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暴力言論  作者: 佐藤脱皮
6/9

純情可憐、宵闇今宵

             


                                            

 ――今日あなたが死ぬとして、何が失われるだろう?

 どんな夢が? 

 どんな才能が?

 どんな知恵や技術が?

 もし、何も残らないとしたら、あなたはそれでいいのだろうか?       




 五月。第二月曜日。

 (まわ)(みち)(ゆかり)車椅子(くるまいす)に乗り、長く(つや)やかな黒髪を風になびかせ、登校していた。

 ご機嫌に鼻唄(はなうた)を歌いながら。

「フンッ、フフフフフフフン。フンッ、フフフフフフ、フンッ♪」

 ご機嫌そうな縁が乗る車椅子を、身長の高いクラスメイトの男子、片倉優人(かたくらゆうと)はうずうずしながら押していた。

 鼻唄に対し、突っ込みをいれたかったから。

 ――なんで正月なんだ!?

「……なぁ縁? なんか()いことでもあったのか?」

「ほえ?」

 縁は車椅子越しに真後ろへと上体を反らし、優人の顔を(のぞ)き込む。

「良いこと? もちろんあったわよ。こうして優人が車椅子を押してくれてることとか、お母さんの作ってくれた朝ごはんが美味(おい)しかったこととか……」

「そういうんじゃねぇよ」

 優人の突っ込みを無視して、縁は指を折りつつ、今朝(けさ)から起きている良いことを報告し続ける。

「いい加減止まれ! 特別な良いことがあったのかって聞いてんだよ」

「特別なこと?」

 縁は首を(かし)げ、(あご)に指を添えながら、青空を眺め記憶をたどった。

「うーん……。そういうことなら何もなかったわね」

「そうかよ……」


 二人は無駄話をしている内に、自分達の通う白桜(はくおう)高校へと到着していた。

 早く登校した甲斐(かい)もあり、校内に生徒はほとんど居なかった。

「あーーー。疲れたーーー」

 優人は車椅子の縁を教室に運び終え、自分の机にだらしなく()()した。

「お疲れ様」

 机に突っ伏する優人の背中を、縁は感謝するよう優しく撫(なでる。

 二人のクラスは二階にあり、車椅子の縁はどうやっても一人では上がれない。優人は健気(けなげ)に、縁と車椅子を二回に分けて、教室へと運んだのだ。 

「縁、そろそろ止めとけ。こんなとこ誰かに見られたらどうすんだよ?」

「どうもしないわよ?」

 キョトンとしながら答える縁に、優人は深いため息を吐く。

 優人は確かに疲れたと言ったが、身体は大きく屈強(くっきょう)である。縁が乗る車椅子を押して登校しようと、お姫様抱っこして階段を上がろうと、大した疲労にはならない。

 疲労の原因とはズバリ。縁との認識のズレ、だ。

 優人は縁と付き合っているという噂を、すごく気にしている。

 対して縁は噂など、まったく気にしていない。

 人の目を気にしてしまう優人と、人の目を全く気にしない縁とでは、他人に対する振る舞いが違いすぎた。結果。優人は一人だけ、間違った噂が広まらないよう、精神をすり減らすことになっていて。それで疲れてしまっている。

「どうもしないって……。お前は俺と付き合ってるなんて噂されて、嫌じゃないのかよ」

「別に。事実じゃないもの。勝手に相手が勘違いしてるだけなんだから、気にする必要なんて無いでしょ?」

 あっけらかんという縁に、優人は説得を(あきら)め、口をつぐむことにした。


 ……嫌じゃねぇのか。

 

 優人が縁にばれないよう、顔を背けて赤くなった表情を隠していると、教室のドアが開いた。

 不思議だった。

 横にスライドさせ開けるタイプのドアが、誰もいないのに開いたのだから。 

「……縁、お前の仕業(しわざ)か?」

「何のこと?」

 縁は優人のすぐ後ろで、車椅子に座っているだけである。何かをしたようには思えなかった。

 優人は机から顔を上げ、鼻の下を伸ばしながら、勝手に開いたドアを覗き込む。 

 

