表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

眠るとリセットできる人と、眠っても回復しない人のちがい

作者: 堀田真裏

これを、

●脳の“解剖学的な構造(≒先天的に、あるいは後天的にでも傷害され、不可逆的な問題が生じていて起こる)”

とか


●脳の“病理学的な反応”(≒神経伝達物質や、脳内ホルモン分泌の異常による)


などといった問題……分かりやすくざっくり言うと、

★自力では対処不能な問題(専門家に頼らないとムリ~~)★ とは、

できれば、とらえたくなかったのだ(-_-;)。


こんなことをいちいち考えるくらいだ。

堀田自身も、眠って、気分をうまくリセットできるようなタイプではない。神経質で、“なんでそんなこと考えるの?そんな風に考えていたらキツくない?”と言われてしまうようなことを考えてしまう

……落ち込みやすいタイプだ。


が、一般論として、メンタルヘルスが健康な状態というのは、寝るとイヤなことは忘れるものであるらしい。


で、成功者(っぽい。何をもって成功ととらえるかは価値観にもよるのでとりあえず、何となく的な表現にしておく)ポジティブ思考の人達はどうやら


イヤなことやなイヤな気分、忘れられる人も多いようだ。彼ら彼女らは、睡眠でリセットできるというわけだ。

そういう人の話を見聞きしていて、この違いはなんだ?と思ったのが、検証してみようと思ったきっかけだ。


*****

以下が、なかなかリセットできない万人(の、仲間たち(笑)!)に言えることかは別ではある(私がそうだからあなたもそうとは限らないのだ)が、ちょっと意識して発見したことをここに記載してみる。


******

結論から言うと、私、堀田も、

起きた直後(その瞬間)はイヤなことは忘れていた!のだ。


どうなのか起きた直後に意識したので、厳密には多少は朝も記憶として覚えていた部分もある……かもしれないが、

起きた直後……その瞬間にまで、落ち込んだ気分を引きずっているわけではなかった!


つまり、私も睡眠によりリセットそのものはされていたということになる。


……ここで問題となるのは、にもかかわらず、ではなぜ、(イヤな気分そのものは寝て忘れることができていたにも関わらず)朝から憂鬱になることがあるのか?ということだ。


ふと思い浮かんだのが(゜゜)

“反芻思考”という概念だ。


反芻、というのは、牛などの草食動物(牛などは胃袋が第四胃袋なんてあるくらい複数あって、消化したものをもどして~などやっている。それは、植物という、本来はたんぱく質をあまり多く含んでいないものからもたんぱく質をとるためにある草食動物特有の機能で、牛などの消化管に住み着く細菌のはたらきにより、草からたんぱく質を生み出してもらい、それを利用する(だから何度も噛み砕いてのみこみ、消化させたり蓄えたりして、もどして、かみ砕いて、再びのみこみ と。 反芻するのだ) 私たち人間含めた雑食~肉食動物にはできないすごいことをしているものだ。だから草なんて食べている子牛も大きくなれし、私たちは牛肉の恩恵にあやかることができるのだ)のそれを由来にした言葉だ、


が、つまり何回も同じことをぐるぐる考えることを意味する。

同じことをぐるぐる考えると、

その思考回路は“強化”されてしまい、

やがて“クセ”となってゆく。


これが、落ち込みやすいタイプは、

自分が不安に思うこと、心配していること、警戒していること など全般に起きやすい(だから落ち込みやすくなる)といえる。


そう書くと、ネガティブなことしかないように思えるが……この事自体は、それこそジャングルやサバンナのような環境で生きていくのであれば、どちらかというと、(生存に)“有利なこと”なのだ。


ほんの少しの危険の見落としが命取りになる、そこかしこに命の危険を伴うようなリスクがたくさんある。安全な場所なんてどこにもない。そんな大自然という超シビアでハイリスクな環境では、

臆病なこと、悲観的なこと、躊躇いがちな性分、

ネガティブであることは


そのほうが生き残りやすい(*´-`)

