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11/2

 お昼。

 最近、執筆した日はこの時間に書くことが多い。

 夜明けに起きて、どうにか気にヤンを書けたけど。

 うーんていう手ごたえ。


 それが終わったら仮眠後、皮膚科へ。

 帰りにパン屋へ寄って、買い物して帰宅。


 最近は、肩と首、背中などの痛みはあるけど、割と元気に過ごせてる方かな。

 外にもよく出られるし。


 うーんと未だに迷っているけど、ここに書いてもいいかな。

 以前、僕と奥さんが不妊治療している時の話で、夫婦間では笑い話なんだけど。


 もし現在、不妊治療していたり、色々な事情でお子さんを授かれなかったり、女性の方は読まない方がいいかもです。

 一応、以下閲覧注意でお願いします。




 長女を授かるまで、僕と妻は2年ぐらい妊活していました。

 一年は自分たちで。あとの一年半ぐらいは、専門の病院に通っており。

 いわゆる、タイミング法という治療を最初にしていました。

 奥さんは30代に入ろうとしていたし、結構夫婦で焦ってました。

 排卵を予測して、仲良しするんですけど。

 まあ、義務になっちゃうのです。

 だから、奥さんが医師に「これから3日間連続でしてね」と指示されると。

「顔も見たくない!」

 と壮絶なケンカしてもが、自ずと「が、頑張ろうか」ってなるんです……。


 まあ、そのせいか。夫婦の仲も悪くなっちゃって。

 結局義務になっているのが、お互いに気を使うんです。

 好きなのに、ケンカしちゃうのも辛いし。

 お互いの子供が欲しいから、頑張るのに、口ゲンカになる。

 もうヘトヘトになっていました。

 それで、二人で話し合って。

「もう今年出来なかったら、来年は治療あきらめて、自然に任せよう」

 と約束したのです。


 実際、奥さんは本当に辛い思いをしていました。

 排卵誘発剤というのを毎月、お腹に注射するのですが、痛いし。

 強制的に排卵を複数排出させるので、お腹がパンパンになり、仕事が辛かったそうです。

 それで、ダメだったら、毎月“ダブルショック”で奥さんは泣く姿を見て、僕も辛かったです。


「ここまでしてまで、奥さんに子供を産んでもらう必要があるのかって」


 最後の方は、僕も奥さんが毎月泣くので、楽しいことをしようと提案しました。

「焼き肉を食べよう!」

 と無理やりテンションをあげたり。


 それでも授かれないので、最後の月に。

 特に信仰心もないくせに。

「子宝の神社に行こう」

 と僕が提案しました。


 ブルーだった妻ですが、渋々着いていくと言ってくれました。

 12月の寒い中、ローカル電車で田舎に行き、雪が降る中。

 2人でガクガク震えながら、神社まで歩きました。


 神社で、安産祈願なのか分からないですが。

 主婦たちの間では、人気の神社です。

 そこでお祓いしてもらえば、赤ちゃんを授かることができるとか。


 で、僕と妻は正座させられて、宮司さんが一生懸命、呪文みたいな言葉を唱えてくれます。

 そして、宮司さんが奥さんの前に近づくと。

「ポン」とお腹辺りを長い金色の(しゃく)? で優しく触れます。(というか、女性なので、すれすれで止めてました)


 僕は黙って隣りでそれを見ていると、宮司さんが何を思ったのか、今度は僕の前に立ち。

 呪文を唱えながら、膝の上に置いていた僕の手を笏でペシペシします。

 見上げて、僕は宮司さんに言います。

「え、手をどけるんですか?」

 すると、宮司さんは黙って頷きます。

 仕方ないので、膝から手をどけた瞬間……。


「ペシーーーン!」


「え?」

 思わず、声が出てしまいました。

 女性の妻には優しく触れる程度だったのに、僕には思い切り、股間を笏で一発。


 それを隣りで見ていた妻が吹き出します。

「ブフッーーー!」

 あんなに落ち込んでいた奥さんでしたが、股間を躊躇なく、叩かれた僕を見て笑っていました。


 僕も思わず、「今笑ったよね?」とツッコミを入れてしまいます。


 そして、気分が上がった奥さんは、帰りに『食べると子宝に恵まれる』と言う饅頭を食べて、嬉しそうでした。


 オチとしては、その月に今の長女が出来たという話です。

 個人的には、ギャグの短編として。

「赤ちゃんが中々出来ないから、最後に神頼みしてみた!」

 というタイトルも考えていましたが……。


 やはり、周りでも治療しても中々できないカップルさん達もいますし、死産されたケースも聞きます。

 だから奥さんとも相談して、この話は見送りました。

 ですが、このブログになら、書いていいかなって思い、書いちゃいました。


 なんか、すみません。


 ではまた!

 体重、81.7キロ。

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