味な説得が続けられている。それを意に介さず、放り投げた大男二人の腹に見事なボディーブローが突き込まれる。・・・ふむ、報告書通り見事であるな。
ギルド会館の扉から外へと吹き飛ばされた彼らを目で追うこともせず、手をポンポンとはたき、少年魔族の引っ張っている冒険者へと歩み寄る。
「キク!大丈夫!! 俺はなんともないから、もういいから!!」
「ダメ・・・大切な主人に・・・手を上げた」
そう言った少女魔族から、放たれた見事な回し蹴りが床から生えた尻にヒットする。ゴキャッという小気味のいい音を立てながら、先ほどの二名と同じく会館の外へと弾き出されていった。
・・・これは至急治療院へ輸送せねばならないな。
「アタイ・・・主人の敵・・・倒した」
「ウン、ソウダネ。ヨクヤッタネェ」
・・・乱闘は終わったわけだが、この場をどうすればいいのか今の俺には持ち合わせがないんだが・・・。
うむ・・・とりあえずは呼び出しだなガネッサにも事情を話してもらおうか。
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酷い目にあった。
本日二度目のギルド長の部屋からやっと解放された・・・。
ギルド職員の統括だというユリィタさんから大目玉を食らってしまった。
キクがやらかした乱闘騒ぎ。
きっかけは、あっちが原因だったんだけどなぁ・・・。
指名依頼を引き受け、ギルド長室を後にした俺達はギルド会館から出ようとしたのだが、そこであのチンピr・・・冒険者に絡まれたわけだ。
うん、よく見てみるとサテラとここに初めて来た時にいた、大男の取り巻き1がいた。
無視して外に出ようと脇を潜ろうとしたんだけど、それも取り巻きの取り巻きに阻まれ、どうしようかと思っていた。
キクはイライラしていたけど、あっちでの騒動の時にしっかり言い聞かしてあるので、その時は我慢しているけど・・・やばいなぁ結構頭にきてるぞ。
「何をしているのですか?」
そうして、後ろから声をかけてきてくれたのはガネッサさんだった。
ガネッサさんの登場に一瞬たじろいだ取り巻き・・・・もうチンピラでいいや。
しかし、それも束の間ガネッサさんに向き直ったチンピラは、ガネッサさんにも食ってかかった。
「こいつに礼儀ってもんを教えてんだよ。なんだ?お前も教えて欲しいのか?」
「そうですね。ウェルシュバイン家メイドである私に、貴方達が教えれる教養があるとは思えませんがお教え下さいませ」
その言葉に、ギョッとした顔を見せるチンピラ達は互いに顔を見合わせる。
しかし、場所が悪かったなぁ・・・他の冒険者が見ている中で大きな顔をしてしまったんだからもう引っ込みがつかない。ここがまだ、人目につかないような場所ならここで引いていたんだろうけど、大男に取り付いていたチンピラがガネッサさんに食ってかかったのだ。
「お前誰に向かって口聞いてんのかわかってんのか!! 『黒翼』所属のオレに向かって舐めた口利いてると痛い目みるぞ!!」
その言葉に俄かに場がザワザワとし始める。
ギルドに来ていた冒険者たちが口々に「黒翼ってあの・・・」「まずいな・・・あいつら大丈夫か?」といった風にざわめき始める。
それに気をよくしてしまったのだろう。チンピラ立ちも勢いづいてまたも食ってかかる。
「貴方達みたいな品のない冒険者もいるのですね・・・お嬢様の護衛を受けてくれたのがこの方達で良かった」
そう。この一言に、とうとうチンピラがきれてしまったのだ。
チンピラがガネッサさんに向かって手を振り上げた瞬間、俺がガネッサさんの前に出て殴られてしまったのだ。
そっからキクが大暴走。にっちもさっちもいかない状況に陥って、こうなったわけだ。
殴られたのは間違いないけど、痛くもなければ痒くもない・・・。もちろん怪我などあるはずもなく、吹き飛ばされたり仰け反ることもなかったのだ。
それに驚いたのは俺だけじゃなく、チンピラ達も同じく驚いていた。まぁ、その隙に後頭部に廻し蹴りを叩き込まれたチンピラが床に突き刺さったわけなんだけどな。
絡んできた冒険者をギルドから叩き出して落ち着いたところを、ギルド長サンタナさんとユリィタさん登場・・・そして連行。
ユリィタさんにこっぴどく叱られ、心身ともにヘトヘトになってしまった。
で今は帰路についているわけだが、次はサテラにこのことを話さなくてはいけないと思うと、また心労が加速する。
「キク・・・次からは自重な」
「・・・・・・・・・」
「次暴走したら一週間撫でないからな」
「ッ!? ・・・わかりました・・・」
キクはショボンとして後ろをついてくる・・・言いすぎたかなぁ?配下には基本的に甘くなってしまうが、これからのことを考えてこれくらいは我慢してもらおう。
そうこうしている内に、サテラが取っている宿へと到着する。
一階は酒場になっており、二階が宿舎となっている。夜は下が騒がしくあまり寝付けないが、その分値段が安くなっていたり、パーティーメンバーが見つけやすいなどと駆け出し冒険者には打って付けの宿になっている場所だ。
