~白兵衛(しろべえ)の生憶(きおく)~(『夢時代』より)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
~白兵衛の生憶~
…湯玉へ乗り手が奇怪を連れ添い、引く手数多の暗黙の許容から構成ばかりを受け付け続けて、日々の離散に鈍れる両眼は滑稽ばかりをその掌に抱いた…。一人の化色に猫が寄り添い、漆黒く流行れる景色の裾には黙して便れる離散が跳び交い、日々の目下で起死を幻見る緑日の欠伸を久しく識った…。自体の過去から燦々輝く無為の陽玉は腰を落ち着け、未知に育む未来の独理を脚色して生く傀儡を得た…。幻の小界の未来の八性は、無根の日々から栄華を観て居る…。
*
…白兵衛が出て来た。相変らず、丸い頬っぺたと体をして居り、首輪をされながら、「首輪の範囲で運動するのは、猫にとって良い事やねんで」と俺の母に言われながら、白兵衛は、自分に与えられた餌を一生懸命に目を瞑りながら食べて居た。
*
夢想の個録に陰りが導き、小宙の目下に体が嬉しく、人間の空間に不本を焦がせる旧い初夏への希望が発った…。白亜く寄り付く不彩の艶には架空の様子が不悶を彩り、人間の高さに寄り付く姿勢は意気地を堕とせる不利口へも跳び、幻想の神秘と大海に辿るは無想の揺蕩は…、人間の余命に乱心が憤る螺旋の流行を空虚に化えた…。白亜く成り立つ不彩の体裁は楽を透せる神秘を貶め、未信に授ける無機の柔裸は男女を齧れる孤踏を折った…。小口に活き尽る旧い幻想には漆黒く成り立つ架去を傾げる夢想に見立てて、一人に勧める紅い日々には、孤踏と輪舞曲を個々に届ける小宙の〝お唄〟と滑稽にも成る…。日々に活き着く過去の日々には旧い孤独と艶など色付き、一幻と活路の不装の透りは無知に片付く白亜を識った…。一人に息衝く文言の端から不毛に落ち着く孤独を立たせて、小宙を待たせる固陋の行方は厳思亜を気取れる惨さを語れる…。不毛の宮に過去が轟く幻覚と神秘の逆行と同じく、一体に踏ませる螺旋の逆行は不通に彩る生気を飼った…。一人と無口の色香の途切れは過去の無知へと孤動を脱け出し、漆黒く流れた一人の幻覚には女性の脆さを透かして行った…。非道に弾ける懊悩の道標は軌道に乗り出す乱心を焚き付け、無類の吐息と声命を安転がす神秘と不思議に躰を保った…。無垢に成り立つ不機の色香は無知に拡がる孤労を象り、不知の行方に彩り始める不幸と未完の喝采など観た。白亜く成り立つ不毛の小敗地と日鉢の許容には、旧く始まる孤独と脚色とが不俱に始める形象を馴らせた…。無心に色付く不幸と脚色とは日々に堕とせる乱心に落ち着き、転々(ころころ)按転がる過去の若輩は日々の流行を優れて保った…。一人の明朗に〝行方〟が木霊し、愚弄に活き着く夢想の角には自己の気付きに躰を盛り出し、白亜く発たせた労苦の翌朝には門を尖らす夢想と成った…。
*
…俺と、俺の母と、俺の父と、白兵衛と、日溜りの緊い女性と、未知先生の残像と、栄子の写真と、E教会で見知った嫌な男の子の写真とが、主に出て来たのを記憶する。あと、俺の父方の田舎の何人かの気配が在った。そして、母方の実家の従兄弟(従姉妹)達の気配も在り、母の母、詰り俺の婆ちゃんと、やっちゃん等が出て来て居た。やっちゃんは気配だけで、顔や体は出て来なかった。
*
過去の幻想から凝りが沸き立ち旧びた過憶は毅然と在れども、安い愚痴から延命を吐くのは優れた夜明けのきらいに在った…。無益の小口から意味を忘れて憤慨するほど乱心は成り立ち、幻の霞が未完が期すのは〝しどろもどろの悶様〟だけにて、富める過去の懊悩は概きく夜半の中身は毅然に培い、昼の最中へ投身して生く不甲斐の人形は脆さを割った…。自己の過去から人形を見究め、旧びた背中は懐疑を崇めて、器用に意味する乱心の安転は機運の導に夜波りと鳴き、明日の高嶺に身悶えして生く不装の化色は花燭を点し、一幻を追うまま未活に飼うのは寡暮らしの一男であった…。一人の両腕に物怖じして往く精神の日蓋は一進月歩で、一人の当てから四季を忌むのは佳日に埋れた季節であった…。一人の温味を故縁に見定め、未来を詠むのは未完の至月で「…核を保たぬは男性の恥…」等、宙を彷徨い虚空を打った…。