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昔々とある村に、国一と言われる天才科学者の男が居りました。
男は村外れにある家に住んでいました。
男は色々なものを作り出しました。
それらは人を幸せにするモノも有れば、不幸にするモノも有りました。
男は色々な実験をしていましたが、ふっと人間と同じようなアンドロイドを造れないかと思いました。
「あぁ、造ってみたい。」
男はその日から、来る日も来る日も実験をしました。
何年何十年と実験を繰り返し、男はついに人間そっくりな女性アンドロイドを造り出したした。
柔らかくそして温かい皮膚。喜怒哀楽が分かる顔の表情の筋肉。瞳も人間と変わらない創り。何処から見ても人間そのもののアンドロイドに男はメアリーと名付けました。
ですが、メアリーには人間に大事な有るものが足りなかったのです。
男は何としても完璧なモノを造り出したいと思いました。
男は更に何年も何十年もメアリーに言いましたが、男の満足のいく結果は出ませんでした。
とうとう男はヨボヨボの白髪混じりの老人になってしまいました。
ふっと昔のネタを思い出したので書いてみました。
短めですが宜しくお願いしますm(_ _)m