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4/19 その2

 夜。

 今日はずっと寝ていた。

 何度か、パソコンを立ち上げて、編集や更新しようと思ったが、立ち上がるのも、座るのさえ、苦しかった。

 だから、ずっと過呼吸と胸の痛みに耐えて、もがいていると、自然と夢の中にいた。

 僕はなぜ、こんなに苦しんでいるのだろうか?


 高々、死ぬ前の老人に出会っただけで、こっちが死ぬ思いの痛みを感じて苦しむ。

 一人相撲だ。


 飲まないと思っていたが、逃げたい一心で、飲みたくなる。

 正直、昨日もうまく感じないし、楽しくなかった。

 チェスター見て、そっちの世界はどうなんだろうとか。

 僕もチェスターみたく、筋トレして、ガッチリして、強くなるか。

 ついでに、左腕だけでもタトゥーを入れるか?

 ピアスも入れて、髪を金髪にして。


 別にオラりたいわけじゃない。

 真面目な人に見られたくないから。

 僕は真面目系クズて言うやつだと思う。

 一見、真面目に見えるけど、仕事や勉強はできないてわかると、すぐに相手は手のひらを返す。

んで、威圧的になる。

「お前は下だ」「バカ」「使えない」「弱い」とか。


 学校でも、教師に散々、吊し上げで叱られ、「こいつはバカの見本だ」みたいな扱いで、よく他の同級生の笑いのネタにされた。

 だから、人間不信になって、ガードが硬くなった。

 この人は僕の敵か? なんて。


 仮面が剥がれると、睨みつけて、圧をかけてきたり、無能であることを指摘されたり、からかわれたり。

 だから、最近は最初から、僕は無能でバカであることを、相手に見せつけるようにしてる。


 散々、バカだって言われたから、もう自覚してる。

 自ら「僕はバカなんで」て自己紹介してあげてる。


 でも、逆に僕のことをバカにした人たちで、有能な人て見たことないかも。

 なんていうか、本当に才能がある人て、余裕があって、優しい人が多い気がする。


 あ、また脱線しちゃった。


 明日、妻とデートできそうになくて、悔しい。

 だけど、夜に居酒屋を予約していて、それだけでも、過呼吸気味でも行きたい。

 だって、親父のせいで、楽しみを台無しにされるのは嫌だ。


 支配されるのはごめんだ。

 けど、奥さん曰く、「無理そう」て言われた。

 かなり心配されてるような状態。


 作業所でも言われた。

「お話を聞く限りでは、味噌村さんはもうお父さんに会わない方がいいと思います」って。

 そんな同調されたから、未だに引きずってるんだけども。


 果たして、僕は明日、外に出れるか。


 ではまた!

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