過去の肢体を浮き彫りにして、実しやかの巧みに退いては、幻想と自己の刻に対せる夜半の悩みを可能にする儘、漆黒く流行れた旧い佳日は流儀の内へと流れて入った…。幻の生憶に流れた井戸には岡目の気性が故縁を見忘れ、他の悪事を嘆き羨む不遜の道標が凝りを描いた…。変身して往く文言の陰には未一に輝れる白衣が浮き立ち、一人の孤独を個録へ化え往く旧い具像が千夜を忘れて、人間の翌朝から素顔を消し去る強い身重は愉快に廻り…、一人に培う孤独の居間では生絆を添え得る仮病を弔う…。自己の傘下に〝微妙…〟が活き発ち、幻覚の混沌が微妙を切る頃、一人と自体の具像の房には暗黙を奏でる音叉が鳴った…。奇妙に贖う化色の要は、自体の未知へとその芽を抜き取り、自由の理郷から寂れた郷まで、俚諺を吐き往く無知を齧った…。一人の誉れに悪態吐き生く〝苦労と邪気…〟との音叉の界は、人間の小界に未解を見出す不解ばかりの小界を脱ぎ捨て、一幻に啄む未信の進歩を鷲掴みにする退歩を保った…。自由に損なう自主の嫉みは、離姦に伴う術を識らずに、悪しき罠より悪巧みに言う乱心の総理を躱し続けた…。不安と現行とが弔い始める未屈の演戯は灯篭に点り、夢中に兆せる夜半の迷いは熟女の照輝りを盛りに保った…。嗣業に遺棄する無情の総ては肌理を忘れて未来へ羽ばたき、白亜く限れる小心の総理は人密に咎める卑しさから成る…。
*
…俺と父は、曇り空の下、何か、D大学Kキャンパスが在る、あの山手線の坂の様な場所に居り、俺と父の他に、俺の知り合いが居たような気がする。その中で、和気の婆ちゃんがアルツハイマー病で呆けて来て居るからと、婆ちゃんが婆ちゃんの自宅にきちんとかえれるように、二人して付き添おうと試みて居た。父の車が二台、坂道に在り、一台は前に買った(もう廃棄されて今は無い筈の)クラウン、もう一台は今乗って居る新しいクラウンである。新しいクラウンは夢の中で映らなかったが、古いクラウンは、もう金が無くて軽しか持てない俺の物に成るかも知れない、等と言う期待を俺に与える形で、俺の目前に在った。もしかしたら、貰えるかも知れない、と俺は父の承認を期待して居た。
*
人間の明朗が過去を打ち消し、人物の見事に遠さを問うのは、不毛に活き生く精神の積もりと魅惑を賭けた女性の千夜で、奇妙に咲けない尖りの快無を無知に化え生く景色を保った…。非道に活き抜く孤独の自主が情事に手向ける翌朝の寝言は、身欲の寝床に緊く固まる不安だらけの暴力を誘い、暗黙の淵へと静かに落ち着く固陋と義務との灯を保った。女性に息衝く男性の揺らぎは未知を訪れ呼吸を惑わし、女性の化色を過去に溶け込む幻覚の波から感覚を買った…。未知に傅く魅力の総ては自体に未来を捕えて、暗に逆巻く孤独の住処へ奇怪を齎す運河を識る迄、一人に落ち着く波動の暗とは感覚に伴う輪舞曲を観て居る…。一人の寝室を人徳に見定め、世迷の総理を乱心に問うのは、過去に落ち着く無心の共鳴と人物の見事の空虚に落ち着き、不和に囁く日々の揺蕩は理知に飛び込む脆弱差を保った…。翌朝に注ぎ込む幻覚の列に〝自己の宙〟など自由を取り巻き、幻覚の肢体に既存が棲み込む人間の八性は遠さを打ち出て、自己の暗黙から誠を取り置く非道の感覚が宙を観るのは、自由を愛して乱心を装う不安と八性の神話と成った…。分厚い景色に感覚が成り立ち、一人と乱心の魅惑の様子に未来を知れない千夜が生くのは、旧来挿話に追い着く間際の人間の化色と有頂の精華にて、安く成り立つ神秘と気色は表情を保たない曲輪を観る。陽に培う小敗地の化色は幻の魅力を一女に訴え、不法に伴う愚かな気色に過去を追い駆け自由を奪い、一人の途切れに未信を想わす鳥の翼と歴史を買う内、一人の背中へ素成り跳べない自由の刃取りを大海へと投げた…。一人の生録を未知に積むうち精神の揺蕩は〝自由〟を看破り、過去の活き血を乱心に詠むのは幻覚の快無と気性を同じく、一人の行方に逆行を識らない他己の四季と仄香を愛して、幻覚の装備に未完を想わす無知の繁みにその身を描いた…。呼吸を発狂わす乱心の繁りは未知を培う野望と同じく、女性と未との吐息の空間を宙に安める個録と訴え、一人の間近に美声を撓める安い目下の落ち葉と日々には、個々の目下に可笑しく並べる奇憶の吐息を凝らせ始めた…。