どちらかというと有利な特性となる。


ので、ネガティブなことを、私たちはより記憶しやすく意識が向きやすくなっている……そういうタイプの割合の方が多数派らしい(進化という地球史的なスパンで考えるなら、私たちが農耕をはじめ、定住社会を築き、その中で生きるようになってからの時代なんてほんのわずかだ。なので、私たちの遺伝子には、どうしても、その頃は有利だったけど安全になり豊かになると不利となるものがたくさん残っているのだ。それこそ、血糖値を上げるホルモンはいくつもあるのに、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかないのだって、大自然で生きていくには、糖尿病なんて心配する状況じゃなかったからだろう。低血糖の方がずっと危険だった。だから私たちは不摂生で生活習慣病になるのだ 話は逸れたけどそういうこと)。


なかでも、これまでの経験の影響などで、その思考回路が強化されまくり、不安になる思考の“ショートカットキー”のようなものを、たくさん作ってしまっているタイプは


堀田を含めいるのだろうと思う。


なぜこんなことを考え書くのか。

わざわざエッセイにまでしようかなと考えたか。


客観的にとらえることができたなら、緩和していく道もあるからだ。

落ち込みやすい、思考回路のショートカットキー、

落ち込ませてしまう、自動思考……がはたらく前に、

自分でそれを一旦振り返り、止めるのだ。


ポジティブでいられる人、寝ればリセットできる人達とのちがいはなんだ。

能の機能構造や、病理的反応だとすれば、もうそれは、医療機関の治療を受けるしか対処法はないことになる。そして、特に前者なら 一生それを続けないと救われないことになるではないか。


当たり前だけど、それには時間的制約は発生するし、お金もかかるし、副作用はあるし、薬を飲んだところで元気な人達と同じように行動できるようになるわけではない(※精神医療をディスっているわけではありません。それが必要な状況の人達も一定数いるのは確かでしょう。わたしは、自分でどうにかできる可能性がある範囲のことは、どうにかしていきたい、それだけです。)


で、

眠って起きたその瞬間は、私もとられてなかったぞ(゜゜;)

と、いうことは、その後で、わざわざ思い出して

無意識に、わざわざ自分を落ち込ませるようなことを(それこそ、思考回路のショートカットキーを、クセでクリックしてしまうかのように 自分では意識しないままナチュラルに)思い出して繰り返し考えている

そのせいで、気分が落ち込んでいる


かもしれない。

その事がわかれば、対策は可能になる。

少なくとも緩和できる


そう思うのだ(*^^*)

これは吉報に違いないと信じて、私同様苦しむかたがいたら知ってほしいと思ったのだ。




はっきり言って、要約すると


“寝たら、たしかに、忘れてた!”

“それでも、(起きた直後は忘れていた、気分も遮断されてたはずなのに)まるでイヤなことを引きずっているかのような気持ちになるのは


そのあとに、半無意識的に、わざわざ、落ち込みそうなことを繰り返し思い出して考えているクセが影響しているんじゃないかな?”


“だとすれば、その思考をしないように切り替えていく工夫をすれば、緩和していく道もあるっていうことだよね”


ってだけの内容です^_^;

ごちゃごちゃ書いてるけど大事なことは↑に集約されています。


で、具体的方策に関しては、わたしは、

“どんなアプローチでもいい”と考えています


それこそ、「風水」「四柱すいめい」とか、ヨガとかスピリチュアルでも

引き寄せの法則、とか そういう感覚的なものでも そっちが合う人はほどよく取り入れたらいいんじゃないかなと


私は頭でっかちに理論で考える方が性に合うし私にはそのほうが効果が高いのでそうしているだけです(*^^*)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 『良い睡眠』ができるかで差がでるかと。 寝る前に色々考えこんでしまうとか、テレビを見たりして興奮状態になった場合は、なかなか寝付けなくて眠りも浅くなるかも。 寝る前にストレッチをやるとか…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