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∴縺:『渇血』ガーランド王でした!

たくさんのブックマークありがとうございます!!


王との謁見・・・そして。

 コツンコツンと自分の歩く足音が通路に響き渡る。埃一つなく綺麗に磨き上げられた大理石の床は窓から差し込む光を周囲に反射させ、城内は常に光に満ち溢れている。

 通路に飾られた花、その入れ物は非常に繊細で美しい文様が刻まれており、微かな魔力が感じさせられるそれは活けられた花が長く保つ為に作られた物であることがわかる。魔族の領土にある魔導国であればあれくらいの物は普通にあったけど、人間の領土であればあれは非常に珍しいものであり、一般人の収入ではとてもではないが手を出せない程に高価なものであることが何となくわかる・・・。


 通路には時折水の流れる小さな水路の様な物が通っており、陽射しがきつく暑い季節の時には城に通じる水門を開放して、城内が暑くならないようにしているのだという。

 前世を経験している自分が言うのもなんだが、非常に近代的な城内の雰囲気を感じ、とてもではないが様々な国と戦争を繰り返し領土を広げていった国とは思えない。もっと、殺伐としている雰囲気があったけど、外装も内装も綺麗で城下街も活気付き、王都よりも近代感を感じるその国色にかなり惹かれつつある。


「城の内部はどうでしょうか? 多くの国の諸侯達からもこの城は素晴らしいと評価をいただいているのです」

「あぁ・・・なんていうか呆気に取られてしまって。凄いと思います」


 こんな時に自分の語彙力を恨むことになるとは思わなかったが、凄いとしかでないのは一般人だし仕方がない。


「我が国の歴史において、数々の賢王達によって築かれたこの城は、諸国と比べても群を抜いて美しいと胸を張れるものです。外壁は一流の職人達によって築かれ、調和のとれた形に色、その強度も帝国より齎される資源である最硬度の鉱石を使用していて、夕焼けの陽を反射させる城壁は素晴らしいの一言に尽きます。『燃ゆる城塞』として恐れられる一方で、国の民達からは繁栄と発展の証とされているのです」


 城内を案内されている俺があまりにもキョロキョロしていたからか、リーレン様が気を利かせてくれてこの城の解説を担ってくれている。気分はツアー旅行だ。


「城の内部も要所に拘って作られています。柱一本に至るまで計算されて作られており、構造等はさすがに明かせませんが、内装に気を使いながらも防衛面に至るまで最高クラスの造りになっています。先先代の王の側近であった軍略家と、当時一番の腕と呼ばれていた建築家達が知恵を寄せ合い造られています。帝国の歴史において・・・」


 その後も色々と帝国について教えてくれたが、やはり帝国の歴史というのは戦火に包まれていたらしい。第1代目の王は少数の仲間を率いて圧政を敷いていた国を打倒し、そこから各国へ攻撃を開始し快勝に次ぐ快勝を繰り返し王国や聖都と並び立つ程の強国になったらしい。

 今になっても戦火は続いてはいるが、例年と比べて非常に安定しているもので、つい最近行われた大規模進行作戦が成功に終わり、景気も潤っているのだという。


 そこまで戦争を繰り返していて、財政は逼迫しているのかと思いきやその真逆だという。帝国は1代目の王から今の王に至るまで少数精鋭で諸国を下してきた国であり、七爪率いる部隊が一騎当千の活躍を果たすおかげで褒賞も少なく済み、侵略した土地から齎される資源の方が出費を上回っているのだという。

 各国との交流も盛んであり、商人の行き来も非常によく、帝国から採れる良質の鉱石は鍛治師だけでなく建築業の職人達からも非常に有用とされているおかげもあってか財政も潤っているのだとか。


 戦争は続いているが街の活気は非常によく、兵士が常に巡回している事で街の治安も非常にいい。冒険者が多い事で魔物の被害や野党の類も直ぐに片が付き、住みやすい国なのだそうだ。


