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前世人魚姫でした

作者:汐留 縁

_______人魚姫

あるところに美しい人魚姫がおりました。
彼女は人間の世界の王子に恋をして、魔女に願い、魔女に美しい『声』を渡した代わりに人間の『足』を手に入れました。
そして魔女は、もしも王子と結ばれなければ泡となって消えてしまうと言いました。
けれど、王子は別の女性と結ばれてしまい、王子と結婚できなかった人魚姫は、最後、泡となって消えてしまったのです。

────────────────────────

______町で暮らす少女ラナは前世人魚姫だった。

前世で王子と結ばれず泡となって消えた彼女は、人として生まれ変わったのだった。
そして前世の記憶を持つラナは、もう二度と恋はしないと心に誓っていた。
しかし、4年前の嵐の日に、ラナは1人の少年と出会う。海で溺れていた少年を助けたラナは、忘れていたはずの想いと記憶を思い出していく。
そして4年経った今。
その少年ユリウスは、何だかんだとしょっちゅうラナに構いに来る。
そんな彼を鬱陶しく思いながらも、ラナは絆されつつ2人の時間を育んでいた。

『前世に失ってしまった心の欠片。
今ここにいるのは人魚姫の魂と記憶を持った、ラナという1人の女だけ。
人魚姫の心を失った私の心はどこにあるのだろう.......』
前編
2022/10/02 13:13
中編
2022/10/02 13:13
後編
2022/10/02 13:14
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