童貞
先に言っておきます。
僕は高村光太郎の「道程」が大好きです。
日本人なら一度は読んでいるであろうし、一度は読んで欲しいと思っています。
なので、別にこれは「道程」をバカにして書いたわけではありません。
作者である僕の頭がアレなだけです。
……すいません。
僕の前に道はない
かといって僕の後ろに道が出来るわけでもないし、じゃあ僕はどこを通っているんだ? もしかして空でも飛んでるの? ……ああハイ、わかってますそういう意味ではないんですよね、別に物理的に道を切り開いてるわけじゃないんですよね、失礼しました
あぁ自然よ、乳よ
僕を一人勃ちさせた広大な乳よ
僕が目を離さないようにたゆんたゆんせよ
常に乳に対する飽くなき執念と欲望を僕に満たせよ
このどうしようもない童貞のため
このどうしようもない口だけ+三日坊主で今にも留年しそうな連載小説の続きをまったく書かないクズ人間な童貞のため
……ごめんなさい、高村光太郎先生。
……ごめんなさい。
こんなありふれた中学生の昼休みのようなことしてすいません。
これを読んだあなた。
もし時間がありましたら高村光太郎先生の「道程」を読んでください。
素晴らしい作品です。