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現状:希望の月でした!

怒涛の展開です!

次話投稿は一週間以内です!

 ワシが子供の頃当時族長だったコボルドが残した言葉を思い出す。

 誇り高きコボルドの戦士は、死に瀕する直後に夢のような光景を浮かべると。


 今まで、ワシはそんな世迷言を信じるつもりはなかった。

 しかし、今になってそんな夢に思いを馳せる自分がいる。

 己が寿命にて地に沈むまで未熟な者共の、坊達の成長を見届けてやりたかったと後悔する。


 しかし、その後悔と同時に自分に少しだけ誇りを感じているのもまた確か。最後の最後に前族長・・・親友と同じ道を歩んで死ぬことができるのだから。

 未熟な者を庇って、未来を託した奴のようにワシはなれたであろうか?


 いや、よくよく考えてみると奴には一歩及ばんな。

 未来を託し、その成長を託した奴と、未来には絶望しかないにも関わらず生き延びさせたワシだ。一歩どころか何十歩も離れておるか・・・。


 ワシはとんだお節介を焼いてしまったのかも知れんな。

 それでも目の前で坊達が殺される様を、黙って見ているほど出来たものではない。

 見る者が見れば瀕死のハイオークにトドメを刺していれば被害をもっと抑えれたかもしれないと思うであろう。


 ワシにとって坊達は娘、息子のようなものなのじゃ。

 長年生きてついぞ良い雌に巡り会うことができず実の子はいない。

 しかし、坊達がワシに抱きついてきおった時は可愛いものであった。


 愛おしくて愛おしくて仕方が無かったのう。

 背丈が伸び始め、坊達を訓練に加えた時だ。厳しい訓練に坊達が泣き出すのを見て、オロオロとしていたワシが懐かしい。


 思えば刀坊の才覚には驚かされることが多かったな。

 ワシが教えた剣技を直ぐ様己のものとしていたな。

 自分の才に胡座を欠かず、ただ一心に強さを追い求めていたのう。最初はビービー泣いていたくせに、少し喝を入れてやったら目の色を変えよった。


 その点薙刀坊は努力こそが生きがいと言わんばかりの者じゃったな。

 物覚えはいい方ではなく、何回も同じように反復練習をしてやっと技術を体に覚え込ますことができる。

 人一倍気の強い子で、いつも何かにつけては刀坊と競い合っていた。

 刀坊とはいつも言い争っており、その度に決闘の立会いを任されたのはいい思い出じゃな。


 そんな二人に紛れて目立ってはいないが、無手坊は得体がしれなかった。

 突出した才能はない。いや、強いて言うなら影の薄さだろう。

 訓練は適度にやっていて、全く目立たない。

 しかし、事周りの空気を読むことに関しては二人よりも断然優れている。状況判断能力がコボルト一倍高いのだ。


 三人とも強く、ワシの意思を継いだ子達じゃ。

 小さかった頃に無理をして森の奥に行きよって、ジャイアントマンティスに襲われていたのを助けたこともあったな。

 なぜ奥に行ったのかを問いただすと、ワシにプレゼントなどとは・・・


 その時のことを思い出すと今でも顔がにやけてくるのぅ。

 強く優しく育ったものだ。


 ・・・もうワシも長く生きた。充分すぎるほどにな。

 最後に戦場にて散れるのなら本望か。


 ふむ・・・。まさかとは思うが夢のような光景というのはこのことかのぅ?

 世迷言と馬鹿にしていたが、奴は本当にワシを驚かせてくれるな。

 最後の最後にいい夢を見れたものよ。


 さぁ、もう思い残すことはない。逝こうか。


 眼前にメイスを振りかぶるハイオークの姿が写る。

 泣き叫ぶ薙刀坊と悲壮な顔を浮かべる無手坊、悔しさに目を血走らせる刀坊が目に映る。


 最後くらい、ワシが安心して逝けるように勇ましい顔でもできんのか。

 ハハハッ。あれだけ厳しくしてやったというのに、ワシも好かれていたものじゃな。


 それではの、坊共。


 自分を押し潰さんとするメイスに目をやる。

 その後ろに赤々と光る月がこれから自分の向かう場所へと誘っているかのように映る。


 風を切る音が異様に大きく耳に響く。メイスが振り下ろされる。


 目を瞑り、自分の最後を悟る。


 ・・・・・・・・・・・・・・・?

 体に痛みが走らない。

 何故だ?何が起こった?

