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AGEfind ver.2  作者: D’re/どりさん(鳥男)
3/10

第三話 過剰と欠乏

ついに連絡する日がやってきた

二か月の訓練のした分、ある程度自分で納得できる強さになったと思う

エンゴに言われたように、愛想よく話すことを意識しながら電話をかける

「もしもし、火野灯です」

「ん?ああ、灯くんだね?」

二か月前に聞いたあの声だ

「それじゃ、マチュピチュまできてね~」

「そーれじゃあね!」

そういって電話を切られる

...訳が分からない

マチュピチュ?遠いにもほどがあるだろ...

仕方なく飛行機のチケットを取る

そして翌日、飛行機に乗ってマチュピチュへ向かった

「まさか人生初の海外が仕事か...」

マチュピチュの入口に立っている男性に話かけてみた

「すみません、イスカと言う人からの紹介で来たんですけど...」

「ん?聞いていないな」

「まあ、イスカに会えばわかるだろう」

そういわれ、中に通された

「おい!イスカ!」

プレハブに男が叫びつける

「ん~何よもう朝から」

そういいながら白髪、ボサボサ、グルグル眼鏡の女性が現れた

「毎日十二時間寝るのは止めろと何度も言っただろう、イスカ」

...この女性がイスカさん?

あの日は裸眼で、綺麗な白髪だったはずなのに

どうしてこうなった

「あ!今日来る日じゃん!!わすれてた」

「研修の過程を勝手に省略するな」

「二か月一人で訓練してもらったからいいでしょ」

一人で訓練してたのは研修替わりだったらしい

「それで言いわけないだろう」

よくなかったらしい

「でもこの子将来有望だよ?ただの軍人二人で中級撃破して後遺症がないんだよ?」

「それは凄いが、そこまでか?」

「この私がエーテルをほとんど感じないのに、だよ」

...バレてたのか

達人はエーテル量を感じることができるらしいが、イスカさんはそれほどの強さだったのか

そういえば一撃で数多の宇宙人を切り殺していた気がする

...次元が違うみたいだ

「エーテル欠乏症...お前の逆か」

「かもね」

「さて、灯くん」

「ここの仕事について説明しよう」

「簡単に言うと...襲ってくる宇宙人をぶっ殺して地球を守る仕事だよ」

...俺の耳には、地球を救うという言葉しか入ってこなかった

「最高の仕事ですね」

「早速だけど、今宇宙人の大群がこっちに向かってきてる」

「どれだけ強くなったか見せてもらっちゃおうかな」

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