表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パープルハートフォース・ストーリー~Go for Broke ~   作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/120

モンテカッシーノの戦い

 二世兵が上陸する事になったイタリアであるが、第100大隊が上陸する二週間前の1943年9月8日に無条件降伏していた。

 すると二世兵の次なる敵は誰かと言うと、それはドイツである。この辺りがイタリア中部以北に留まり、米英軍を中心とする連合軍と激烈な防衛戦を続けていた。

 イタリア国内はと言うと、ナチス・ドイツを支持するファシストと、彼等に抵抗するパルチザンが対立し、ナポリ・ローマ・フィレンツェを手中に収め、ドイツ軍をイタリアから追放しようとする連合軍との勢力争いで、未だ混乱の極みにあった。連合軍の戦略としては、ナポリ東南約45㎞にあるサレルノから北上して、これ等の都市を制圧しようと言うものである。

 苦戦しながらも、二世兵達は少しずつ少しずつ、前進していく。そんな中で遭遇したのが、イタリア中部山岳地帯にあるドイツ軍による強力な防衛線"通称グスタフ・ライン"である。ドイツ軍は、アウトバーンを造ったフリッツ・ノート軍需大臣の陣頭指揮で、東海岸のアドリア海から西海岸のティレニア海を突っ切る全長150㎞のグスタフラインを構築した。

 そのグスタフ・ラインの中心には、カッシーノと言う街がある。ローマからは南におよそ120㎞。ナポリとローマをつなぐ、主要道がある為、連合軍とドイツ軍双方譲れぬ要衝となった。

 1944年(昭和19年)1月12日、米側司令官マーク・クラークをして、「イタリア戦線における最も苛烈で、悲惨・悲劇的な戦い」と、言わしめた「モンテカッシーノの戦い」が始まる事になった。二世兵にとっては初めての大規模戦闘であり、この戦いでの活躍が彼等の名声を高めて行く事になった事は言うまでもない。勿論、多大なる犠牲者の上に得た名声ではあった。イタリアは既に降伏しているが、ドイツを降伏させない事には、欧州における連合軍の戦いは終わらない。その為にも、このモンテカッシーノの戦いでドイツを徹底的に叩く必要があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