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お寝坊さん
分からないことだらけですがよろしくお願いいたします(*´︶`*)♥️
「お嬢様、朝でございますよ。起きてくださいな」
その声を聞くとそんな時間かと思いながら少女は起きる。そして、鈴が鳴るような声で
『おはよう……おやすみ』と二度寝しようとした
が、
「あらあら起きないとダメじゃない。お父様も待っているのよ。ララ」
その声を聞いた少女はのんびりと起き上がり
『はぁいお母様…』
眠そうな顔をしてそういった。
半分寝ながら侍女に支度されて父と母が待つ部屋に行った。
『おはようございます…お父様お母様』
「おはようララ今日もなんて可愛らしいんだ」
と父がおでこにキスを落とす
「おはようララお寝坊さんね。」
と母が微笑みながらハグをする。
それが毎日の朝の日課だ。
少し、いやかなり溺愛されていると思う。そんな優しい両親だからか、私は4歳でありながらもマイペースをこえた、のんびりすぎる子に育った。
今まではそう思っていた
次をお楽しみに。。。(●︎´▽︎`●︎)