 いや、よく考えよう。もうメイスは振られ、痛みも感じず絶命したに違いない。

 次に目を開ければ、そこには死の世界が広がっているのだろう。


 目をゆっくりと開ける。


 一面に広がるのは、赤い月。

 やはりワシは死んだのだろう。


 周りからは音が止み、時が止まったような世界が現れている。


「やはり死んだか」


 動かぬ体に目を伏せる。

 すると、ふわっとした感覚が体を包む。

 暖かく、全身が宙に浮いているような・・・


 そっともう一度目を開ける。

 そして広がっていた。


 奇跡が。


 止まっていた時が動き出し、風の音が場を支配する。

 水の激流の音が響き、眼前に頭、心臓、手、足を貫かれたハイオークが無残な死に様を晒している。

 嗅ぎなれた臓腑の匂いと、夥しい血が広がる。


 地獄のような、天獄のような世界の中。

 言葉を発する権利を許されたのはそこにいる一人だけだということは理解した。


 彼は言った。



「待たせたな」



 赤い月・・・赤いスライムがそこにいた。






 よし、やってやったぜ!!

 一度は言ってみたい名言ランキングの中でも上位にくい込む言葉。


 いやぁ、ハルウの背中に乗ってる時ずっと登場の仕方を考えてたんだよなぁ。

 だって登場する時って決めゼリフあるよね。


 ピンチになって駆けつけるこの主人公感溢れるシーンに最適な言葉を探してたんだよなぁ。

 原作はまぁピンチってシーンじゃないけど、これでいいよね。

 肩に乗ったディーレが、親指を立てる。すかさずこちらも親指を立てる。


 正直言って、コボルドが先に戦場に向かったって聞いて焦った。

 俺作戦内容を聞き間違えたのかなって冷や汗が止まらなかった。

 そしたら、コボルドの独断だというではないか!このやろう驚かせやがって!!


 でも、なんで先に行っちゃったんだろうか?

 勝てると思ったんだろうか?

 まぁ、オークって言ったら雑魚に入るもんなぁ。

 実質オークで怖いのってあのジェネラルオークだもんな。それ以外は対して強くもないし。

 でもここまで数が多いなんて予想外だったわ。報告と全然違うじゃねーか。

 これじゃ数で押されて負けても仕方ないよなぁ。


 ここに到着した時、ちょうど戦場の全体像が見える場所に居た。

 コボルドの後ろは既に瓦解していた。

 たぶん行軍中に奇襲されたんだろう。違うかな?


 でも後ろの方のコボルド・・・なんだろう?周囲掌握ハイパーサーチで確認したけど全然知らないのばっかだ。

 しかもレベルが低かった。後衛は援護か何かなのかな?


 それにしても、到着早々驚いたのは、族長が死んでた事だ。

 ハイパーサーチで後ろの方を見てたら、「コボルド(族長)」と表記されているコボルドが「死亡」になってて驚いたわ。

 でも、刀コボルドとか他の奴らは、族長のことあんま好きじゃなかったみたいだし。

 まぁいいよね。


 で、数が多かったからディーレに頼んで、水で押し流してもらった。汚物は消毒ねと言いながら魔法を放ってた・・・どこで覚えたんだか。

 ディーレの魔法で倒せばよかったと思うだろう。だけどそうすると、コボルドにまで被害がいっちゃいそうなんだよなぁ。水魔法放って、地面に着弾して石が飛んでコボルドの頭にあたって死亡・・・うん、笑えない。

 だから仕方なく押し流すことにした。


 後ろの方は、既に乱戦だったし知らないコボルドが多かったから、前線の顔見知りのコボルドの方に来た。

 皆ボロボロだけど、さすがレベリングしただけあるな、オークの死体が大量に転がっている。


 でも・・・少し不快だ。知ってるコボルドの死体も見つけた。

 まぁ、こんな戦場だし仕方ないよね・・・でもなんだろうなぁ。このイライラ。


 そのイライラを、コボルド達とやりあっているオーク全てにぶつけた結果が今である。


 レッドスライムへと存在発展してから気づいたことだが、触手の届く範囲が驚くほど広がっている。

 コボルド達が密集してくれていたおかげでどうにか全体に触手を伸ばすことができた。


 地面から突き出てオークからオークへと刺し貫いたウィップソードを体に戻す、前に屍を晒していたオーク?を突き飛ばす。

 オークにメイスで潰されそうになっていたコボルドは、ハルウの背に乗せている。

 ハルウの背に乗せられたコボルドは首を上げ、俺の方に視線を向け続けている。


 戦線はディーレさんによって押し流されたおかげで後退し、若干の猶予がある。

 今の内に隊列とか組み直したい。


 ちなみに、前線に居たコボルドの後ろ側には、ナーヴィとユキ、モミジを向かわせている。で、前に来たのが俺とハルウである。


 後ろを振り返り、武器を携え肩で息をするコボルド達を見やる。

 何が起こったかわからず呆然とするコボルド達は俺のことを凝視している。


 ・・・やべぇ。恥ずかしい。

 ダメだ。黒歴史になりかけているぞ。

 何が「待たせたな」だよ。調子に乗りすぎた。


 うっわぁ。やっぱり引いたか?

