表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女と相棒  作者: 洋梨
第1章
3/546

第3話

少女が向かった奥の部屋から色々な物が壊れる音がする。

(この人の前…は少し、不安だったけどあっちの方が心配になってきた。)

「んー?」

受付の女性が起きる。キャンシーたちはギョッとした。受付の女性はその右目が隠れ、左目もおどろおどろしい目をしていた。

「あら〜、おはようございます、」

女性の目が華やかに変わる。

「はい、おはようございます。もうすぐ夕方ですね。」

「んー、キャンシーさんですねー、私、この宿の主人の["シャルル"・ドルガ]です。依頼を送らせていただきました。」

「はい、これですね、この街付近の変質者の調査。すみません、調査だけなのに宿まで用意していただいて。」

「いえ、いいんです。面倒臭そうなので…」

「え?」

「いえ、なんでも。」

「お待たせしました!キャンシーさん!」

少女が勢いよく現れた。

「あ、"ラルド"、この人が

ラルドはシャルルを見下ろすように顔を上げた。

「あ、あれ?」

「キャンシーさん!部屋を案内します!ささ、行きましょう!」

「え、あ、ちょっと、」

ラルドはキャンシーの腕を引っ張り部屋に連れて行った。ラヴィは忘れていかれた。

「もう〜、仕方ない子ね〜、」

シャルルはラヴィの方に目を移した。

「あら、あなたら行かないの?」

ラヴィは声を出さない。その後ろからラルドがヒョコッと現れた。そのままラヴィを連れて行った。

(びっくりしたわ〜…)

シャルルは少し微笑んだ。

白く包むベールを剥がした君のその暑い眼差しはどうして僕をこんなに赤く染め上げるのだろう。

訳:日焼け止め塗り忘れて体が赤い。

シャルルさんは色白です。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