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アンタに支配されたい  作者: りょー
プロローグ
1/3

俺が先生にアタックするまでの話



あっはっはー、長期休暇のノリで書いたぜー‼︎








どうやら俺はエロゲーの世界に生まれてしまったようだ。




《ケモミミもみもみ》というエロゲーは、大人気のゲームだった。

攻略対象は多い、ルートによっては学園全体の女子が攻略対象だ。俺的には特にメインの攻略対象は滅茶苦茶可愛かった。



このゲームが人気な理由は世界観にもある。このゲームはタイトルを見れば大体分かるかもしれないが、この世界はケモミミ、ようするに獣人の世界なのだ。



それと同時に、この世界には特殊な設定がある。それは獣人には必ず《病的な欲求》があるというもの。三大欲求は誰もが知ってるだろう。その三大欲求以外にも、病的なほど求める欲…

例えば独占欲+だったら、『独占したい』独占欲−だったら『独占されたい』と表記される。

この病的な欲求は獣人1匹に対し、1つは必ずあると言われ、自分以外この病的な欲求は分からないのだ。…普通は





まあ、そんなエロゲーに向いている特殊設定が人気を呼び、瞬く間に有名になった。





そんな俺も友人に貸してもらいプレイした。本当に凄いと思った。ゲームも程々の難しさでやりやすかった。ただエロ8割ストーリー2割を五分五分にして欲しかったくらいだ。





そんな俺は皮肉にも死んだ。死んだ原因は事故死。なんかトラックに轢かれた。




いや、前世の俺の話なんて露ほど興味ないだろうし省略します。




問題は、俺がこの世界でモブ中のモブに生まれていたらどれ程良かっただろうって事なんだよ。





本っ当に、どれ程良かっただろう!!





だが俺が生まれたのは豹の一族

ここで俺は凄く嫌な予感がした

病的な欲求は赤ん坊、と言うより自分の自我が確立したと同時に病的な欲求も確立する。

もし普通の豹、つまりモブ豹なら病的な欲求は似たり寄ったりで戦闘欲+や孤独欲−である。

どうかそこらへんで頼みます!





…とか思ってた時期もありました。





俺の自我は生まれた瞬間に確立していた。前世の記憶があるからそれは当然だが、俺の脳に刻み込まれた病的な欲求は





支配欲−





その時俺は全てを察した。




此処がエロゲー《ケモミミもみもみ》である事も

自分が、そのエロゲーの攻略対象である黒豹クロヒョウ クロに転生した事も





ーーーーーー




《ケモミミもみもみ》

主人公は獣人でありながら耳と尻尾が生えていない亜種であるため、見下され生きてきた。

そんなある日、主人公は突如、獣人の《病的な欲求》が見れるようになる。

主人公は自分を見下してきた獣人への復讐のため、そして自分の病的な欲求の為に学園の女子生徒を虜にする。




と言った感じのエロゲーだった。因みに主人公の名前はゲーム初期に何があっても記入しなければいけないので主人公としか呼べない。





因みに主人公の病的な欲求は支配欲+





……分かった方は分かったと思うが




見事に俺の支配欲−と相性良いですね。嬉しくないです!ありがとうございません!!




とまあ、主人公の説明は大体したので次に俺こと黒豹黑について説明しよう。俺は少しこげ茶が混じったような黒の少しウェーブがかかった長髪、少しつり目な金色の瞳、まあ、ぼんきゅっぼんの身体に褐色な肌。黒いケモミミに黒い尻尾。そして性格はヤンチャ、と言うよりヤンキー。もっと詳しく言えば無口系ヤンキー。




だが、何度も言うが俺は支配欲−である。

もう1度言う。俺は支配欲−である。

つまり、病的なまでに『支配されたい』のである。





ようするに

俺はとんでもないド変態マゾ女なのである。





俺のルートでは、まず主人公と偶然出会い主人公に性癖…ではなく病的な欲求がバレてしまい、最終的に俺は主人公のペットになってしまう。ハハッ、ワロスワロス




余談ですが、主人公学園支配ルートでは私は主人公の玉座となりました。分からない方はこれ以上ご閲覧しない事をおすすめします。なんか敬語気持ち悪い事になった。




そんな俺だが、取り敢えずスクスク育ちましたよ。俺の一族もとより家族は元々放任主義の為あまり関わりがないけれどスクスク育ちましたよ。





そしてケンカなう





…え?話が繋がってないって?

そう思った方は話の最初の方に戻って欲しい。俺は記した筈だ。黒豹の病的な欲求は戦闘欲+や孤独欲−であると、ようするにそれっぽく振る舞ったら俺の病的な欲求は戦闘欲+って思われるんじゃね?と考えたからである。





まあ、原作の黒豹 黑も同じ事してたけどね!!





だが、俺は主人公のペットにも玉座にもなりたくないので、俺は学園では何があっても主人公にあってはいけないのである。主人公に出会った瞬間俺の明るい未来は消え去る。跡形もなく…




なので、なるべく学園に行かない。最低限の登校しかしない。知らない奴とは話さない。






ぼっち最高ヒャッハアァァァァァァ!!







とか思ってました。




いや、俺も思ってたんだよ?けどね、まさか思いもしないよね。




原作に登場すらしてない教師に恋するなんてさ






次回は先生出すよ‼︎

この小説は不定期更新です




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