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明日から頑張る!

最後まで読んでくれたら幸いです。コメントも是非してね!

日差しが体を照りつけ、弱風が体を冷まし、辺り一面は何も無い平野。

いかにも、アニメや漫画に出てきそうな場所だ。

「なんだこの場所!?」

余りの景色に声を出してしまった。俺は、さっきまでこんな、ドラ○エのスライムが出来そうな平野には居なかった。

「よ、よし一旦落ち着こう」

落ち着ける訳がないが、数分前、いや、生前の記憶の方が正しいのか?取り敢えず、生前の記憶を辿ることにした。


am3:35

俺、鈴木太郎!部長のせいで帰りが遅くなった、ただのサラリーマン!早く帰って明日に備えないと!そんな事を考え走ってると、目の前のトラックに猫が飛び出した。反射的にに動いた身体はいかにも転生トラックに轢かれそうになっている。

やばい死ぬ!という瞬間を歩道橋の上から目撃した、コンビニ帰り中だった俺、梶川春斗かじかわはるとは、衝撃的な光景に目を奪われ、階段で足を滑らせ頭を強く打ってしまった。

「そうだ!俺一回死んだのか!」

確かに、この記憶に間違いないのだ。だが、しかし、そうなると話が変わってくるのだ、異世界詠唱トラックに轢かれてない。これは、おかしい、かなりおかしい。

そんな事を考え、小一時間ほど悩んでると、目の前に女の娘が現れた。場所も変わり辺りを見渡すと、真っ黒、何にも無い、床は硬い鉄のような冷たさ。

「こんにちは、はじめまして」

女の娘は、俺にに向かって話しかけてきた、だが答えられない、何故かって?そう、何を隠そう俺は、童貞陰キャコミュ症高校生なんだ。方や女の娘の方は、可愛いくて、人当たりが良さそうで、まるで陽キャの化身と言わんばかりの奴。無理だ、無理ゲー過ぎる。だが、余り返事が遅過ぎると変に思われてしまう。俺は、テンプレに「こ、こんにちは」よっっしゃゃゃやあぁぁぁ。言えたぞ、俺は言えたんだ、言いたいことを、ミスは無い。

「今、心の中でワンビースのコヒーの真似しましたね」

WAO、なんてこったい、恥ずかしい。だかそれより「心の中が読めるのか?」そう問いただした。

彼女は、笑いながら応えた「一応、神様ですから」

なんと、あらまぁ、神様!こんな可愛い子がですか!「可愛いなんて照れますよ」もう死にたい、殺してくれ。

「あの、心の中読まないでくれます」俺はそう言うしか無かった。こうなったらコミュ症もクソも無い。

「ああ、あ、あああ、すいませんそうですよね。失礼ですよね」本当に失礼だよね、(プンスカプンプ)「じゃあ、はい今切りました、もう心読みません」嘘くさい、試しにナニを考えるか…。


十分後


目の前の女の娘は、顔が赤く火照って横になっていた。

「分かりました、私が悪かったです、本当に切りますから」そう言うと彼女は体制を立て直し真剣な顔でこちらを見つめてきた。

「本題に入ります、がその前に」

俺と彼女の間に椅子と机が出てきた。

「あそこに、座りましょう」そう彼女が指をさす。

出せるんだったら最初から出せよ。そんな事を、思いながらも俺は椅子に着いた。

「では、話に入りま…」

「ちょと待ってくれ」彼女は首を傾げこちらを見ている。

「名前、まだ聞いてなかったよな」

そうすると彼女は慌てて名乗り出した。

「私の名前は、レイア・ビルフォンス・エイリです。気安く、エイリと呼んで下さい。」

「俺の名前は、梶川春斗。春斗って呼んでくれ」

「では、話に入ります。まず貴方は死んでます。そして、転生して魔王を倒してもらいます。以上」ん?それだけ?情報が足りな過ぎる。

「伝説の武器とかないの?」

「はい、有りません」

「僕の考えた最強能力的ものも無いの?」

「無いですね」笑顔でそう応えた。殴りたい。

「じゃあ国とかは、近くに無いの?」

「あっそれなら近くに転送出来ます!」

やっとましな返答が来た。

「冒険者の申請をしてクエストを受けたりは?」

「もちろん出来ますよ」仲間集めしないとなー

男子なら冒険者に心の中がワクワクして当たり前。そんな事で頭がいっぱいだった。

「それじゃあ、行きますよ。えい!」

「え、いやまだ話が…」

謎の光に包まれた俺は、さっきとは違う平野に飛ばされていた。日が沈んで、辺りは真っ暗だった。お腹も空いた。寒い。

今日は、一日色々有りすぎた。頭の中は、パニック状態。

「取り敢えず、寝よ」明日は、冒険者申請的なのして頑張ろ。俺は適当にそこらで横になって寝た。


読んで下さりありがとうございます。

これからも週1ぐらいで書いていきますのでよろしくお願いします。コメントもよろしく!

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