表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女と相棒  作者: 洋梨
第1章
9/546

第9話

ラルドはガッツリとキャンシーの腕にしがみつき歩いている。

(そんなに怖いのかな?…それでもついてくるとは、志は立派だな。)

「あ、あの、キャン、シー、さん?」

「ん?何?」

「あの、真っ暗で何も見えないんですが、キャンシーさんは見えてるんですか?」

「あぁ、そうか、見えないのか。」

(しまった…つい癖で…)

キャンシーが指の先から炎を出す。その形は狐の形をしていた。

「わあ!」

ラルドはその狐を手で囲った時それが消えた。

「あ…すみません。」

「あはは!」

再び狐を出す。

「これ、<火狐コギツネ)>って魔法なんだけど、脅しに使う技だからあんまり殺傷能力高くなくて、生物に触れちゃうとすぐに消えるんだ。」

「そうなんですね。」

「ランプとかない?」

「カバンの中にあります。えっと……あ、これです。」

「うん、この火をランプにつけて…これでよし。完成。」

キャンシーはランプをラルドに渡し指を吹いた。

「本物の火があればよかったけど、ないから気をつけてね。」

「はい!」

技は使いようです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