表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

その1  "、" や"。" の使い方について。


文章を書くならば、確実に存在する句読点。

小学校や中学校でも句読点には注意しなさい!

 と言われた方も多いかと思います。

因みに "、" これを読点、"。" こちらを句点と言います。


文章の終わりに付けられる"。" ならばいざ知らず、文の途中に使う"、"読点。

こちらを使うのに、難儀されている方は多くいるのではないでしょうか?


ですが、対処方法は意外と難しくはありません。


音読しましょう。


こちらも、小学校や中学校の時に教わったことかもしれません。

しかし、案外捨てたものじゃありませんよ?


例文としてあげてみましょう。


「皆様本日はお集まりいただき誠にありがとうございます」


こちらの文章に"、" をつけてみましょう。

次の中から、音読してみて読みやすいのはどれですか?


A.「皆様、本日は、お集まりいただき、誠にありがとうございます」


B.「皆様、本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます」


C.「皆様本日は、お集まりいただき、誠にありがとうございます」


D.「皆様、本日はお集まりいただき誠にありがとうございます」


決して、どの文章も間違っているとは言いません。

しかし、どうでしょうか? 

なんとなくBの文章の方が読みやすいような気がしませんか?


差がわからない! 音読しても一緒な気がする! 


といった方は読点より後ろを一度隠してそれぞれ読んでみてください。


イメージとしては読点は一拍、句点は二拍あけると分かりやすいかもしれません。


Aでは読点が多すぎて詰まりますし、Dでは音読できないわけではありませんが、

印象が薄くなってしまいます。


結果として、個人的にはBの文章が読みやすいと考えます。


もう少し、詳しい説明が必要な場合はご連絡ください。



次に "。" 句点ですがよく見られるのは


「本を読んでもいいだろ?。」


「そういう問題じゃないです。!」



"!" 感嘆符や "?" 疑問符の前後に句点や読点は付けないようにしましょう。

読んでいて違和感を覚えることが多いです。



「なにがどうなってるんだ。」


"「」" などの台詞の最後に句点を付ける方が多く居ます。


最初に言っておきます。


決して間違いではありません。

私自身、小中学校などの国語の授業でも「~。」といった様に

閉じ括弧の前に句点をつけましょうと言った風に習いました。


しかし、現在出版されているライトノベルやミステリ小説などを読み返してみても

閉じ括弧の前に句点が付いている例は殆ど見ません。


もしも見かけたら教えてください。


これは "」" 閉じ括弧が文末を示していることは明白である。

と言った風潮から使われなくなったという説が濃厚ではないかと思います。


なので、基本的には  "」" や ")" などの閉じ括弧の前にある句点は省略しても

良いと考えましょう。


これが自分の作風なんです! と言った方は止めはしませんが


「いい天気だ。」


「明日も晴れだ」 


このように句点があったりなかったりは読んでいて気になります。

一人の読者としての目線ならば、どちらかに統一してほしいと思うのが本音ではあります。




まとめ


読点の場合、音読してみて違和感を覚えるかどうか確認しよう。


分かりにくい方は読点より後ろを一度隠してそれぞれ読んでみて!


読点は一拍、句点は二拍あけて音読してみよう!


句点の場合、閉じ括弧の前の句点は省略しても良い。


省略しなくてもよいが、どちらかに統一はしてほしい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