初めての共同作業(意味深)-6
不思議なことに、授業中の彼女は静かだったりする。
一度理由を聞いてみたところ、「だって、授業中は迷惑になるじゃん!!」とのことでした。
では私に迷惑かけるのもやめませんか?絶対やめませんね。
「…えー、じゃあこの問題を…新海。解いてみろ。」
因みに今は数学の時間。私は数学はそんなに得意な方じゃない。
「はい。x=7です。」
「正解だ。よく勉強しているな。」
はい、完全に別人ですね。本当、誰?って感じです。
更に不思議なことに、なんと小雪さんは勉強まで出来る。絶対馬鹿だと思ってた人多いと思います。
毎回宿題やってこないのは面倒だかららしいです。死にさらせ。
(…いつもこんな感じだったらいいんですけどね。)
本来、彼女のイメージは才色兼備文武両道正統派美少女だ。見た目は。
今はそれに限りなく近い。それも後十数分で終わってしまうんですが。
チラリと小雪さんの方を見る。
「早く放課後の練習したいね、陽菜ちゃん!!!!」
と目で全力で訴えていた。何も言ってないのに五月蝿いと感じるなんて凄まじい目力だ。
「…そうですね。」
と私も小声で返す。生憎アイコンタクトが出来るほど目力無いので。
満足そうに何回も頷くと、また授業中の彼女に戻る。
これだけ見たら本当に美少女なんですよ。
でもちゃんと分別をわきまえている彼女は本当に偉いと思う。
だから私にも気を遣ってくださいお願いします。