 ・・・そう聞くとイメージからは非常に遠い国だな。

 今でも帝国は野蛮な者が多く、殺伐とした国・・・と思っている人は多いらしいが、ここ数年でそんなことはなくなっているのだとか。

 確かに、冒険者が多く強面こそ多いけれど、街の人は全く気にした様子もないしな。


「・・・あ、申しわけございません。私ばかり話してしまって」

「いえいえ、帝国の事を知れてよかったです! 色んな国を旅していますが、歴史とか深く知っているところはまだなかったので、凄く楽しめました」

「そう言っていただけると嬉しいですね」

「エリーはそんなめんどくさい事も覚えてるぉ!?」


 目にも止まらぬ早さで繰り出された肘鉄がカートさんの鳩尾にクリーンヒットする。肘から漏れた魔力の光が大気に霧散すると何事もなかったかの様

 その場に崩れ落ちたカートさんを無視して歩き始める。


 踞るカートさんを尻目に歩いていくと、とうとうその場にたどり着いてしまった。

 今まで通ってきた通路に設えられたどの扉よりも大きく、そして緻密で繊細な装飾が施された豪華な扉が静かにその口を閉ざして俺達を出迎えた。

 両脇に立っていた兵士達は、向こうから歩いてきた俺達に一瞬警戒するがリーレン様の姿を認めると警戒を解いて最敬礼の姿勢をとる。


「ご苦労様。話は通っているわね?」

「はっ、陛下は玉座にてお客人をお待ちになられています」

「わかりました。では、私を含め武器等の危険物の所持がないかを確かめなさい」


 リーレン様がそう告げると、その兵士は直ぐ様俺のボディーチェックに入る。リーレン様は別の部屋に連れて行かれてチェックを受けるようだ。

 俺とシュライン様はその場でチェックを済ませると、回復して後からやって来たカートさんもチェックを受けた。


「だ、大丈夫ですか?」

「あれくらいは慣れている・・・という強がりはおいておくとして、結構痛いぞ。生半可な魔力じゃないからね」

「カート様とリーレン様は訓練時代から同期で、兵科は違えど二人のお話は聞き及んでいますよ。訓練課程において数々の伝説を残し、最終訓練においては陛下と直々に腕を競われたとか」

「あぁ、そんなこともあったな・・・」


 リーレン様が戻ってくるとひらひらと手を振るカートさんを一瞥して、側に控えていた兵を下がらせた。リーレン様は目を閉じて一度息を吐き出す。そして、次に目を見開いた彼女の瞳はここにくるまでの彼女とは違った、七爪としての・・・1人の兵士としての彼女の瞳が輝いていた。


「これより陛下の御前に伺います。皆、礼を持って陛下に失礼のないように立ち振る舞いなさい・・・では、参ります」


 緊張で頭が真っ白になっていた俺に、リーレン様の言葉が深く浸透する。重厚な扉が音もなく静かにその口を開く・・・謁見の間と呼ばれるそこから漏れ出る光がほんの一瞬だけ目を覆い顔を顰めるが、それもほんの一瞬で謁見の間に踏み込むとその全貌が飛び込んでくる。


 王の膝元に続く巨大で真っ赤な絨毯には緻密で繊細な模様が金糸で編み込まれており、この異世界の技術でここまで鮮やかで豪華なものであれば、この絨毯一つで家が何軒か建てられる程には効果だろう。

 絨毯の横には十数人の近衛騎士が並んでおり微動だにしない兵士達は俺達に目をくれることもなく正面を向いている・・・ただ、漏れる気配には一寸の隙を感じさせず、俺達を・・・というよりは俺に最大限警戒しているようだ。


 近衛騎士達は城外にいた兵士達とは違った鎧に身を包んでおり、一目見ただけでも一級品だとわかる。天井から吊り下げられたシャンデリアから降り注ぐ光が紋章を照らし出し、一歩踏み出す度に輝かしい帝国の歴史を映し出すかの様にキラキラと輝きを放つ。