 何か白いものが、教壇(きょうだん)に移動した気がした。


「んあっ!?」

 優人の心臓が高速で動き出す。

 背後の縁に慌てた様子はなく、自然体そのもの。対して、自分はどうだろうか。いるはずもない空想の産物である幽霊(ゆうれい)(おじ)えている。

 情けないったらありゃしねぇ。

 優人は見間違いであることを確認するため、教壇を見つめながら、縁に()いてみることにした。

「ゆ、縁……。今、何かがそこを通らなかったか?」


「通るに決まってるじゃない」


「そ、そうだよな……えっ!?」

 優人が全力で振り向くと同時に、教壇から、真っ白な何かが走り出した。


「縁~~!」


 白い何かは優人を追い越し、縁に勢いよく飛び付いた。

 優人は心臓が止まったのでは? と思う程。顔は青く、身体を硬直させながら、彼女達の抱擁(ほうよう)を見つめていた。


 優人が怖がっていた白いものの正体は、どうしようもない程の、美少女だった。


今宵(こよい)!」

「縁~!」

 二人は名前を呼びあい、熱い抱擁(ほうよう)をする。

 優人の目は二人に釘付けで、瞬き一つ出来なくなっていた。

 美少女は縁の膝の上に収まる程、小柄(こがら)だった。

 恐怖で凍りついていた優人の心臓が、より速く。尚且(なおか)つ、激しく脈打つ。

「か、」

 美少女は白い。髪と素肌が、雪のように白かった。そして全てが、

「可愛い……」

 可愛かった。

 とろんとした瞳は嬉し涙を(たた)え、キラキラ輝いている。縁の名を呼ぶ小さな口は、名前を呼ぶだけで懸命に喋っていると思わせる。ふわふわとしたボブカットの髪は、触れたら綿菓子のように溶けてしまいそうだ。

 そして、汚れという概念(がいねん)すら知らなさそうな、白い肌。少女の顔から、手から、生足から見える素肌が。誰にも踏まれていない、新雪(しんせつ)のようだった。

 ごくりと、優人は唾を飲み込む。

「……縁。そ、その子は?」

 優人の声にビクンッと反応を示した白い少女の背中を、縁はポンポンと、母親のように優しく叩き答えた。

「この()宵闇(よいやみ)今宵(こよい)。私の一番大事な、親友よ」

「……親友? この子が、か?」

 縁は(いぶか)しげに、優人の表情を(うかが)う。

「……ねぇ優人? もしかして貴方、今宵のこと子どもだと思ってない?」

「子どもだろ?」

「ち、違います!」「違うわよ!」

 縁は優人を睨みながら、今宵は後頭部を向けながら、抗議してきた。

「今宵は今日からクラスメイトになる、同い年の高校生よ!」

「はぁ?」

 何から突っ込めばいいのか、優人には分からなかった。


          ☆ 


「と、いうわけなのよ」

 縁による今宵との出会い話が終了したころ、優人の心臓も正常運転に戻っていた。

 説明している間も、今宵は縁に抱きついたままで、優人に後頭部ばかり見せていた。

「悪い。合間合間にオカルトみたいな話が入ったせいで、よく分かんねぇ。……つまり今宵は、今日から白桜(うち)に来た転校生っつーことでいいんだよな?」

「うーん。間違って無いし、取り合えずそれでいいわ」

 縁は少し、呆れているようだった。

 

 話が途切れ、二人の視線は自然と、今宵へと集まっていた。

「ねぇ今宵。さすがに腕が疲れてきたんだけど?」

「あっ! ごめんなさい!」

 腕が疲れたと言われ、今宵はようやく車椅子から降り、床に立った。


 やっぱ、(ちい)せぇな……。


 床に立ったことで、今宵の小ささはより際立(きわだ)っていた。

 平均的な身長の縁と、今宵の身長は変わらない。両脚を骨折し、車椅子に座っている縁と、大して変わらないのだ。

 俺なら小学生ですって嘘つかれても、信じちまう。

 (うつむ)いて、ちらちらと優人を見ようとする仕草。もじもじと指を絡める動作。今宵のやること全てが、優人にとって、いちいち可愛かった。


 ――アカン!! 


 可愛いもの好きの優人にとって、今宵は強烈(きょうれつ)すぎた。

「そんなに(おび)えなくても大丈夫よ今宵。優人は見た目こそ大きくて威圧感(いあつかん)があるけど、実際は面倒見が良くていい男よ?」

「そういうことを平然と言うな!」

「何でよ? 事実でしょ? ははーん。さては照れてるのね?」

 意地の悪い顔をして、縁は言う。

「ち、ちげーよ!」

 表情に出ないよう努めていた優人だったが、縁に指摘され、全身が燃やされでもしたかのように、真っ赤になった。

 そんな二人のやりとりを、今宵は黙って見つめていた。

「さっ、今宵。そろそろ教室を出ましょう。貴女の存在はホームルームまで内緒なんだから、クラスの皆に見つかったら大変よ?」

「あっ。そ、そうだね」

 言われ、今宵はちらちらと優人の顔を覗き込み。拳をキュッと握りしめ、意を決したかのように喋りだした。

「……あ、あの! あたしも縁の仲間だから! ゆ、優人君とも、その、な、仲良くしていき……」

 意を決して喋りだした今宵だったが、恥ずかしさに負け、最後の方はほとんど聞き取れなかった。


 ど、どうしよう。あたし、全然上手く喋れないよ~。

 