一人の生憶に未解が佇む既知の縁には青空が落ち果て、白亜く爛れる孤独の人壁から可笑しく突き出る見様の岐路には、過去の透りが災い成る哉、旧来に保てる無彩の景色の中身に寄る内、一人と未とが故郷を保てない〝返り咲きする傀儡…〟を保った。一人と自己の興味の宮は独理を忘れて木霊を消し去り、幻覚の震えに理解を手向ける見様の気色を邪気に詠み捨て、浅い佳日と自己の無機から乱心を仕向ける傀儡を飼った…。無心に傅く乱心の暗から人間の魅力は木霊を蹴散らせ、仮想の総てをその絵に定める理知の遊戯は無力を訴え、漆黒く静まる火急の経過は奇憶の様子と利算を試み、理知に仕留める無様の自然は凝りを脱ぎ捨て独理を描いた…。無知に息衝く木霊の吐息は青空の欠片を自由に集めて、未知の吐息へ自在を操る不毛の小敗地の行方を識った…。老いを気にした精神の理性は理解と空虚の絵日記など観て、「自由」を振舞う個々の揺蕩に奇憶を見付ける両刃を着飾り、旧い歴史物へと呑まれ始める人間の個録と杜撰を観て居た…。自由を踏まえて快無を画にする利算と揺蕩の奇憶の許容には、白亜い四季に素通りして生く「未来を見送る手先」と同じで、翌朝に景色を見守り続ける無様の長寿を絵にして描いた…。幻想の小界に身憶が伴う陰府の肴は自由を平らげ、旧い住処の自在と故縁は呼吸に逆らう活命を観た儘、漆黒く途切れる個々の自然を身憶に捧げて自由を切った…。女性の過去から愚行が集まり、自由を芽に描く夜半との契りは、旧く見積もる古都の生憶と身重に消される自覚と同じく、白亜く観られる人形と未との翌朝の揺蕩に満ち溢れて居た…。
*
…何か固い、投げる物にしたら大きな物体を、父は俺に向かってか知らないが、空高く放り投げ、案の定、その物体は、古いクラウンのボンネットの上に落ち、そのボンネットに深い割れた傷が出来てしまった。「ほら、そんなんしたらこう成るに決まってるやん。割れるに決まってるやん」と俺は父に言い、他に居た俺の知り合いの様なもう一人の男も、同様に父を責めた。父は、跋が悪い様な表情をしながらも、やはり、やや頑なに自分の体裁を繕って居た。
*
幻の凝りにその芽を引き寄せ不悶の自然を美声に呼ぶのは、過去を忘れた生憶の傍にて〝行方知れずの愚像〟を追い駆け、秘蔵の目下へ感覚を画せる無意識から成る女宴であった…。既往の人陰から無信を絵にした一人の陰りは未婚を助けて、過去の故縁が空虚を装う非道の自主が心身を問うのは、白亜い四季に活き活きして往く不在の八性と小鳥を愛して、夜半の目下に道を切り裂く脆弱い進歩をその掌に拡げた…。不等の感覚を自己に問うまま過去の懐疑を両腕に抱き込み、一人自主を孤独に配する暗の感覚は鼓膜を保ちつつ、低い小界の文言を問うまま非道を訓えた安堵を脱ぎ捨て、暗黙の両眼へ宙が追うのは紺い感覚の木霊と成った…。一幻の木霊を悪夢に取り添え、意味を忘れた孤独の大手は、低い宙から界を象る陰府の木霊と用意をした儘、小宙を育てる虚空の叫びは共鳴を馴らして木霊に返れる…。欲を保たせた人頭の大器は低い白雲から故縁を呼び捨て、人間の孤独を女性に沸かせる不毛の温度をその掌に展げて、幻覚の人形を快無に翻せる不能の落ち度は目間狂しく成り、表情を保たない孤独の色素は有名無実に遁々(とんとん)散った…。一男と女性の孤独の自然は滑稽から観た無用が成り立ち、漆黒く吟味わう惨さに寄り付く不意の集成を過去へと相し、白亜く尖れる紙の薄味は脆弱く漂う滑稽差を観て…、緊い女性の千夜の許容から故縁を忘れて長者と成った…。端正に焦がれる肉の膨には私宝の柔味が気楼を追い駆け、日々の肴を明日に逆行せる不能の賛美と合流しながら、過去の概さを精神に迷わす不意の感覚と幻とを愛し、一人の孤独が枯渇に這い出る理知の生憶を可笑しく問うた…。暗黙を奏でる人頭の気色が小声を挙げつつ雄々しく飛んで、小宙の渡りが烈しく成るのを木霊の生気は見事に呈せ、一人の自主と個録の坊には脆弱い生憶を文言に追い駆け…、一人の理性に理知を飼うのは旧に飛び立つ滑稽だった…。一女の小界に御殿が表れ、未完に逆らう故縁の生跡には、旧来独語が純心を費やす不能計りの女性が発った…。
*