 目を閉じて、顔?をブンブンと横に振る。


 薄らと目を開いて、もう一度コボルド達を見やると・・・

 全員が両膝を突き、涙を流している。


 おぉう!?

 なんだなんだ?そこまで切羽詰ってたのか!?

 ・・・決めゼリフ考える程余裕だったことは墓場まで持っていこう。


 ゴブリン達は足が遅いし、到着するのはまだ先になりそうだ。

 ちなみにここに来るまでに発覚したことがある。


 俺の配下になった者のことだ。

 実は俺の配下になった奴らは総じてステータスが上昇する。

 それだけでなく、俺のステータスに応じて上昇するステータスに補正が加わる。


 普通ならここに来るまで結構な時間がかかるはずだったが、その補正のおかげでステータスが大幅に伸びたことにより、早く着くことができた。


 進化の系譜ってのはまだよくわからないけど、いいものなんだろう・・・たぶん。


 まぁそれはさておき、この状況どうしよう。

 うわぁ、小太刀コボルドも泣いてる・・・確かおじいちゃんだったよな?


「夢なのじゃろう・・・ワシの眼前に御方がいなさる」

「大丈夫か? えっと・・・小太刀コボルドさん?」


 ハルウの背に乗せられた小太刀コボルドは何事かを呟き、力強く手を握り締める。


 呆然と立ち竦んでいた、薙刀コボルドと無手コボルドがこちらへと駆け寄る。


「爺!!」

「爺様!!」


 駆け寄ってきた彼女らは、ハルウの背中から小太刀コボルド下ろし、肩を貸して立ち上がらせる。

 やがて、刀コボルドがこちらへと駆け寄る。


 刀コボルドが膝を突き、肩を貸しているコボルド二名がこちらを見つめる。なぜだろう?顔が赤い。


「えーと、大丈夫・・・じゃないよね? 遅れてごめんな」

「め、滅相もごじゃいません。こ、こえも我々の不手際故に齎された惨事でございまし。御方に非など一切ありましぇん」

「「・・・・・・」」


 盛大に噛んだなぁ。驚くくらい素晴らしい噛み具合だなぁ。

 どうしようこの空気・・・。と、とりあえず謝ったらダメだったし、褒めておくべきなのかな?


「うん、よく頑張ったな。後は任せてもらっていいから」

「御方・・・」


 刀コボルドの拳から血が流れ、体が震えている。

 やっべぇ間違ったか!?

 ・・・考えてみれば怒るに決まってるじゃないか。遅れてきたくせに何が「頑張ったな」だよ。俺達のために必死に命をかけてたというのに、他人事みたいに言われれば怒るに決まっている。

 どうしよう、どうやって謝れば・・・あぁでも言ってしまった手前言い出し辛い。


「我らは、この戦いで御方を待ち望んでいた。敗北は必至のこの状況の中、自分達の命可愛さに、部族の滅亡を回避するために、御方を利用しようとしていた我々は卑怯者だ。御方は聡明な方、気づいていらしたのでしょう? そんな我らに御方は「よく頑張った」などと・・・」


 刀コボルドは涙を流し、後ろの薙刀と無手コボルドの二人は俯いて目を伏せ、バツが悪そうな顔をしている。小太刀コボルドはこちらを見つめ、スッと頭を下げる。


 どうしてこうなった? よくわからないけど感動している。

 しかも、俺を聡明? んな訳ないじゃないか、一般の大学生だぞ。成績も微妙なんだぞ。

 なんだろう、コボルドの目には何事も良く見えるフィルターか何かがついているのか?

 ゴブリン然り、コボルド然り、俺のことを神様か何かだと本気で思っているのかな?


「族長の命令とは言え、その暴走を止められなかったのは我らが原因。どうか我らコボルドの無礼を許していただきたい。虫の良い話だとは存じております。何度も働いた無礼、そして重ねるように今回の惨事・・・どうか、どうかお願い致す」

「どうか許してはいただけないでしょうか・・・御方」

「アタイからもお願いします」


 いや、まぁそんな謝られてもなぁ。

 別段なんとも思わないし、強い奴に巻かれるって普通じゃん?

