第一話 直ぐ傍にある戦場
パクリじゃ無いですからね・・・・・・・・
新世紀1888年
新日本国はサラウ共和国と名乗る組織との戦争の真っ只中であった。
サラウ共和国は、サズト軍と名乗る軍を引き連れ、
ゲリラ活動やテロを行っていた。
しかし、それに対する新日本国の姿勢は非情で、
サラウ共和国の民衆300000人を惨殺するまでに至った。
これは、非情な戦争に巻き込まれ、運命の歯車を狂わされていく
二人の少年の物語である・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あぁ〜、また落ちた・・・・・・・・・・・・」
サラウ共和国の学徒動員で無理やり前線に押し出された
少年、キルバート・ロビンは今日も新型機動着の
テストパイロット適正試験に落選した。
ちなみに機動着とは戦争用の巨大兵器で、全長50mほどの
人型メカである。
これまでロビンは旧型の機動着しか乗ったことが無い。
しかし、そんなある日ロビンの元にある一通の手紙が届いた。
「乙を新型機動着の試験教官とし・・・・・・・」
「やった!!!やったぞ!!!!!」
ロビンは手放しで喜んだ。
しかし、この一件がロビンの運命を狂わせて行くのだった。・・・・・・・・・・・
時を同じくして新日本国
ガミサラ・シティーに住む少年、レイ・サトキは、
卑劣な軍人達に工場に軟禁され、所持金を奪われ、拷問を受けた。
身も心もズタズタのサトキは、命からがら工場から
逃げ出すことに成功した。しかし軽い錯乱状態にあった
サトキは、
通行人を後ろから殴りつけた。
その勢いで、周りの人々を殴り倒し、
激情に駆られるがままに
軍の格納庫を目指していた。
サトキの父親はぐんのメカチーフだ。
ゲートで父のパスを見せ、
一心不乱に格納庫を目指していた。
しかし、この一件がサトキの運命を狂わせて行くのだった。・・・・・・・・・・・・
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