…俺と父が和気の婆ちゃんの介抱に向かったのはそれからである。婆ちゃんは初め、一人で行ける、と俺と父とに納得されて、何処かで俺達と別れ、帰路に就いて居た。
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…過去に弛めた後光の加減は〝選り取り見取りの呼吸〟を準え、自体の未知から純心を紐解く脆弱い舵から女性が現れ、人間の哀れを気候に捉える人密の上辺の独創の許容では、奇妙に培う殺意の概さが暗を照らして黙認して居る…。旧い人扉を不憶に懐ける無機の小言は宙を養い、一女の寝室に過去を忘れた暗黙の自主を寡黙に観ながら、人間の生憶に故郷を冠した実力の息吹は孤独を飼いつつ、不当に活き発つ純心の生憶を過去の小敗地へ潜伏させ得た…。過去の魅力と小宙の目下が純心を拝して不覚を安めて、低い小宙への自然の千夜は未然に焼き付く無純と同じで、白亜い翌朝から器用に導く枯渇の遊戯と脱線して生く…。人間の柔身と古郷の身元が白亜ぴ一夜に堅く成り立ち、自由に飛び立つ不義の相場は自由を象る愛露を両掌に置いて、暇を余せる未活の進度は過去を閉ざして愚問を買った…。自己の自然を遣る頃、旧い人形を鈍りに放り、事前に途切れる未知への温みは幾様に導く白亜を感じ、幻覚の身元に活路を懐ける呼吸と現行との身欲を訴え、理知に遠退く快無の気色は未来に跳び発つ快活さを観た…。自己の目先から純心が飛び交い、無知に息衝く純心が弄び、幻覚の許容へと嗣業を懐ける不満と現行との「明日」を解かせて、理味を活かせる純心は一女を象り感覚を保った…。幻想の一夜に身塵を零れて、過去と現行とを無屈に翻せる日の陽光を小窓に見付けて落胆し続け、暗黙の許容より精神を問うのは白紙の陰りの宇宙と成った…。朗るい景色が非常に群がり、生憶の許容より純心が翔ぶのは過去の活路と疑問の成果にて、暗に息衝く生憶の洞には女性の気色が渦を創った…。創ったばかりの人工物から暗を信じる個録が陥り、不毛の人頭を安転がす悪魔は無純の四季は非道の論理を研ぎ澄ませて往く…。白亜く尖れる不毛の「明日」には自己の生憶が訪れ始め、未知と現行との個録の暗黙とが生憶を眺めて予知夢を仕切り、人間を限れる無垢の小躍りは無心に傅く孤独を保った…。白亜く澄ませる無心の共鳴は所構わず人山を遠ざけ屈辱だけ識り、過去の小敗地が遠退く未知への切れ目に現行を透せる矛盾を切った…。精神に黙らす自己の生準は〝都会の常緑〟を配達して生く…。過去に息衝く安心の暗黙には遠くの視界と未解が訪れ、無知が片付く孤高の暗黙には白亜い肢体の温もりを観た…。分厚い四季の無機を信じて男性の途切りは過録を篭らす使途を操り、日々の盲から生録を吃らす矛盾の温母保を見落として生く…。
*
…しかし、俺が「婆ちゃん、多分、家まで辿り着けんだろう。そう言えば婆ちゃん、アルツハイマー病だった…」と思い返して、婆ちゃんの元へ行こうと決めた時、俺の父も同様に思って居たらしい。俺から婆ちゃんの元に行こう」と決心し、婆ちゃんの元へ体を向かわそうとした時、ほぼ同時に、同様に父の体も俺に付き添う様に動いて居た。父は、そんな俺を褒めて居た様に思えて、俺は内心嬉しかった。婆ちゃんの元へ向かう途中に、俺と父は、D大学(Kキャンパス)の内に入り、婆ちゃんを探して居り、その時に、空に、やっちゃんの気配が浮かび、誠実な体裁を以て「有難う」と俺達に言った様だった。俺は、やっちゃんが出て来たので、やや嬉しくなり、又、父と共に、婆ちゃんの姿を探す事に尽力した。婆ちゃんは疎らに居たような、大学関係者の内に居たようだったが、結局、俺と父は、婆ちゃんの元へは辿り着けなかった。
*
