コンファルendA
―――昨日は色々あったなあ。ダンスパーティーをバックレて、イオクルシスとバトル。
コンファルに負けた彼は私を狙うのを止めることを承諾し、学園に残るらしい(意中の子がいるらしいから)
なんやかんやあったけど、どうして私が彼等の組織に命を狙われたかは知れないままだった。
まあどうでもいいか。コンファルがポイゼェン星に一時的に帰るというので、私を観光がてら連れていってくれるらしい。
首都バタカンチンにある厳格そうな建物にコンファルが入る。
「私こんなすごい所に入って大丈夫なの!?」
「うん、ある程度はオレの権限で許される」
コンファルってどのくらいの立場なんだろう。
「久しいなコンファル」金髪のフェロモンたっぷりな美形の男性があらわれた。
「ヴィアグラン王兄殿下」
あれ、王兄や王弟は大抵が公爵位を貰うものなのに王兄殿下っておかしくない?
「彼は女教皇ポワリディヌの兄君なんだ」
なるほど、教皇の納める国だから貴族とかはないんだ。
「女教皇に挨拶しないと」
「私も行って大丈夫なの?」
「もちろん」
いいのかな……
――――
「ようこそポイゼェンへ」
私は一先ず挨拶する。女教皇ポワリディヌ、みた感じだと私より年が下だ。
だけど格が違うのをひしひしと感じる。
生まれの違いというか、私の家は成り上がりだししかたないか。
「ご報告があります」
「言わずともよい。そなたが役目を果たしたことは、目に見えている」
コンファルの役目ってなんだろう?
「もう1つ申し上げたいことがあります」
「申してみよ」
「十字軍辞めます」
「え!?」
私は思わず口を挟んでしまった。女教皇はたいして驚いた様子もなく冷静な顔で笑う。
「理由は聞かぬ、好きにせよ」
「御前<ごぜん>を失礼いたします」
―――
「なんで軍辞めたの?」
「バタカンチンでは婚姻を禁じられているから」
「そうなんだ……ってコンファル結婚するの!?」
ていうか誰と!?
「今はしないけど、これからしたくなるかもしれない」
「そっか……」
「オレ君が好きなんだ」「そうなんだ……って!?」
「なんでもない、学園に帰ろう」
「う、うん……」
【ベストend・・軍は辞めても信徒である】




