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短編

狂える、CRUEL

作者: RK

 生き物は時に残酷だ。


 群れが生きる為には、時に仲間すら切り落とす。


 それは生きる為に必要なことである。


 雌カマキリが交尾の後に雄カマキリを喰い殺す。


 雌カマキリは生まれた子の餌となる。


 夫殺し、親殺しは日常茶飯事だ。


 それどころか子殺しだって平気で行う。


 彼らは平気な顔をして…、そもそも考えることをしていないのかもしれない。


 それは当然の行動だから。


 当たり前の行動だから


 生き物には遺伝子が刻み込まれている。


 生き残る為の本能という形で。


 残酷で狂気的で。


 それを残酷で狂気的と思う人間こそが狂っているのだろう。


 平気な顔をして親を子を仲間を種を殺している人間こそ。


 もっとも残酷で狂える存在なのだと思う。

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