14/33
コンファルendD 一人でまわる
コンファルは女子に囲まれてるし、見ててもしかたないから一人でまわることにした。
「ようアクアルナ」
「今一人か?」
あ、彼等は昔ボコボコにしたイトコ。たしか隣のクラスのラウルに病院送りにされたという噂のあるジェイアン&シュネオみたいな二人だ。
そういえば、忘れてたけどラウルくんも私の祖父繋がりの親戚だったんだよなあ。
「あのときの恨み、忘れたとは言わせねーぞ」
「ぞ」
「いまだに根に持ってるんだ。昔はごめんね」
あきれてしまったが、当時謝れていなかったので今謝っておく。
二人は拍子抜けしたようにぽかりと口をあけていたので、私は移動した。
「アクアルナ」
「イオクルシス!?」
いつもの笑顔が消えている。これはまずいと、本能的につげている。
助けを求めようにも人の姿がない。
―――響いたのは、一発の銃声。
「悪いな女神に降臨されるとこまるんだ」
【バッドend・・気がつけばすでに】