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異変

しばらく間が開いてしまってすいません。

更新です。

感想等をお待ちしております。

部屋に着くやいなや、俺はベッドに横たわった。

 何しろ、今日一日動きまわったりして体が疲れていた。そんなため、俺はもうがまんをすることが出来ずに、こうなってしまったのである。

 時刻はもう七時を回っており、長いほうの針が四を指していた。

「疲れたわー。もう寝るか」

 そう呟くと、

「一緒にお風呂でも入る?」

 いきなり入ってきていたのは樟葉だった。

 しかもとんでもねえことを言ってやがる。

「んなわけねえんだろ。先入っていていいぞー」

「そう。残念だなー」

「残念で結構」

「じゃあ先入るよー」

 俺はその問いかけに、頷き、樟葉は出て行った。

「ノックくらいしろよな」

 独り言だ。

 しばらくすると、樟葉が「空いた」とのことで、俺の部屋にノックをせずにやって来た。

 ぼーとしている俺にとってはほぼ不意打ちみたいなことでしたので、ビクッと体を地面に浪打ちされたかのような魚の如く震わせながら、ベッドから飛び起きた。

 文学小説みたいに語ってみたものの、やっぱ状況は変わらない。

 ベッドから飛び起きた俺はそのまま風呂へと向かった。


 風呂から上がった俺は、部屋に戻り、部屋の整理をしていた。

 机やベッドの位置取りは大方終わったものの、教科書などの小物類の置き場所が決まって無かった為、今はそれを決めていた。

 だが――

「めんド、明日の朝にでもやるか」

 俺の集中力はログアウトしたみたいだ。


 それからどの程度時間が経過したのだろうか。

 俺は確かにあの時就寝したはずだ。

 けれどもどうだろうか、読者みなさん。

 もし、夜中に起きてしまったらどういたすか。

 ふむ、普通の時ならそのまま寝てしまうだろう。

 しかしその起きた理由が普通ではなかったらどうだろう。

 そう、普通ではなかったんだ。

 俺の周りからはブンブンという音が継続的に鳴り響いている。

 蚊ではない。

 俺は恐る恐る目を開ける。

 まず目に入ったのは闇にある天上、そして蛍光灯だ。それは何ら変わりない。首を横に向けると、机があった。

 何もないのに・・・・・・?

 ということで、一旦体を起こそうと、した時――

 体が上がらない――!!


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