 腰に下げられた剣から微量な魔力が感じられ、ディーレ経由でそれらが微量の精霊力だということを感知する。人間の世界であれを作り出すことのできる鍛冶師は非常に少ない・・・というかほぼいないと言ったほうがいい。

 あれであれば生半可な剣では打ち合うことすら叶わず鋼鉄でできた鎧であってもバターの様に斬り伏せることが可能だろう。


「・・・ッ」


 そして、視線が赤い絨毯の終端に行き着いた頃だった。綺麗な靴が見え・・・そこから伸びる長い足が、そして綺麗な服を着込んだ人物が眼に映る。

 それが誰かなど、もう考えるまでもない・・・長く伸びた白銀の髪、蒼い双眸に長く伸びた睫毛、瞳から漏れ出る光は叡智のそれを感じさせると共に、ゾクリと震え上がらせる程の恐ろしさがある。その瞳には近衛騎士が身につけている剣とは比べ物にならない程の鋭利な刃物が込められているかのようだった・・・そして、それが俺に向かって突きつけられたのだ。


 思わず小さく息を飲み、その人物をまじまじと見てしまう。


 玉座に座るその人物こそ・・・紛う事泣き帝国の王だ。


 こんな時こそ落ち着きが重要だ・・・シュライン様から教わった事を思い出す。王の膝元に着くまではしっかりと背筋を伸ばす事は勿論、その表情は真顔でなければいけない。謁見の間にて王の膝元に着くまでは俺と王はあくまで他人であり・・・最悪敵同士なのだ。笑みを浮かべようものならその場で斬り伏せられてもおかしくない。

 しかし、だからと言って王から目を話すことは何かしら下心を隠していると取られる場合がある・・・だからしっかりと王に視線を向け、自分には下心はないという意思表示をしなければならない。

 あとは歩幅を一定に保つ。これに関してはマナーであり、その者が王に対して礼を尽くしているか、最低限のルールを守れるのかなどという部類に入る。


 そして、王の膝元についた俺達は、深く礼をした後に王の御前で跪く。


「・・・顔をあげよ」


 俺を含めて全員が顔を上げる。唯、まだ誰も言葉を発しない・・・ここもしっかりと叩き込まれたから大丈夫だ。

 王と視線を交わし、王は全員の顔を一度見渡すと、手を小さくあげて俺達に対して発言の許可を出し、それに続いて言葉を紡いだ。


「リーレン、カート、シュライン騎士爵、客人の招待ご苦労であった。客人も遠路遥々帝国にまで足を運んでくれたこと喜ばしく思う」

「光栄の至りです。ガーランド殿下」

「リーレン、カート、シュライン騎士爵は少し下がっていろ。客人と話しがしたい」


 ガーランド殿下がそう告げると、三人は(うやうや)しく礼をして、立ち上がって俺よりも少し下がったところで待機する。


 俺は跪いたままガーランド殿下と視線を交わす。ガーランド殿下は今までの真顔を崩し、少しだけ口角をあげて告げる。

 よし、ここで俺から挨拶をするんだったよな


「お初にお目に掛かります『ガーランド殿下』、私の名前はユガと申します。王都シルヴェルキアの西方に位置する大森林より参りました」

「ヴォーゼニス帝国が王、ヴェドモンド・アーデレリアル・ガーランドだ。貴卿の話は兵から伺っている・・・アドルフと親しいそうだな」

「アドルフ・・・さん、とは初めて帝国に来た時以来、友人としてよくしていただいております」


 アドルフに敬称がいるかどうかがわからず口籠ってしまったが、無難にさんをつけていればいいだろう。


「友の間柄であろう? 我の前でも敬称は省いても構わない。では、本題に入るとしよう」


 俺の心は簡単に見透かされてしまった・・・やっぱり誤魔化せないよね。そして、本題に入ると告げた王は言葉を続けた。


「貴卿が我が国に齎した功績は非常に大きい。魔族と人との間に生まれた溝は、大戦から数百年経った今も尚大きくそして深い。そこに貴卿が一石を投じ、その溝に大きな橋を掛けたのだ。帝国に暮らす数多の魔族と人間に変わって、私が礼を述べさせて貰おう。此度は大義であった、ありがとう」