 そう、目を(つむ)り後悔していた今宵の頭に、大きな手が降ってきた。大きな手は、優しく今宵の頭を撫でてくれた。

「こっちこそよろしくな。今宵」

 あの人みたいに、優しい笑顔だと、今宵は思った。

 今宵はようやく、まともに優人を見ることが出来た。

「……そっくり」

「ん? なんか言ったか?」

「な、なんでもないよ!」


 青春の一ページのような二人の光景を、縁はニヤニヤしながら、すぐ近くで眺めているのだった。

 

          ☆


 二年生になってから、朝のホームルームがこんなにうるさくなったのは初めてのことだ。高校の二年生という大事な時期に、転校生が来ること事態、(まれ)なことなのに。その転校生がこんなに小さくて可愛いのが原因だと、優人は思う。

 結論は間違っていない。教室に今宵が入ってきてから、男子も女子も、可愛いと口々に言っていた。だが、今宵の自己紹介の後、名前が黒板に書かれると一瞬。教室は静まり返った。


 ――宵闇(よいやみ)今宵(こよい)

 

「すごい名前……」「見た目はあんなに白いのにね」「夜に夜だぜ。親のセンスを疑っちまうな」

 優人にとって予想外の反応だった。

 名前一つでずいぶんとまあ……。宵闇今宵。いい響きだと思うんだけどな。

 バンッ! と。誰かが机を強く叩く音がした。

 そういや。うちには名前で先生と対決した奴がいたなあ……。

 優人がその人物に視線を向けると。彼女は極上の笑みを浮かべ、怒っているのが分かった。

「先生。時間が無くなりますよ? 早く進行して下さい」

「ひ! そ、そうですね回り道さん!」若い担任の(おんな)教師(きょうし)は、言われた通り、今宵の紹介を再開させた。

「おほん。宵闇さんはすごいんですよー。なにせ宵闇さんは、全国模試で一位を取れちゃう天才さんなんですよー」

 担任はおっとりとした口調で、さらりと個人情報を公表していた。

 教室は再び騒ぎだしたが、縁の席から発せられる不穏な空気を読み取ったのか、すぐに静かになった。

「え、えーと。それでは皆さん。今までこのクラスだけ行われていなかった席替えなんですが、宵闇さんが編入されたことですし、実施したいと思います」

 教室からは賛否(さんぴ)の声が上がったが、賛の声が多く。席替えはスムーズに実行された。

 窓際の席から順番に番号を振られ、くじ引きに書いてある番号が自分の席になるという、昔ながらの方法で席順は決められた。

「あっ! そうでした。回り道さんは車椅子だから片倉君の隣じゃないとダメですよね。太田さーん! 席、代わってもらっても大丈夫ですかー?」

「はぁ?」と。困惑している優人のことを無視し、担任はそそくさと決まった席順を入れ替えた。

 小さなガッツポーズを取り合図をしてくる担任の姿から、明らかに縁を押しつけているのだと、優人にも分かってしまった。  

 その上、席を代わるよう言われた女生徒も、嬉しそうに席を譲るものだから。優人は黙るしかなかった。

「先生」

 車椅子の美少女が、高く真っ直ぐに、手を挙げた。

「な! なんでしょう回り道さん!」

「それなら、今宵も私の前の席にお願いします」

 クラス全員の視線が、縁に向けられていた。

「ど、どうしてでしょうか?」

「先生なら今宵から聞いていてお分かりだと思いますが。私と今宵は知己(ちき)の仲です。ですので、優人君が体調不良等でお休みした場合、優人君の代わりに車椅子の手伝いお願いしたいんです。優人君がいいなら、今宵だっていいですよね?」

