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君はこれからどう生きるか

作者: タチアサ
掲載日:2025/10/30

少年が"喋る"猫と出会い生き方が変わるかも知れない

皆さんは猫に話しかけられた事はありますか?

僕はあります、それが夢なのか妄想かは分かりません


休日の昼前窓から差し込む日差しで起きる

コンビニに弁当を買いに行くと公園に一匹の真っ白な猫が居た。

何気なく猫を見ていると"なにをみてるんだい?"猫が喋ったのだ

僕は耳を疑った最近の受験勉強の疲れのせいで起きた幻聴だと思った


猫が不思議そうに首を傾げながら言った

「だから君は何を見ているんだい?」


僕は近づいて話しかける

「君は喋れるの?」


猫は言った

「今喋っているだろ?」


僕は驚いたこんなにも流暢に話せる猫がいる事に

「確かに喋ってる、けど普通猫は話さないんだよ」


「普通?普通とはなんだい?」


僕は急に問われた質問に驚いたと同時にその質問は難しく考えた

「普通か…まぁ一般的にみたいな意味かな?」 


「なら私は猫と喋れる普通だけど君はどうだい?」


僕は何を当たり前のことを言っているんだと思った

「当たり前だろ君は猫で僕は人間だ」


「そうだね、じゃあ"見方"や"立場"によって"普通"は変わってこないかい?」


僕はこの猫が何を言っているかわからなかった

「どう言う事?」


「例えばクマが人を襲ったとしよう、そのクマはどうなるべきだと思う?」


僕は何も考えずに行った

「駆除されるべきだと思う、人を襲った以上しょうがない」


「じゃあそのクマが人々が森を切り拓いたせいで森に餌が無くなりしょうがなく人を襲ったとしたら?」


僕は少し複雑な気持ちになりつつ答える

「それは少し可哀想だと思う」


「じゃあもしそのクマが襲ったのが君の家族の様な大切な人だったら許せる?」


僕はこの猫に苛つき始めた休日にしかも猫が説教臭い事を言い始めたからだ

「多分許せないと思う」


「そう、じゃあ私の言いたい事はわかったかな?」


僕は理解はできていた、ただこの猫に反抗したくなった

「理解は出来るよただ理解は出来ない」


「じゃあ昔とある国の"指導者"がある戦争を起こし特定の"民族"を虐殺し非人道的な事をした、その指導者と指導者を選んだ国民は非難を受けその非難と摩擦を現在も続き"不"の歴史として続いている、その事についてはどう思う?」


僕はいきなりの話の重さに驚いた

「それは"当たり前"だと思うやってしまった事が酷過ぎるから」


「じゃあもしその国が戦争に負けとても貧乏になってしまったそこから抜け出すには革新的な指導者が必要だったそれがもし酷い残虐性を持って居ても、ならどう思う?」


僕はこの猫が何を僕に伝えたいか理解しきれなかった

「わからない」


「なら君がもしの"指導者"で飢えている国民をもし戦争をして勝てば国は豊かになり国民は飢えなくなるとしたらどうする?」


僕は迷った何故こんなにこの猫の言う事に真剣に考え向き合っているかはわからない

「わからない…けどするかも知れない」


「そう…結果に何故その人物がこの行動をしたか、何故そう思ったかが過程にはある、人々は過程では無く結果を重視する感情や思考は人には完全に共有出来ない、現代でも人の考え方には差があり、人が違えば考え方が違い、時代が違えば常識が違い、国が違えば文化違う、その"違い"を完全に知ることは出来ないだから結果を求めてしまい"別"を作り出す」


僕は驚いた猫が喋っているからでは無く、自分いや、大抵の人より賢いのでは無いかと思ったからだ、だから質問してみる事にした

「君が言う、差と別は差別と一緒?」


「うんそうだね…生き物には"違い"がありその違いは努力をしても覆せないそれが差、その自分とは違う差を受け入れられず扱い方を変えてしまう、それが別

君は差別は無くなると思うかい?」


僕は考えながら言った

「無くなる事は無いけど、少なくなっていると思う」


「そう…私は無くなる事は無いし減る事も無いと思う、人々が"多様化"していくのと同時に差別も"多様化"していくと思う、差別はどんどん目に見えない対象になって行くと思う、自分が出来る事を他人ができない、自分が上手く伝えらる事を相手が伝えられない、自分は人気がある相手は無い、こんな目に見えない"能力"の差がより強くなり、目に見えない差別は薄くなり、気づかれにくい差別が強くなると思う」


僕はどうしてこの猫がこんな事を知っているかは置いておいて疑問をぶつけた

「差別は無くす事は出来ない?」


「昔ある人が言った、善とは知識であること、悪とは無知であること、これは善とは知識を探究し磨き続ける事で悪とは知識を探究しない無知である人と言う意味だね、ただ世の中には無知である事を強要されている人達がいる、その人達は悪かな?僕はそう思わない、じゃあ無知を強要されている人達は可哀想だから悪人じゃないと言えばそれも差別になる、"身分や立場"で簡単に変わってしまうだから差別は無くならない」


僕は普段意識していない事を急に刺された気分だった普段は思考しない事、どうでも良い事を無意識的に必死に言葉を求めている、なのに言葉出ずに詰まりすらしない自分に"苛立ち"を覚える

「じゃあどうすれば良い?」


「わからない、これから先の時代人間の本質が変わるとも思って居ない、ただ変わらないからこそ過去を見れば学ぶ事が出来ると思う」


僕はこの猫ともっと話したいけどなんでかは知らないけどもう話せない気がしただから"多分最後になる質問"をした

「君は何者なの?」


「私はただの猫だよ、そろそろお別れだね、いい話が出来たよ」


猫が腰を上げ歩いて行く、すると途中で猫が振り返る

「最後に聞きたい事があったんだ

 "君はこれからどう生きるか"」

数年前に見たジブリの君たちはどう生きるかを見て自分なりの解釈と現在を読んだ上で自分の君たちはどう生きるかは書きたくなり作りました

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