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アンタに支配されたい  作者: りょー
第1章
2/3

俺が先生を好きになったあらすじ


最強のチョロイン誕生‼︎

主人公に攻略されなかったけど先生には秒で攻略されるっていうね←







きっかけは些細な事……ではなく、俺が学園に滅多に登校しない事が原因だった。





ケンカは純粋に楽しい。なんて言うんだ?こう日々の鬱憤が晴れるのだ。いつ主人公に遭遇するかと言う不安とか、俺の病的な欲求という名の性癖がバレてしまったらどうしようとか、……ストレスが…ストレスがぁ……!!





と、こんな感じで俺は生活していた。因みに学園に足を踏み入れたのは入学式以来だ。





そして、俺の運命の日も俺は路地裏に連れ込まれてケンカしていた。





俺はケンカしている時は一応黒いデボデボ耳穴抜きフードを着用している。まあ、黒豹は戦闘欲+が多いから、たいして珍しくないのだが。





その日は本当に酷くイライラしていたのだ。理由は簡単、主人公らしき人物に遭遇しかけたからだ。入学式から早2ヶ月、主人公が病的な欲求が見えるようになるのは、1学期の6月頃、バッドタイミングも良いところだ。





だから、チンピラ共をけしかけてアジト…じゃないな。なんか集まり(数十人)のもとに自らお頼み申すをしちゃいまして……てへ☆





まあ、最初は圧勝でしたよ。黒豹ですし、豹ですし。けどやっぱり数が数だから、ちょーーっと不利になってきたなって思ったところに





大きな白い翼のフェニックスの獣頭人が、チンピラ共を吹き飛ばしていた。





その姿はさながら天空の王者だと、今でも思う。





その姿に、俺は呆然と……いや、見惚れていたのだろう。





風を纏い全てを切り裂く姿に、白い翼が赤く染まる姿に、……獲物を狙う、その瞳に





魅入られたのだ。魅入ってしまったのだ。





それと同時に、俺の中の欲求が暴れ狂う。







………………イ




…………サ、レタイ




……支配、サレタ、イ








ーーー支配サレタイ








俺の首に証をつけて、俺の身体に烙印をつけて、俺の心臓を握り潰して、俺をその瞳で見つめて、俺を壊して、骨まで食らって






傷をつけて、深い傷、一生背負わなければいけないくらいに








感情が暴走してしまう。自分の動悸と吐息で頭がイカれてしまう。




とうとう、立っていられなくなった。





ゲームでの黒豹黑もこんな想いをしていたのだろうか。自分が自分ではなくなる感覚、思うように動かない身体、まるで媚薬で脳を犯されたような刺激、この男に支配されたいと叫び続ける心。いや……少なくともゲームでの黒豹黑は主人公と出会った時も、主人公に欲求を満たされても、こんなコトには、なっていなかった筈だ。





「おい、怪我はないか…?」





チンピラ共を踏み抜いて此方にやってくる男は、さっきの雰囲気が嘘だったかのように、俺を心配そうに見つめる。





「病院…行くか?」



「…………」





フードで顔が見えていないから、どう接していいか分からないんだろう。それでも男はしどろもどろに俺に近付いてくる。




「おいおい、返事してくれよ。なんてゆうか……こう、話し辛いと言うか。」





その時、ご都合主義みたいに隙間風(強)が俺のフードを脱がす。





俺の顔を見た瞬間、その男は驚いたように俺をガン見し、終いには顔を真っ赤にして口…いや、嘴をパクパクとする。





「おまっ……!?お、おおお、お、女!?」




どうやら女である事に驚いたらしい。何故ならそれは、ケンカしていたのが女だったという驚きではなく、女という生物だった事に驚きを感じている風に見えたからだ。




男が勝手に硬直している事を良いことに、俺は男に近付き、男の頭をおもいっきり下げ、俺と背丈を無理矢理合わせーー男の嘴を舌で舐める。





男が驚いて嘴を開いた瞬間、自分の舌を男の舌に絡める。男が驚いて離れようとするが、優しい男なのだろう。今、自分が離れたらその衝撃で俺が尻もちすると思ったんだ。それを良いことに俺は好き勝手に口を荒らす。





男の唾液を飲み干せば、男が俺のナカに入っているような感覚がして子宮がキュゥッと甘い締め付けをおこす。





男が酷く苦しそうな顔をする。鼻で息をしようとしないところから此奴は女慣れしてないなと理解する。





挙句の果てにムッツリだと理解したのは男もその気になってしまったのか、それとも牝に誘われたからか、はたまた理性VS本能でついに本能がwinnerしたからか、まあ、何れにせよ男も俺の舌に絡めた時に男の膝がオレの敏感なソレを刺激したのと、抱き締めようとした時に尻を揉んで男がビクついたからだ。







舌と舌を絡めたが、男は俺に力が入らないと踏んで俺をそっと離す。その瞳は残念ながらあの凶暴な獣の瞳ではなく、如何すればいいか分からないという瞳だった。




俺は困惑している男を自分の体重で押し倒す。屈強な身体は最も簡単に倒れ、少し笑ってしまう。





「お、おい……」





男は「おい。」が口癖なのだろうかと思ったが、俺はそんなの関係なしに男の耳元をはむっと甘噛みする。それに良いリアクションする男に俺は吐息交じりにこう言った。





「…俺が欲しくないか……?」







次回は先生にガンガンいこうぜのチョロインちゃん。学園に侵入(登校とは言っていない)しちゃうよ☆

この小説は不定期更新です←




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