…未完の自活から記憶を覚まして、未婚の泡を純心に遣る時、素通りして生く暗の目下は微かな自由にその実を養い、白亜い思乱に活路を拡げる旧来独語が思中を奪った…。非常に憤る利口の八性は雲隠れに見る輪舞曲を操り、一人の過保護と孤独を空転がす無機の遠さに演繹して生く…。低い小宙から身重が流行れる苦労話に孤独が絡まり、安い寝床に悪しきを幻見る奴隷の人道から文言を保ち出せ、一人の寝屋から過去を幻見た輪舞曲の人群には木霊が翻り、無心に導く木霊の人群には未解の空虚がどんどん仕上がる…。一人の気配に一女が出るのは無暗と未との人形でもあり、旧来独語に不和を問わせる浮浪の最期を気憶と保った…。白亜い四季に夜波りが在り、問いの総てに境を付け往く不和と一幻との浮浪が飛び交い、暗の安堵に律儀を忘れた仔犬の拍子に表情が映った…。男女の文言に未活が具わり、白亜い感覚に暗が這う時、幻と乱心の白衣の具形は無駄を競える病を発して、一人に懐ける滑稽な吐息は恋慕に好く似た温味と成った。男女の現行から乱心が生育てる不能の哀から情が絆され、鷲掴みにした心の在り処は快無を見忘れ呼吸を乞う儘、小宙の行方を諸星に気遣う槍の手順に準え始める…。人間の矛盾に純心が降り立ち、不意に纏める連呼の果てには、後戻りの無い滑稽な人形に理屈を付け出し自由を究めて、縄目を解かない人間の哀れは〝可能〟を意図して呼吸を調え、幻想の自然に理解を損ねる呼吸と小躍に雀躍して居た…。有名無実の恋慕の生果には一人の未屈に側女を携え、人物の恋慕に乱心を迷わす白紙の心理にその芽を剥いた…。所構わず感覚を取り保つ〝送り火…〟さえ無い小宙への問いには、幻覚の成果から乱心を遊泳がす洞の辺りの幻見が溜まり、一人に始めて一人に了らす旧来挿話が孤独を打った…。漆黒く途切れた宇宙の果きから児ばかりの思中は巣立ち、併せ鏡の魔性を交わせる不甲斐の自主が通せんぼをした…。自由と未とが未解に活き得る幻想の途切れを宙に発狂わせ、自体の無機から孤独を失くせる旧い小界は独自を打った…。
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…俺はそのボランティアから生れた様なミッションを終え、俺の近くにいつも見える、ベランダが庭で餌を食べる白兵衛を、白兵衛の可愛らしさへの感情と命への愛おしさから来る愛情を以て見ながら、何時しか、E教会に居た。礼拝が既に始まって居り、俺は何時もの様に遅れて礼拝堂へ入った様子で、要る聖書を用意しようと辺りを見回して居た。人が礼拝堂に満員程に居り、栄子と嫌な男の子の写真、又、未知先生の残像を空想に見たのはその時である。俺の母が俺の左隣の席に座って居り、俺の父は、俺から一つ前の席(母から一つ右前の席)に座って居り、背中を俺と母に見せて居た。
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自活の実りを吐息に表し、暗黙に導く正義は未でも、低い夜宙に寡黙を謳わす無録の意地など呼吸と見て取り、男性と女性の生義の吟味には過度の生跡が夜路を遠ざけ、日々の重さを朗るく見守る浮遊の稼ぎに明け暮れて居る…。幻想を見積もる男性の正気は惨い勝手の進度に基づき、幻の脆さに悪態吐き往く寝室の利益を世界に賭した…。確実成る哉、不倖を導く独創の大器は一人の活路を鵜呑みにした儘、広い宙から生憶が透れる夜半の静味に未完を幻見て、既憶に正しい孤独の雲母は自己の肢体を久しく盛った…。過去の人形に未知を延ばせる浮浪と欲との素顔に早まり、陰府の四季は〝行方知れず…〟の木霊の如きを意味深とも見て、脆い人形に感覚を隠せる不安と自主の交差を観た儘、過去の生録へ新進して生く浮浪と朝日の欲芽を売った…。吟味を識らない孤独の栄華は宙に昇れる人形を見送り、男性と一女の生憶の空間は夢限に辿れる個録と成った…。紺い景色と偽りから観て、並び損ねた生憶の在り処は、一人と幻とが尖りを忘れた遠い宮の小宙へと投げ掛け、意味を失くした精神の列は生途を画に描く様子と成った…。無心の王座と痕跡の生憶は自体の価値から夢遊を見忘れ、一人の奈落に微妙を欲しがる孤高の純路をそのまま見て取り、人間の生憶に戻る無音には、降下を気取れる寄り添いなど観た…。一頻りに発つ煩悩の神秘は過去を忘れて軒端を愛し、人間と純人との純心の倣いを無垢に消し去り無憶に見て取り、明日の日々から温味を消し往く大宙の行方を遠ざけても居た…。幻覚の巧みに未来を重んじ、継続して往く純心の哀れは、自己の人形に未来を渡らす幻覚の大器と見劣りだけ識り、人の世に観る愚かの構図を陰府へ降らせ真っ赤に燃えた。白亜く築ける純心の在り処は未来の欲から成らずを澄ませて、一人と電子の綱渡りに知る夢遊の名家をその身に具わせ、奇遇に懐ける純心の集成は感覚を好く観て、孤独を培い幻覚と自己の呼吸の日々から〝通り縋りの受難…〟を保った…。
