3/62
好感度下がっちゃった~
「ア~オイ~」
「な、何ですか?、その恨めしそうな言い方は?」
「な~んであ~いうこと言っちゃうかな~」
生徒会役員の2人はどちらもジト目で葵を見ている、
「あ、ああ言うこととはどう言うことですか?」
「あそこはさ素直に祭君に協力するとこでしょ」
「そうそ、何で断っちゃうかな~」
「「ア~オイ~」」
ハモって恨めしそうな声をする2人である、
「は、恥ずかしいのは事実何ですから仕方ないではありませんか?」
「でも祭君達が氷菓先生を説得してきたのならいいんでしょ?」
「さっきも言った通り、それだったら別に構いませんよ」
「あ~あ、だったら一緒に行ってあげてれば祭君の好感度上がってたのにね~」
「どう言うことですか、2人は母がアッサリと顧問を引き受けると言うのですか?」
「「引き受けないと思うの?」」
またもや2人の声がハモる、
ガラガラバァン!
「葵会長~、氷菓先生が顧問OKしてくれました~!」
勢いよく生徒会室の扉が開き音頭はそう言った、