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【第四話前編】切れた口火

「で?どうすんだい。協力するのか、しないのか。」剣を突き付けられる。


事の始まりは街らしき影を頂上から確認し、

向かおうと山を上り下りを繰り返していた時だった。

簡単に言うと、道に迷った。


そこで偶然にも人に会った。


街への道を尋ねる。

「…ついてきな。」促されたため、ついていった。

…そして、大勢に囲まれた。


「街には連れていく。だが、あたい達に協力しな。」首領らしき女性は言った。


そして今というわけだ。

「一体何をすれば…。」少し上ずった声で答える。

「なぁに、食べ物と金をくれ。簡単だろ?」首領は不敵な笑みを浮かべる。


これがソールさんの言っていた『物を奪う』人達に違いない。


黙って持っていた荷物を差し出す。

この状況では多勢に無勢だ。

「ふむ、これくらいなら上々か。」首領は満足げな顔を向け、僕の荷物を担ぐ。


「街への案内はちゃんとやる。半日もあればつくさ。」案内は嘘でないらしい。


その時、砂を舞い上がらせてかき分けて入ってきた男がいた。

「大変です!『あいつら』が来ました!」肩で息をしながら報告する。

「…ちっ、しゃあないね!…あんたも来るんだよ!」腕を掴まれ早足で移動する。


入り組んだ道を移動し、隠すように掘られた穴に案内される。


その中にはたくさんの人がいたが、

灯りは暗く、顔はよく見えなかった。

押し込まれるように奥へ行き、広場のような場所に出た。


そこにさっきの男が慌てた様子でまた現れた。


「奴ら、俺達を本気でつぶす気だ!凄い数だ!」その言葉で場の空気が冷える。

「…各自判断でねぐらに行け!あたいが奴らをかく乱する!」首領が駆け出す。

ざわめきと焦りの中、1人、また1人と逃げ出していく。


「お前、これを付けろ。」その中の1人から変な位置に穴の開いた袋を渡された。


僕がどう使うのか迷っていると、急かすように早口でいった。

「覆面だ。これを顔にしっかりつけろ。捕まらない限り顔は見えない。」

言うやいなや、実例を示すように被り、移動を始めた。


道が分かるはずもなく、彼についていくのだった。

更新が遅くなりすみません。

他の作品も見てると時間が経つのはあっという間です。


5/10更新

アジトをねぐらに変更。

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