*
…礼拝堂の説教壇に立つ一癖二癖ある恩人の姿は、何故か俺・父・母から見て前方ではなく右方向に在った。自分用の聖書を用意しようと、人の多さから来る人の目を気にした焦りを少々感じながら、自分の辺りを探して居た俺に、礼拝が始まる前の前奏が既に鳴って居ると言うのに、一癖二癖ある恩人は俺に向かい、
「裕司君!朝御飯はもう食べて来た!?(違う内容を俺に問うたかも知れない)」
と前奏を押し退け、礼拝堂の隅々にまで通る様な声を以て問うて来た。俺は「こんな時に、こんなシチュエーションで、んな事訊くかよ…」とか思いながら、
「あ…はい…」
と、ごく不愛想気味に、恩人に応えた。
*
架空の人道から小宙が現れ、未知の人体を相撲に与けた孤独の凌駕に解体する内、白亜く並べる独理の無形は無為に按じる独創を置き去り、暗黙の許容へと自由を究める過去の恨みが相乗された…。幻覚と現行との虚空の列は〝人の無実〟を無言に象り、無彩と彩色との個録の行方は未知に息衝く運命とも識る…。白亜く成り立つ無根の塞ぎは堂々巡りの不悶に基づき、無垢に色付く孤独の謳歌を未来に片付く初歩に添え得る…。一人の活気を精神に堕とし、一人の活力と個録の行方は過去に色付く無彩に空転がり、過去と未との宙の行方は個々の初歩を独断して生く…。白亜く成り立つ不倖の具体は大宙に彩る男女を想わせ、一人に色付く孤独の純度は未知と未との連流に留まり、過去に基づく個録の現行では「行方知れずの活命」を識った…。温味に求める女性の初歩は宙と人間との活力を織り成し、現行に落ち着く人間力の空転は不安と人形を創造して活き、男性と女性の「行方知れず」は不装の自主と孤録を保った…。過去の歯車を人の身に置き、白亜く始まる無空の虚飾に一人の栄華は飛び乗り始めた…。自己の無心に過去が成り立つ「不倖と現行との奈落…」に落ち着き、孤独を着かせる不悶の吐息は理不尽成る哉、…幻に活き尽る偶像と成った…。表情を反ける奈落の縁者は〝同志〟を募って人道を与かり、過去と自体の呼吸を問わずの暗黙の浮遊にその実を置きつつ、不明に吟味わう感覚の横には未知に囁く愚問が成り立ち、幻覚の感覚と意識の連流は過去の産物へとその身を化えた…。一人の活力に近付く目下は過労を嫌がり寝室に駆け出し、空調ばかりにその実を咎める未来の謳歌を伽藍に飾り、人間に基づく個録の暗黙には感覚を買えない思想を盛った…。一人と自体の呼吸の術から悪態吐き生く伽藍の総理は、未順に落ち込む自主を視にして、人間と過録の感覚の狭間で未知を彩る数奇を欲した…。
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…恩人は何処か人を刺す様な目をして居り(内に秘めた微笑を湛えて居たが)、俺は目覚めてから、眼鏡を外して、俺ももっと人を刺す様な目を以て恩人を睨んで遣れば良かった、等と少し後悔して居た。そして、母が何時も日常に於いて「E教会はなんか違う(悪い意味で)。あそこへはもう行きたくない」等と、E教会の、E教会に集う人達の愚痴を言って居た事を俺は思い出し、「ああ、これやな…」と恩人を見ながら、理由は良く解らなかったが、納得して居た。
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旧に列べた孤独の目下から不彩に色付く孤独が高まり、暗に縮まり過去の個録は模倣に静まる宿に等しく、漆黒く成り立つ神秘の羽根には暗い千夜が貪欲とも成る…。端正に安まる無価値の生憶は旧い典型と堂々安まり、幻想の体形に列べる人間には不幸と暗黙とが喝采して居た…。暗く吃れる無知の静味は暗に生かした物憂さなど識り、明日と今日との個録の行方は表面だけ観て価値を逃がした…。過去に見付ける人間の自主は無彩に幻見る乱心と同じく、明日に求める不彩の初歩は過去に基づく幻から成った…。身軽く纏まる奇妙の栄華は人密に絡まる不遇と同じく、不遇の朝陽に未知が降り着く冷たい空転に古く募った…。水が溢れる独創の演助は古い体形に往来だけ採り、未彩に基づく無垢の体形に魅惑を屈める初歩を識った…。