秋の夜長に

29、歌を聞きながら

　私は歌が好きで。

　囁くような歌い方。

　高く澄んだ声。

　低くしっかりとした声。

　人によっていろんな声や歌い方がある。

　それがまた聞いていて心地よいのだ。

　また、ヴァイオリンの音も良い。

　雅楽器の篳篥(ひちりき)も。

　世の中はいろんな音が溢れている。

　私もつい歌ってしまう時があった。

　その時は嫌な事も忘れられた。

　私の歌声は変だろうな。

　でも歌うのをやめられない。

　聞くのもやめられなくて。

　どちらも私にとっては大事なものだから。

　あなたはどんな歌が好きだろう。

　どんな歌や曲でも作った人の気持ちやいろんなものが詰め込まれているから。

　聞いてみようよ。