 縁はまたも極上の笑みを浮かべ、担任の若い女教師を、睨んでいた。

「ひゃっ、ひゃい!」

 返事か悲鳴か分からない声で、担任は了承(りょうしょう)した。


          ☆ 


 昼休みになった途端、縁は机を動かし、隣にある優人の机とくっつけ始めた。

「今宵。優人。ご飯、一緒に食べましょ」

「うん!」「……教室(ここ)でか?」

 今宵は嬉しそうに、優人は嫌そうに答えた。

「場所を変えても良いけど、運ぶのは優人よ?」

 優人はがっくりと肩を落とし、バックの中から弁当を取り出し突き合わされた机の上に置いた。

「よい、しょっと」

 縁は車椅子の下から、弁当を取り出した。

「……重箱(じゅうばこ)、だと?」

「縁の車椅子ってすごいんだね!」

「ありがと今宵。もうすぐ使わなくなっちゃうだけど。やっぱり自分の足の代わりとして使う以上、車椅子だってこだわりたいじゃない。だから、特注で作ってもらったのよ」

 縁は微笑み、車椅子を褒めるように撫でながら答えた。

「もうすぐ使わなくなる、だって?」

「ええそうよ。あと、一、二週間くらいかしらね」 

「バカ言え。お前の怪我は骨折だろ? 二、三週間ぐらいで治るわけねぇだろ」

 縁は優人に、穏やかな微笑みを向け意見する。

「分かってないわね優人。人間は精神の生き物なのよ。治ると信じて具体的に骨が結合(けつごう)していく様子を想像(イメージ)してると、身体は想像に応えようとして能力を高めてくれるのよ」

 縁の発言を、優人は鼻で笑う。

「優人君。縁の言ってることは本当だよ」

 優人が声の主に視線を向けると、クリームパンのクリームをほっぺに付けた今宵が、堂々と見つめてきていた。

「今宵。クリーム付いてるぞ」などと、とても言える雰囲気(ふんいき)ではなかった。

「公式に学会が認めてるわけじゃないけど、実際にイメージの力で脳腫瘍(のうしゅよう)が無くなった。っていう話は日本だけじゃなくアメリカにもあるんだよ。白血球(はっけっきゅう)が脳腫瘍を食べてくれるイメージを子どもに信じさせて、手術不可能な位置にあった腫瘍を、無くしちゃったんだって」

「……そう、なのか?」

「うん! あ! で、でも、誰にでもできることじゃないからね! 縁みたいに自分を信じられる人じゃないと、難しいと、思うんだ……」

 今宵はだんだんと弱気になっていった。縁の弁護を初めた時は、別人のようにハキハキしていたというのに。

「……今宵ってよぉ」

「う、うん!? な、何かな優人君?」

 不満そうな優人の表情を見て、今宵は後悔していた。

 縁から話を聞き知っていたとはいえ、初対面の優人に意見したことが、不満にさせたと思ったからだ。


「すげぇんだな」


 今宵の瞳を、ぱちくりぱちくりと(まぶた)が行き来する。

「可愛いだけかと思ったら、話は分かりやすいし。俺みたいに怖がられやすいやつにも、ちゃんと意見を言ってくれるんだからよ」

 照れた様子もなく。優人はにこやかに伝えていた。

「あらあら優人ったら。ストレートに可愛いだなんて」

 口許をわざとらしく隠しながら、縁が事実を指摘した。

「はぅっ!」「あっ!」

 二人は仲良く、赤面した。


          ☆


 昼食を食べ終えた縁は、目を細め、教室の窓から見える青空を眺めていた。

「ねぇ今宵。あの子とはあれから会った?」

「ううん。会ってないよ」

「そ。なら、安心ね」

「あの子?」

 

 知らないことを懐かしそうに話し合う二人に、優人は無意識に聞いていた。

今朝(けさ)話したでしょ? 今宵と私が出会って、助けることができた小学生の話よ」

「……! 自殺しようとしてたのって!! 子どもだったのかよ!!」

 教室には他の生徒もいるというのに、優人は大声を出しながら立ち上がった。

「ゆ、優人君! 落ち着いて!」

「あっ! ああ……そうだな」

 優人は自分に向けられている視線の多さに気づき、すまなそうに席に着いた。

「どうしたのよ? 今朝聞いてた時と反応が違うじゃない」

「仕方ねぇだろ。あん時は人に黒い(もや)が見えるとか、靄は人の死のエネルギーかも知れないとか。そんな眉唾(まゆつば)もののオカルト話にしか聞こえなかったんだからよ。第一自殺を未然に防いだとは言ってたけどよ、それが子どもだったとは言って無かっただろ!」

「そうだっけ?」

 優人の剣幕(けんまく)を気にもせず、縁は反省するように後頭部を掻くだけだった。

「じゃあ、今度はきちんと話すわね。今宵も、私が記憶違いしてたら言ってね」

「あ、う、うん」

 縁は優人に焦点を合わせ、記憶を鮮明に思い出し、語りだした。


「今宵にはね。『死』が()えるのよ」

 

  

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