白亜い幻覚から不遇が降り立ち、翌朝に片付く向日の身欲には一人と体形の怒りに苛め、自己の無垢から乱心が成り立ち、翌夜に近付く不通の通利は不幸と罪との派生を折った…。無秩序から成る自体の暗には〝生きる小声〟を身欲に見出し、一人と現行との足元から観た過去の幻覚への勢いなど観た…。低い朝陽に抑揚だけ問う未知と未との人見を愛し、過去に息衝く不悶の自主は身許を正せぬ未来を信じて、人間に渡れぬ孤独の栄華は無垢を愛せる不能を盛った…。白亜く成り立つ不在の形には暗に飛び込む男・女を説き伏せ、身欲を屈める白亜い人形は人間の惨さを象り出した…。孤高の暗黙から生憶が読み取る不幸の哀れは美彩に基づき、昼と夜との逆転だけ買う紺い感覚の紅さを保った…。人間の型を具像に追い駆け、暗黙に基づく独創に訴え、低い小声から美辞を幻見る旧来独語の怖さに震え、一人の未知から器用が織り成す不装の故縁に留まり出せた…。未信に色付く不遇の狂気は無垢の千夜に彩色など操り、分厚い景色の持論は現行でも身欲に成り立つ不幸と換われる…。未知に息衝く孤独の暗から生気に彩る不敗に降り立ち、如何でも果楽に息衝き始める未憶の自活には無様と過去との実際が在る…。白亜く成り立つ不彩の折りには小宙に基づく乱心と同じで、器用に愛せる無垢の精神は旧来得た温もりだけ観て、白亜く空転がる不敗と現行との無心に成り立つ気色と成った…。白亜く蔓延る人間の栄華は神秘と凝りが恐ろしくも成り、分厚い人壁から活命が透れる暗の導は素通りして生く…。自己の行方は暗黙を安転がり、未知に基づく乱心と同じく、過去に色付く旧びた案山子に身欲と初歩の道化を識った…。
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…人のプライベートを、礼拝の内容に土足で上がって激しく突っ込み、礼拝の内容を人間の物にする彼等の内実が在る、と俺は思って居た。目覚めた後に、餌を懸命に食べて居た白兵衛を、俺は愛おしく思って居た。
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…幻想の孤独に未覚が具わり、情事の生憶に無難が咲くのは、暗黙の形象が悪夢に準う旧の木霊と概きく異なり、人間の生気に身悶えして生く寝室の自主は過去を跳び出た…。明日に見込む気持ちの揺らぎは未信の魔の手に陰府を裏切り、虚空の一人から逆行が気に成り、白亜く辿れる無心の柔身は広く流行れる過去を置き去り、信じる人形に精神の向きには広く展がる暗黙を握った…。脚色を積み込む無心の一人は不解に基づく小敗地を齧り、低い感覚と乱心の広さは旧い体形に明日を退け、一人の像を無心に軟める魅力の概さを注ぎ込み始めた…。非道い感覚の世毎と未とは「明日の人形」を好く好く噛み締め、一人の感覚に未完が象る暗黙の土から翻って入った…。明日に息衝く独創の柔裸は過去の人間への葦美を迷わせ、一人を迷わす小言の演戯は規矩の内実を混迷させた…。生憶に基づく乱心の旧巣は一人の形象と時間を催し、暗い経過は両親を訪ねる不穏と現行との生準を戻した…。陰夜の不敵に白亜く流行れる夢想の初歩と孤独は焼噛み、未知に基づく精神の何処かで未来に転じる淡さを彩り、暗と現行との無機の孤独に不敗が準ずる人形と成った…。無機に彩る不幸の退屈には過去に息衝く孤独が悩み、脚色に悩める不本の価値には向日と逆行が輝き始めた…。無垢に片付く不安は不幸と明日との形象を想わせ、低い位置での脆さに彩るのは「不安に疾走れぬ独我」を愛した…。精神を彩る不幸の相図は一人の体躯と明日に羽ばたき、無心に片付く純心を置き去り、不当の自主を寝室に隠せる旧い生跡への無想と成った…。無垢の一形に不毛が息衝く孤録と未との暗に与かり、無知に拡がる孤独の内身は不穏と羽ばたく仮想を識った…。不安に傾く不解と幸とは幻の安積に無駄を追い駆け、非道い過去から未解を安める惨い人形を感覚に遣った…。一人の淡さを無知に発たせて不都合から成る暗と現行とは、翌朝に流行せる過去の欲には現行を認める孤独と合せ、不安に基づく一人の暗には欲に奏でる未来を齧った…。精神に基づく不遇の暗黙の生義は不安と列べる惨さを感じ、一人に頼れる不敗の自然は無知に固める不審に吃り、白亜く悩める不幸と合図は思芯を肥やせる愚昧を飼った…。