「あ、頭をあげてください!! 俺・・・あ、いや、私は自分の利益を追求したまでで、その場所が偶々ここであっただけですから!! アドルフとカート様にお力を貸していただき、そしてガーランド殿下が口添えをしていただいた事で実現したことでなので、殿下が頭を下げてまでお礼を言われるようなことは決してありません!!」


 王はなめられてはいけない。それは無論貴族の間でもそうだが、王は貴族以上にその傾向が強い。他社に弱みを見せないためこちらが悪いとわかっていても簡単に頭を下げず、感謝を述べる時であってもその態度を変えてはいけないとされている・・・とサテラから聞いた覚えがある。そんなガーランド殿下が椅子に座ったまま俺に向かって小さく頭を下げて礼を述べたのだ。


「謙遜する必要はない。貴卿は我が頭を下げる程の功績をなしたのだ。此度はそんな貴卿に礼を、そして少し話がしたくて招待したんだ」


 俺はガーランド殿下の顔をじっと見つめ、コクリと頷いた。それを見たガーランド殿下は微笑みを顔にたたえて言葉を続ける。


「貴卿にとって帝国はどう見える?」

「どう・・・ですか?」

「言葉を飾る必要はない。貴卿にとって、この帝国がどう見えたかを率直に聞かせて欲しい。この国を我が納めはや数年、この身を捧げて帝国に尽力したつもりだが、ここに座っているだけでは実感がなくてな。他所から見た我が帝国はどう見えた」

「そうですね・・・」


 帝国がどう見えた・・・ねぇ。俺が持っていた『帝国』のイメージは、戦争によって築いた血塗られた歴史を歩み、巨大な軍事力を持った国というイメージが強かった。けれど、実際此処に来てからイメージはがらりと変わった。


 街の雰囲気は非常に活気に満ち溢れていて、様々な国から人々がやってくる国。良質な鉱石が取れ、軍事国ということからもわかる通り武器や防具の生産が盛んで冒険者がひっきりなしにやってくる。冒険者が起こす問題は兵士によって収められており、冒険者によって城外の治安が守られており非常に暮らしやすい街・・・そんなイメージだ。

 魔族と人とはできうる限りかかわらないという部分はどこでも変わらないけど、先日の一件よりそれはかなり変わった。


「非常に良い国だと思います。露店が多く立ち並んで活気がよく、様々な国から人々がやって来ていることからもこの国が非常に暮らしやすく居心地のいい国だという事がわかりました。それに何より、街の人達の顔からは笑顔が溢れていること、それが一番『良い国』と思った要因です」


 うん。これで大丈夫だろう・・・・・・・・・あぁ、でも、そういえば。


「ただ・・・」

「・・・? ただ、なんだ?」

「兵士の方々はどう思っているんでしょうか? 迷ってはいないでしょうか? アドルフが言っていました。『僕は悩む時がある』と・・・兵士は命を掛けてこの国を守ろうとしています。国を、人々を・・・笑顔を、そこに迷って立ち止まってしまう事はないでしょうか? 剣を手に取って戦う兵士の方々にも、常に笑顔がともるといいのではないでしょうか?」

「・・・・・・」

「私の配下達は、凄く尽くしてくれます。私なんかの為に戦ってくれる時もあります・・・時には苦しく、痛みが襲い掛かることもあります。けれど、それでも笑顔を私に向けて、ずっと寄り添ってくれるのです。配下同士で時にはいがみ合うこともありますが、それを後になって笑い話にできるような・・・そんな環境があれば悩みや迷いはなくなるんじゃないかなと考えました。その為に・・・私は常に配下の傍でいつも笑顔で、配下の皆んなが笑っていられる様にしてい・・・ま・・・す」

「・・・・・・・・・」


 しまったあああああぁぁぁぁぁ!!!!!!

