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1章 驚愕

バタバタッ...


「梨...梨華ちゃん!次移動しないと...」


「ああ、ごめん...」


何だこれは。


・・・別に友達でもないのに・・・


元々梨華は魔術師として、いわゆる“魔界”に住んでいた。


人間界に来るキッカケというのも

「人間の気力を集めて来い」

と魔王直々に命令されたからだ。


何故かは聞かされなかったが、どうせ新しい魔術のベースにでもするんだろう。


そして

「我々が用意した人間の家族以外と深く関係を結ぶな。」

とのことだ...


勿論、魔界には友達が居るし両親も居る。

梨華は断ろうと思ったが、そのミッションの報酬は家に溜まった借金を取り消してくれるっつー(何とも太っ腹な魔王っすな。)


梨華は母上や父上の事を思えば、このミッションを受ける事を選んでいた。


キーンコーンカーンコーン...


帰りのチャイムが鳴る。


(中学校とやらは魔術学園と違って役に立たない事を学べと言われるのか...)


それも当然。梨華はミッションが終わって、魔界に戻らなければ魔力が抜けていってしまうので、勉強などしなくてもいいはず。


(まあ、学校は人が集まるから気力を集めやすいだろうけど)



「ここじゃ何の特にもなんないな...」



一日目の収穫は微量だった。魂を奪えば一発なのだが、魔王の事情がなんたらかんたら...

で気力が一番効率がいいと言っていたが...



「ぜんっぜん...おわんないっすよぉおお!」



帰り道で叫んでしまった。

だが人通りの少ない道路だったのが梨華にとって幸いだっt...


「あ、」


電柱に人...同い年位の少年が座っていた。

バーテンダーのような服...しかも全身黒。


(うぉおお!?おおおお?)


梨華は混乱してしまった。




少し長くなってすいません(´Д` )

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