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…不安…不安…、不能…、不能…不能…、未知に息衝く人像の内実は不幸を軟める個録を彩った…。
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小宙に架かれる独理の蜃気は、無知に列べる呼吸と同じく、人間の文殊と古豪の理郷へと無難を報され縁者を採った…。身欲の流行を無心に報され、一人の右翼と呼吸を異にして、過保護に懐ける自由の会には身欲を高める神秘を描いた…。人間に落ち込む過去の生義が自主を通して寝付きを信じ、幻の樞を無為に懐ける小言と自主の吐息を詠む内、神秘の初歩は無垢を先取る長寿の躰を宜しく射った…。自体の無垢から醍醐味だけ観て、幻覚の社にその身を賭す頃、一人に懐ける旧の哀れは広い空間にその視んを逆行らせ、不安と現行とが破格を失う陰府の生義に隔離を識った…。過去の繁みを凍えた美体で不装に色付く波紋と観た時、深い気色に身悶えして生く虚空の憂慮と神々しい儘、塞いだ心は未来を阿る無機の心理と相乗され得た…。過去の吐息と無鈍の気色は徘徊して生く走馬を得ながら、醜い明日から活気を削ぎ生く深い未完をその眼に飼った…。不当の感覚を小声の幻夢には朝の吐息が小宙を仰いで、暗黙に活き得る〝人間との繁味〟に過去を観たまま素通りして生く…。人間の体裁を常識に準え、運と総理が文言を保つ内、孤独の限度と凝りの総理は身欲の許容から独理を識った…。自己の翌朝から未覚を呼ぶのは、一人の感覚に通底して活き、旧い独創の夜半の人から隔離に憶えた木霊を愛し、人間の生気と目下の幻覚には未知に名付ける脆味を識った…。幻覚の佳日に身悶えするうち気楼と長者の不満は現行でも、一人の小敗地に運好く眺める未解の景色と同情しながら、語り手さえ無い不和の活命を夜毎に倣える交流を識った…。幻覚の体裁に身重を識る内「不憫を象る無意識」だけ観て、明日の目下を感覚に倣える無言の佳日と美識を詠み取り、不遇の生気を未解へ閉ざせる故意と恋慕の相乗を観た…。幻想の佳日を目下に観て居る不明に導く人形は未でも、安い盛りに身悶えして生く人物と動物との効果を見守り明日の温味に活発だけ飼う身欲の信義を不毛に置いた…。白亜く哀しむ愛犬への生果は、意味を着飾り惨さを仕留める無痛の賛美にその眼を宿し、舵を操る不本の活き血を夜宙に根絶やし過去を苛み、朗るい香女から無心を見守る不幸の空間は改竄され得た…。明日に蔓延る柔身の畝は、幻覚の雫に華を忍ばせ、旧い人壁から小声を費やす自己の未完に敏感だった…。貌に忍ばす不等の自主は一声に懐かす不穏を置き去り、明日の文言を未完に流行せる不安と現行とが美声を揃えて、常緑豊かな小宙の目下では初夏の日照りがmonkを打った…。幻想の無実に自己が羽ばたき、無垢と歌謡の独理を統ねて、一人の暗から八性を手招く未想の信途は裏切りだけ保ち、小声で遊女を幻覚に誘える無想の律儀を飾って在った…。自体の感覚を過去と現行とに軟く発たせて無常を識らされ、人間の善さから惨さを合せる気楼と暗黙との枕を揺らして、愛犬だけ観る恵みと活命は陰府の神秘を囲って在った…。無意識から成る人間の内輪に暗黙の静味と現行とが織り成せ、朗るい明日から個録を殺める夢想と進理の具合を買った…。自己の生絆を八性に数える未来の夜半には残骸が先立ち、低い小宙から故縁が飾れる雪の弾みに人形が織り成せ、一人の無垢から行李が成り立つ浅い人形の快無と成った…。一人の児は佳日を馴らせる幻の淡みと小声を着せ替え、愛する事への素直を欲しがる自活と素顔を充分感じ、意味を寄せない小宙の両眼は無重を懐かす独気を識った…。不変の自然と呼吸の無垢には活命が宿れる絶対が発ち、過去に懐いた無刻の空間は哀しむ間も無く栄者を尊び、安い旧巣へ生憶を留める大宙の身元へ巣立って行った…。自己の無知と今日の行方は、身悶えするうち透って往った…。
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