表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パープルハートフォース・ストーリー~Go for Broke ~   作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/120

沖縄戦②

 日本側の受け止め方としては、沖縄戦は米軍の圧倒的な火力の前に一方的にやられた。と言う受け止め方が一般的だが、沖縄戦を戦った米軍兵士の多くは、そんな楽観的には思っていなかった。

 現に日本兵が散発的にゲリラ抗戦すると言う戦法には、手を焼いていたし、米軍の犠牲者も少なくはなかった。沖縄戦を経験し、米国に戻ってきたウェルダー・カイン少尉は、こう語っている。

 「沖縄戦程、米軍が集中的に攻撃した場所は無かった。我々は全力を持って日本軍にトドメを刺す為、沖縄に上陸した。結果として沖縄は悲劇の島となり、沖縄戦は米軍のワンサイドゲームとなった。しかし、戦う前からそうなる事を予見していた訳ではない。前線の兵士の頑張りがあってこそ可能になったのである。沖縄で多くの一般市民が巻き込まれた事は不幸な事であった。しかし、我々は一般市民に手を出した訳ではない。彼等は勝手に死んで行ったのである。」

 武器を持たない市民を兵士が殺害するのは、戦時国際法に違反する行為である。米軍は戦時国際法を遵守する軍隊として有名である。カイン少尉の証言は限りなく事実に近いものであるだろう。米軍は、好き放題沖縄で暴れまわっていた訳ではない。あくまで日本軍の兵士を標的にしたものであり、市民を標的にしたものではない。確かに戦闘に巻き込まれて亡くなった人は少ないかも知れない。

 カイン少尉の言う通り、多くの日本人は死ぬ必要はなかった。米軍の捕虜になるくらいなら死ね。そう言われて死んで行ったのである。米軍の勝手に死んで行った説も、あながちウソとも言えない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