表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

橘黄輝、彼と会うのは四年ぶりだ、

顔も大人ぽっくなっていて、成長を感じていた「政近、お前変わらないなぁ〜。

四年もたってるのに。」

「橘君はだいぶ変わったね!」

「まぁ四年たってるしな。」

黄輝はそう言いながら笑っていた。

「別にメールもしてたし、そこまでの

もんじゃないだろ。」

「うん!いつも橘君の寒いネタばっか聞いてたよ。」黄輝は少し恥ずかしそうにして、「うるせーよ。」と笑顔で言った。「んじゃ、そろそろ行くかとりあえず歩こうぜ。」

「うん。」

「まぁここはいろんな物がある池袋だぜ、大抵の物がここにあるし。」

「へぇーそうなんだ。確かにドラマとか小説とかの舞台に池袋ってよくあるよね。」

「そういえばそうだな、じゃあどっか行きたいとこある?」悩むな〜そもそも何があるか知らないし、ドラマとかで有名

な場所で一箇所思いつく場所があった。

「ねぇ、西口公園ってあるよね。」

「ん、何?西口公園に行きたいの?」

僕は首を振りながら否定した。

「だって、あそこカラーギャングとかがいて危ない場所って聞いたよ。」

黄輝が口を大きく開け笑った。

「ドラマの見過ぎだ、昔はそうだったかもしれないけど今はもう大丈夫だろ、

まぁカラーギャングは、最近ちょっと見るようになったかな。」

「てゆーか、まだ6時半だぞ、こんな時間にいないって。」

「うーん、じゃあ今の池袋は安全?」

「俺もよく知らないけど、昔に比べたらだいぶいいんじゃないの。」

「昔と比べないで今の池袋は?」

「危ないって言っても、カラーギャングや暴走族だけじゃなくて、もっと危ないのも山ほどいるしな。それに、本当にヤバイやつもいるし、、、でも、お前は自分から喧嘩ふっかけたり、しないやつだから、大丈夫だろ。」

「へぇーそうなんだ。」でも、カラーギャングや暴走族よりもヤバイ人というのが気になったけど、これ以上質問するのはやめとこう。

二人は人混みの中を歩いていく、周囲を見回すと、巨大な電光掲示板やポスターなどが飾られていた。

街を歩く人も多種多様にわたり、サラリーマンや女子高生、外国人などたくさんの種類の人がいる。僕にとっては何もかもが、真新しく見え、まるでテレビでよく見るドラマの中に入ったような感覚がした。僕はここで何か変わることができるんだろうか、何ができるんだろうか。

今から始まる生活に胸が踊らずにはいられない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