目次 次へ 1/8 序章 「心の中に棲む獣」が暴れだしそうになる。 鎖を引き千切り、ただ本能の赴くままに ナニモノにも囚われることなく 疾風り出しそうになる。 身を委ねられたら どんなにか楽だろう。 そう想いながら、鎖をきつく きつく締め直す。 また、ココロノナカに閉じ込める。 そのたびに、ドコカが壊れてゆく…。 鎖縛の音は、心が壊れる音に 似ている。