「ユガ君! キクちゃん!!」
扉を潜り、上へと向かおうとすると端っこのテーブルから俺とキクを呼ぶ声がする。この声はミリエラだな。
そこにはフードを目深に被った人族の格好をしたエルフのミリエラと、その向かい側にジト目をしたサテラさんの姿が見えた。
周りの男達はずっと二人に見蕩れていたのか、突然俺の名前を叫んだ事に少し驚き、こちらへと視線を投げかけてくる。
因みに後から聞いた話だが、二人のお陰で酒場の方の収入が上がったらしい・・・。
居たたまれない気持ちをぐっと抑えながら、二人の居るテーブルへと向かう。
「・・・私の言いたい事はわかる?」
「非常に申し訳なく思っています」
「・・・」
「ごめんなさい・・・」
サテラはジーッと視線で射抜く様に、こちらの目を覗き込んでくる。
いや・・・もう、ほんっとにごめんなさい。
こちらが努めて目を合わせないように明後日の方を向いていると、サテラは一度大きく溜息をついて、「まぁしょうがないわね」と困り顔で告げた。
「街道にベヒーモスが出現したって聞いて嫌な予感はしてたんだけど・・・予感的中だったみたいね。怪我はしてない?」
「俺もキクも怪我はしてないな」
「そう・・・ならよかった」
サテラは困った顔をしながらも、俺達を心配してくれていたみたいだ。なんていい子なんだ。
ミリエラも大丈夫だった?と心配そうな顔をしていたが、大丈夫とわかると笑顔で「良かったぁ」と言ってくれた。
ミリエラの笑顔にデレデレしていると、ディーレとキクに無言で頬を抓られた・・・なんで?
「で・・・もう一つお伝えすることがあるんですけど・・・」
「知ってるわよ・・・貴族様から指名依頼がきているんでしょう?」
おう・・・もうサテラには話が行っていたみたいだ。
まぁ、指名されたのが同じパーティーメンバーの俺達なんだから、サテラに話が行っていないはずないか。
サテラは少し考え込んだ顔をしたが、多分もう答えは決めていたんだろう。指名依頼は受けてもいいとのことだった。
そして、今回の指名依頼だけど、面倒なことに俺とキクだけじゃなく、サテラとミリエラも含めたパーティー自体に依頼が来ているそうだ。
サテラは極力避けたかったそうだが、貴族からの依頼というのは受けなかった場合のリスクが大きいそうで、引き受けるしかなかったようだ。
ミリエラもエルフであることを隠しているために、本当はあまり表沙汰になるような依頼には出ないほうがいいのだが、今回ばかりは仕方がない。
細かい依頼の内容を話し合って、俺達は部屋へと戻った。
初めてパーティーで受ける依頼はかなりゴタゴタとした状況になってしまったが、なってしまったものは仕方ないと割り切って、俺の初めての護衛依頼は終わった・・・。
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「ん・・・?ベヒーモスがやられた?おかしいなぁ、人族にかなり被害が出るはずだったんだけどなぁ?」
暗い部屋の中、淡々とした声が響く。
「・・・まぁいっか。ベヒーモスじゃなくてドラゴンでもよかったかもしれないなぁ。次はデスドラゴンでも飛ばしてみようかな?」
何の感情も感じ取れない非常に飄々とした声が響く。
「・・・流石にまずいかな?まぁいいや。次はもっと上手くやらなきゃ・・・あれ?なんで人族を殺すんだっけ?」
可愛げにコテンと首をかしげる彼の表情は、不気味な薄笑いが浮かぶ。
「・・・これも忘れたのかなぁ?」
部屋の真ん中へとゆったりとした足取りで進み出た「それ」は、天井を見上げ顔を手で覆う。
「まぁいいや。次は・・・何をしようかなぁ?」
引き攣った笑いの奥に、「それ」はなにを刻んだのだろう?
キクが物理系筋肉女子になりかかっているような気がしますがきっと気のせいです!
次からはやっとパーティー行動です。さてさて、凸凹パーティーの活躍は如何に・・・。
新年始まって応援メッセージを貰えてホクホクな私・・・あぁ筆がまた調子に乗ってしまっています。
皆様調子乗りな私に、どうぞこれからも付いてきてください!!
何か変なところ、見にくい、誤字だ!などがあればどしどし教えて頂けると嬉しいです。
(言い換えでこういうのがありますよなどが合ったら教えてください。例:取得→習得、思いやる→慮る、聞こえる→耳に届くなど)
感想や活動報告の方にコメント頂けると私の気力になり、今回の様に筆が踊りますので気軽にどうぞ!!
※活動報告がどうやったら見れるのかわからなかったと読者様から聞き及びました。
方法は一番上にある?「作者:砂漠谷」の名前を押していただくと、私は左上に出てきました。
わからないことがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので質問送ってください!!
皆様が快適に読んで下さるよう誠心誠意努力します!




