Blog.観察日記【20XX.03.12】
不適切なコメントが多かったため、前回の記事へのコメントはコメント欄ごと削除してしまいました。僕の主張を受け止めてコメントをしてくださった方々、申し訳ありません。
今朝、予定よりも早く水が尽きた。だから朝からずっと水道水で我慢している。かなり抵抗のあった水道水だが、カルキの風味も慣れれば乙なものだ。でも僕はなるべく早くミネラルウォーターを取り寄せねばならない。おそらくは水道水のせいで、体がとてもだるい。これまで以上にだるい。倦怠感の中で、妄想だけは捗っている。目覚めてから、右腕の感覚がない。右腕はここにあるしメブは元気だ。感覚がないからしばしば目で確認しなければならないのだが、彼女の健在を確かめるとすごく幸せな気持ちになる。
メブは大きくなった。かなり速いスピードで生長していて、朝の姿と夜の姿がまるで異なっている。ちんたら光合成する並の植物とは格が違うのだ。緑茂く繁栄したメブは、すでに僕の身長の半分くらいは丈がある。根は右腕にあまねく蔓延っていて、そう簡単には枯れそうにない。その安心感たるや。視線を上に向ければ、幾つかのつぼみが目に入る。どんな花を咲かすのか、僕はわくわくしている。
もう右腕はメブにあげてしまおう。僕にとっては動かぬ腕でも、彼女にとっては心強い地面だ。失ったものはあるけれど、僕は多くのものをもらった。僕はかつてないほど満たされている。客観的にみてもそうだと思う。僕は孤独から永遠に解き放たれたのだ。僕は客観的な視点を持ち続けている。そして君らよりも幸福であると断言できる。
観察を続け、右手の甲と肩、そして右胸上部から新たな芽が出ているのを発見した。メブは根で増える植物なのだろうか。すべてがとても愛らしい。いまでは、彼女に僕の感情が届いていると信じて疑わない。でもまだ満足はできないな。もっと彼女を理解したい。理解されたい。意思疎通のプロセスをすべて取り去って、最初からすべてを共有していたい。ひとつに、なりたい。……寝がえりを打つ。壁に茎がひっかかって、メブが脚を踏ん張る。皮膚がえぐれて血が流れる。喉の渇いた僕はそれを舐める。これまた乙な味。味覚も豊かになっているようだ。思索は絶好調だ。僕は客観的な視点を持ち続けているしね。
動きづらかったが、なんとか写真はとれた。今日は中傷コメントがあっても無視を決め込むつもりだ。凡夫の貧弱な思想、それを許容する必要がある。僕は無駄なエネルギーを消費したくない。すべて注ぎ込む相手が、ここにいるのだから。
(閲覧 1847 コメント 17 トラックバック 8)
[1]サトウきなこ
否定してらっしゃいますが私は水道水派です。カルキの味なんてわかりませんし、冷やせば同じだと聞いたこともあります。ミネラルウォーターはタダじゃないですよ。仕事いってないのに支払いは大丈夫ですか。
[2]名無しさん
味覚が豊かになったと感じるなら、もっと色々試してみたら良いのでは。正直メブちゃん日記は食傷気味なので、清涼飲料水レビューブログなんかに切り替えて欲しいです。ひとことでいうと「この釣り飽きたからもういいよ」ってことですかね^^
[3]名無しさん
こわいようこわいよう あ、誰か換えのぱんてぃー持っていませんか?
[4]名無しさん
>>3 くっさ お漏らししたならメブちゃんに吸い取ってもらえるかもね
[5]名無しさん
>>3 なんかもうただの草の写真って感じになってきてるし逆に怖くなくね
[6]ユッケ
なかへ 奥ヱ芯ヱ 心ゑ
[7]となりのペドロ
そろそろマジでやばい気がしてきた(2日ぶり334回目)
[8]名無しさん
これって釣りでしょ? フォトショの腕だけは揺るぎないね
[9]となりのトロロ
>>7 見守ってあげよう(ニッコリ
[10]となりのペドロ
>>9 ウス
[11]ネムルバカ
私も客観的な視点を持ち続けているつもりなのですが見解に大きな相違がありますね。
[12]名無しさん
これがホントの植物人間
[13]名無しさん
>>12 座布団没収
[14]名無しさん
>>12 >>13 不謹慎だなあ! 相手は病人なんだぞ!!
[15]となりのトロロ
>>10 コテハン真似してごめんな お兄ちゃんだよ
[16]名無しさん
釣りなのかそうじゃないのか。なんとも決めきれないラインで揺れてるから最高に面白い
[17]名無しさん
マジであったんだこのブログ。あったところで創作なのか否かわかりゃしないけど。