顧問
「て、手伝って欲しいこととは何ですか?」
「オウ、カイチョーテレテマース」
「照れてません、いきなり音頭君の顔が近づいてきたからビックリしただけです、それで手伝って欲しいこととは何です?」
音頭の顔を離して葵は聞く、
「はい、実は氷菓先生に顧問をやってもらおうと思うんです、そこで葵会長から是非氷菓先生にお願いをしてもらいたいんです」
「それは私から母に顧問を頼んで欲しいと言うことですか?」
「はい、その通りです葵会長」
「お断りします」
「それは何故ですか?、葵会長」
あまりにも葵が即答したので屋台が聞き返す、
「私はこの学園で教師をしている母を尊敬していますが、さすがに部活も一緒だと少し恥ずかしいと言う気持ちもあります」
「そうなんですか、だったら顧問は別の先生に」
「話は最後まで聞いて下さい音頭君、別に嫌と言うわけではありません、その件につきましては私は協力しないと言うだけです、音頭君達だけで氷菓先生を顧問に出来たのなら私は構いません」
「そうですか、分かりました、じゃあ早速氷菓先生のところに行ってきます、やっちゃん、パル行こう」
「オウ、GOです」
「はいよ、じゃあ生徒会の皆さんちょっと行ってきます」
そう言い音頭、屋台、パルディアは生徒会室から出ていった、