 しかも、俺達は同盟を組んでる身だし。

 勝手に先走ったのは確かにダメだけど、結果的に被害が大きかったのはコボルドだしなぁ。


「ワシからも言わせていただきたい。 御方、我らは二度と貴方様に逆らわぬことを誓います。そして・・・」


 小太刀コボルドが二人の肩から離れ、俺の眼前に歩み寄り膝を突く。

 そして、瞳に闘志を燃やしとても老齢とは思えぬ眼光を持って告げる。


「我らを配下として迎えてくだされ。我ら一族の命、誇り、生き様、全てを御方に委ねます。御方が我らを許さず、死ねというなら死にましょう。戦えというのなら戦いましょう。守れというなら守りましょう。御方の命であればどのようなものでも従いましょう。どうか・・・どうか我らを御方の手中へとお収めください」


 そう言って小太刀が膝を突くと、後ろに居た全てのコボルドが膝を突く。

 数は減ったが、総勢50匹以上のコボルドが頭を垂れた。


 う~ん。ゴブリンもそうだけど、何故俺なんかに付き従おうとするんだろうかなぁ。

 まぁ、気が向いたら来いって言ったのは俺なんだけどな。


「あぁ~。うん、いいぞ。配下にしよう」


 そう告げた次の瞬間。ポーンと頭に音が鳴り響く。


 “一定の隷属を超過。「進化の系譜」を自動発動致します。配下となるコボルド全ての系譜を取り込み、新たな器へと昇華致します”


 “ウルフ、ゴブリン、コボルドが配下として正式に加わったことにより隷属数超過を確認。称号:「統べし者」を習得しました”


 よくわからないが何かの称号を獲得したようだ。統べし者?、配下の数が一定を超えると現れる称号なのは間違いない。


 おっと、それよりも先に名前をつけないとな。

 ディーレが大丈夫なの?って顔をしている。大丈夫です。

 こんな時のために、既にここに来る途中じっくり考えていたのだから。


 刀コボルドを「コクヨウ」、小太刀コボルドを「ソウカイ」、薙刀コボルドを「ルリ」、無手コボルドを「キク」とした。

 来る途中無い知恵を絞って考え出したこの名前の由来は宝石から取ってきている。


 すると、またしても前に跪く四匹のコボルドに変化が現れる。


 コクヨウの首元に生えている毛の色が紫色へと変化し、ソウカイ、ルリ、キクは赤へと変化した。

 変化する色はリーダー格が紫色、他が赤色ってところなのかな?ハルウ達とショウゲツ達もそうだったし間違いないだろう。


「御方の御心のままに」


 所持している武器を脇に置き、正座の姿勢を取り、背筋をピンッと張る。

 ・・・うん。腹を見せているのだろう。

 なんだか情けなく見えてくるのは俺だけなのだろうか?


「やっちゃう?」

「え゛」


 ディーレがワクワクしている。

 また大根演技をしなくちゃいけないのか?


「楽しそうだわ。ワクワクする」


 楽しそうにニコニコして・・・畜生可愛すぎるだろう。

 はぁ・・・いつかの厨二病みたくならないといけないのか。いやまぁ、経験はあるんですよ。

 だけどね、思い出したくもないあの頃を思い出すんですよ。それがイヤでイヤで・・・。

 眼帯を買ったあの日の思い出には二度と思い出さないように蓋をしよう。


「どーんと行くわよ」

「もうどうにでもなれ・・・」


 水を操っていた魔法を中断し、両手に精霊力を宿す。

 俺も魔力を練り上げディーレに送る。

 やがて片手に溜めた精霊力を俺の身体へと宿す。


 スッと目を閉じて、厨二スイッチをオンにする。

 よぅし、気分が上がってきたぞぅ。目を開き、厨二メーターが最高潮になったのを確認する。

 ハルウの背に乗り、目をランランと輝かせるコボルド達を見渡す。


「さぁて、今お前達コボルドの命を握っているのは俺なわけだが。何か文句がある者はいるか?」

「「「否!!」」」

「よろしい。では、お前達を配下にしてやったわけだが、俺に対価として何を授ける?」

「「「全て!!」」」

「ふむ。口で言うは易い事だな。どう示す?」

「「「敵の屍を御前に!!」」」

「よろしい。周りを見るがよい! 思いを託し、散っていったコボルド達の亡骸がある! その者達の無念を、今晴らすぞ!!」

「「「おぉ!!」」」

「「お前達のような未熟者に前は努めさせれない。故に・・・俺に続け!!」

「「「「「オオオオオォォォォォ!!!!!」」」」」


 さぁ・・・戦争の始まりだ。


主人公無双の幕開けです!


何か変なところ、見にくい、誤字だ!などがあればどしどし教えて頂けると嬉しいです。

(言い換えでこういうのがありますよなどが合ったら教えてください。例:取得→習得、思いやる→慮る、聞こえる→耳に届くなど)


感想なども気軽にどしどし送ってくださいね!

活動報告(私の雑談場)の方にもコメントどうぞ!

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