 ついつい口が滑ってしまった。王様にアドバイスなんて、俺はバカじゃないか!! 相手は王様だってのにこんな一介の最弱粘液生物如きが何をほざいているんだよ!!

 俺が言ったこと漸くすると、『王様がちゃんと兵士を労っているか怪しいぞ、だって兵士が悩んでいるからだ。もっと、王様しっかりしろ』と取られかねないことを告げているのだ。


 これはかんっぺきに失礼だし、ガーランド殿下がしっかりしていないと眼前で告げているに等しいんだ。

 そのおかげか後ろにいる近衞兵の鎧が一瞬カチャッて音鳴らしたし、なんだか漂う雰囲気もさっきよりも重くなった気がする。


 ・・・あぁ、俺今度こそ終わったか。

 ガーランド殿下にこんな失礼なことを告げてただで済む筈がない。


 と・・・そう思っていたんだけど。


「・・・ふ・・・」

「ふ?」

「フフフフフ、そうだな。上に立つ者が下に立つ者の力を引き出す・・・そして、下の者は上に立つ者の支えとなる。貴卿はまるで王のようだ・・・君は変わらないな」


 ガーランド殿下は笑い出した。最後の言葉だけは聞こえてなかったが、どうやら王様の満足のいく答えだったようだ。


 近衛兵達が笑い出した王の姿に驚き、後ろの三人についてはカート様はやれやれといった様子で首を振り、リーレン様は困った顔をして笑みを浮かべている、シュライン様はほっと胸をなで下ろしている。


「帝国は良い国であったか。それは何よりだ。そして、兵の労いは行っている。戦場で散りゆく兵であっても笑って逝ける様、我はただ最前に立ち、兵が迷わぬ様、悩まぬ様に導となっているつもりだ」


 そりゃそうだよな・・・俺なんかよりもよっぽど治世者として大成している王様なんだからこんなこと知ってて当然だよな。月並なアドバイスを王様に言ったって意味がない。

 ・・・・・・・・・あ、でも。


「それはガーランド殿下もですよ」

「・・・我もか?」

「つ、月並みな言葉ですが、ずっと王として歩んでこられて、ガーランド殿下はそのようなことないかもしれませんが、悩み・疲れ・迷った時はここにいる皆さんを頼ればいい・・・と思います。私も一人ではここまで歩んでこられなかったでしょう。私の後ろにいつも配下がいて、助け合いながらここまで一緒に歩んでこれたのです」

「・・・・・・あの時と同じ言葉だな。ユガは、人好しが過ぎる。我もそうあれたならいいのだがな」

「は、はい?」

「いや、なんでもない」


 ガーランド殿下は一度大きく息を吐き、俺の目をじっと覗き込んだ後、微笑みを浮かべていた顔そのままに俺に告げた。


「貴卿、以下貴卿の配下達を帝国に迎え入れたいと思うがどうだ?」


 その言葉と同時に、俺の脳内に文字が浮かんだ。






 "受け入れますか? YES/NO"






ハーピーの『報告』日記

海上より報告:交戦の末、船が損傷・・・一時退却。

鉱山より報告:坑道に眠るヌシ、金剛ゴーレム襲来、負傷者多数。

カナンより報告:ファンクラブ内の対立が激化、近日討論会を実施。


宜しければ、本文下にある評価の方是非ともお願い致します!

遠慮なくこの物語を評価して下さい!!


何か変なところ、見にくい、誤字だ!などがあればどしどし教えて頂けると嬉しいです。

(言い換えでこういうのがありますよなどが合ったら教えてください。例:取得→習得、思いやる→慮る、聞こえる→耳に届くなど)

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