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6/1

 朝。

 4時ぐらいに目が覚めた。

 昨晩は奥さんと晩酌。

 深酒した。

 まあそれはいいとして、つまみを食い過ぎたせいか、記憶曖昧だが、ベッドに寝てから「吐きそう」と動けなくなったらしい。


 結局吐かずにすんだが。

 ちょっと飲み方を控えないと。

 また胃が痛い。


 昨日は、1日引きこもっていた。

 寝ては書いて寝ては書いての繰り返し。

 なんでか、すぐに眠くなる。

 だから一時間ほど書いて、ゲーミングチェアがリクライニング付きだから、倒して20分ぐらい仮眠を取る。

 うとうとしているだけだけど、これでだいぶ書ける速さがあがる。


 「気にヤン」をやっとのことで、一旦の区切りがついた。

 一学期を終了。

 作品の世界では、三ヶ月しか経っていないのに、57万文字も使ってしまった。

 ということは、一年間を描くとどうなるのだろう?

 200万文字使っちゃうのか。

 もうあれだ。

 三浦先生には及びもしない物書きだけど、ベルセルク並みになりそう。

 こりゃ、命かけて完結させないと。


 それとは別に新作を書いてみて、あと公募用に短編を一つ書いてみた。

 今時珍しい未発表の作品に限るらしいから、投稿サイトに発表できない。

 個人的には早くサイトにあげたい。

 落選したら、すぐに発表しよう。


 そして、ずっと思っていた。

 僕は作業所に未練がある。いや、あったのだろう。

 しかし、二年間ずっと苦しんで引きずって、時には拒絶されたことに、

 胸を痛め、過呼吸を起して、寝込んで、毎日寝込んで、酒に溺れていた。


 それでも、書き続けた。書き続けている。

 正直、

「よくも騙したな」

 なんて怒りや憎しみが僕を突き動かしたことも事実だ。

 それも込みで愛だと思っている。


 だが、振り返るとどうだ。

 あの場所にあのまま、いたとして、僕は果たして、ここまで書けただろうか?

「気にヤン」だけで57万文字。

 他にも短編、中編。

 色々書いている。


 作業所にいたころは、やりたいことをやらせてもらえなかった。

 福祉がどうだとか、運営の方針とか。

 目先の金に、目がくらんで一番大事なものを忘れていた。


 創ることを楽しむこと、家族のこと。


 だから、やはり僕には合ってないのだと思う。

 そう思うと、

「なんだ? 大したことなかったな」

 と気が楽になる。


 機材や環境さえ整っている人なら、家で十分やれる。

 それがない人向けなんだろう。


 そして、ずっと考えていたことがある。

 作業所でやりたかったことを今の環境でやったらどうだろう?

 友達はいないし、創作仲間もいない。(リアルで)

 なら家族でやったら、どうだろう。


 絵本原作を書いて、イラストを奥さんに頼んでいる。

 しかし、奥さんも仕事で忙しい。

 だから、子どもたちにイラストを書いてもらう。

 クオリティは低いだろうけど、子どもたちも漫画家を目指したいという欲求を満たすことになる。

 家族でコミケに参加したら、おもしろいのでは?

 なんて妄想すると、楽しくてたまらない。

 実現できるかは、わからない。


 だが、やるだけタダなんだから、何でも挑戦だ。

 まずは僕の書いた原作を子どもたちに読んでもらって、想像してもらおうと思う。


 今あるもので、人生を楽しもう。

 なにを罪悪感なんて感じてたんだろう。

 もう既に手にしているじゃないか。

 ちゃんと大事なものに。


 これからも、振り返って、辛く感じることもあると思う。

 それでも、やり続けよう。

 どんなクソみたいなものでも、続けたら、結果として残るかもしれない。


 だから、僕は生き直す。


 今日は奥さんと1日休むつもり。

 午前中は皮膚科に行くけど。


 ではまた!

 体重、90.6キロ。

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