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それが知りたい

作者: 栗原クルミ

私は感覚でいえば

まっ白になりたいんです


まっ白に、なってそれでも残ったものを見てみたい


何が残るかわからないし、何も残らないかもしれない

もしかしたらまっ白にさえなれないかも


だからほんとに抽象的でファンタジーな試みだと思います


私が遠い遠い、名前も聞いたことのないような国へいって、青々とした原っぱに腰をおろします。 原っぱではなくて、もしかしたら、ゴツゴツした石の上、それとも湿っぽい砂の上かもしれません。


そこにゆっくり腰をおろして空を見上げます。青。そしてただただ眠くなって目を閉じます。


知らない子供が私の右隣で私の真似をして横になりました。

同じくらいの年の少女もそれをみてちょうど私の頭の上の方にゆっくりと腰をおろします。

私達はしばらくすーっと息を吐いて肌に触れる風を感じてました。





しばらくして誰ともなく瞼をあげます。


私はその時何を思うのでしょう


隣の子供は何を考えるのでしょう


少女には何が見えているのでしょう



私は、それが知りたいのです





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