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第一章 港町署 鑑識課

前回遺跡現場で発見された女子大生の撲殺死体を捜査するために、捜査刑事が捜査2課で指名された。

壇頑は相棒の優美子と鑑識を訪れる。


 第1章のスタート。

第一章 港町署 鑑識課


 壇頑は港町警察署捜査2課の刑事だ。

 ここ港町警察署では捜査2課は主に殺人事件を担当している。

 壇の年齢は37歳、彼はキャリアではない叩き上げの現場肌のデカだ。

 昔ながらに足で犯行現場やら立ち回り先を歩き回り、

聞き込みを行い容疑者を絞り込んでいく。

 姓は壇、名前は頑固者の頑と一文字だ。

 弾丸と音が重なるためブリット(弾丸)とあだ名がある。

 署内で壇が新人に自己紹介を行う時にそう説明をするのだが。

 誰もその後署内で彼を『ブリット刑事』などと呼ぶ者はいない。

 港町署では殺人という事件の性質上捜査1課、3課などと捜査上刑事は

連携を組むことも多い。

 それ以外の場合も単独行動は取らず、相棒と同行捜査をする事が捜査の

基本となる。

 それは刑事自身の安全を第一に考え、同時に捜査の見落としを防いでいくなどの配慮から定められている署の規定だ。


 しかし壇は隙があれば。パチンコ屋に捜査を集中させ夜はキャバレー、

飲み屋に捜査を移行したがる性格のためにこの同行捜査を常日ごろから

煩わしいと感じていた。

 そういった壇の性格を見抜いた署長は壇の相棒に生真面目なキャリアの

女性警察官を当てた。

 桜木優美子だ。

 

 彼女は港町署に赴任し刑事課に配属されてから壇の元で事件の捜査の

基本手順を研修から実際の現場に至るまでの具体的な経験を積んでいくべく殺人事件の同行捜査に当たっている。

 というのは、表向きで壇のお目付け役といった役どころを期待しての

署長の人事である事は明らかだ。

 壇にとってはこの桜木という何も分っていない小娘巡査の素人くさい

言動を終始聞かされるのが煩わしくて仕方なかった。

 しかし署長の人事にまで反抗することは公僕である以上出来ない相談だ。 そう悟った壇はどうせ誰と組んでも煩わしさは変わらないと割り切る事にした。


 昨日の死体発見の初動捜査にしてもそうだ。

 壇は自分を殺人現場に誘導していくタクシーの運ちゃん程度にしか桜木は役に立たないと感じていたので、彼女の対応の遅さにカチキレたのだ。

 最も桜木巡査は非番であり、署の規定に従い迅速に通報のあった殺害現場に急行した事は事実であり、壇があれこれ言う筋合いの話では無い事は

明らかなのだか。

 イスに座って退屈そうにインターネットのエロ画像を見ていた壇に声が

かかった。鑑識課が呼んでいるらしい。


「検死の結果が出たんだって……」


 壇はその連絡を聞いて鑑識課に走り込んで来た。そこには鑑識課の刑事の面々がいた。


「おう、出た、出たこの女性の直接の死因になったのは、後頭部への打撃による陥没だ。脳挫傷によるショック死だ。

 その後被害者の女性は首を絞められて窒息という流れだが、その時点で

すでに、被害者は死んでいた。

首を絞めたのは犯人の偽装かもしれん、あるいは同一犯でない場合も……」

 


こう答えたのは、鑑識課の山村刑事だ。25歳の新人だ。



「なるほど……」


「凶器は、この石だ。」



 そう言って、鑑識課の本田刑事はデスク中央に置いてある凶器に使われた石を指し示した。

 彼は殺人事件の現場の取りまとめ役だ。

 それだけ鼻が利いていると言える。

 壇の2期年上で署の配属は6年前だ。

 髪はボサボサで決して身なりに気を使っているとは言い難いのだが、

観察力は一流だ。

 本田刑事は言葉を続けた。


「形状からこの石は被害者の後頭部の損傷と形状が一致する。

血痕の付着も確認されている。ほぼ凶器と断定して間違いないだろう」

「凶器はどこにあったんだ」


 と壇。


「被害者の血痕が付いて死体から10メートルほど離れた草むらの中から

発見されている。発見は鑑識だ」


 壇は、早く結論が聞きたかった。


「凶器の持ち主は……?」

「そこから先はお前の分担だろう。

 俺が言えるのは、そこいらに落ちていた石っころで、後ろを向いて

油断していた女性の後頭部を強打して殺害した経過が予測できるという

くらいだろうか……。

 身長は女性が1メートル62センチだから、外傷の痕跡から、犯人は、

身長1メートル70センチ以上で、腕力のある男性と考えておかしくない

かな。

 港町署では、事故他殺の両面で捜査に当たるよう刑事課に指示が

出されている」

「しかし、この状況で事故とかあり得る?」

「過去に、密室殺人だと騒がれた死体が単に風呂場で滑って転び、打ち所が悪くて死亡だったと言う話もある。

 転倒した体がたまたま下水口を塞ぎ、お湯が風呂場に溢れかえった。

そして、そのお湯に流されて死体の位置が風呂場から脱衣所に移動してしまった。

 それが原因で他殺として扱われた事件があった。警察が初動捜査で他殺と断定し、実は事故だったという例は捜査記録から多々見付ける事が出来る。

  今回は、首に絞め跡が付いているがそれが死因でなかったとしても、

その傷が付いてのが被害者の死の前後どちらかなのかは死体の状態から

すると必ずしも断定は出来ないと思われる。

 間違い易い要因だな」

「動機が問題だが、殺害自体は単純な衝動的犯行なのかな。死体を隠すことなく置き去りにしているしな」

「その場所で殺害したかった何かがあるかも知れない……死体を

移動してきた痕跡はない」

 

 本田刑事の説明はどうも決め手に欠けると壇には感じられた。

 そこでどこかに突破口はないかとさらに壇は質問を続けた。


「で、凶器に指紋とか出てなかったのか?」

「ないな……泥のついた石からでは指紋は拾えないし……」

「他に……何か気になる事は……」

「そうだな……特筆すべきは凶器に使われていた石がただの岩石では

なかった事だ。

 鑑識に持ち込まれた時、何かの化石のように思えたんで、石に

付着していた泥から放射線測定検査をやってみた。そして最近の

ニュース記録と付き合わせてみた。

 なにしろ殺害現場が遺跡発掘場だからな。

 これは、恐竜の骨だ。プレシオサウルスのような首長竜の仲間で

白亜紀後期に日本に生息していたと言われているフタバスズキリュウの

化石と思われる。

 詳細はもう少し調べてみないとはっきりした事は言えないのだが……」


 壇はやっと手がかりにたどり着いたと感じた。凶器は特定出来そうだ。


「十分はっきりしている言い方じゃないか、それだけ分かれば……」

「この女性は大学の研究員生だ。殺害現場は、最近いろいろと考古学的発見で新聞を賑わしている神の手を持つ発掘王下鴨教授の大学研究室の発掘現場だ。

 その発掘により世間では、数々の考古学的新発見が話題になっていて、

この港町を発掘の町として町起こしをしようという市民団体、市の運動も

盛んになってきている。

 それが港町の現状だ。駅前で売っていた発掘化石弁当とか、埴輪饅頭とか

見たことないのかお前は?」

「さぁ……」


 どうやら本田刑事に言わせると、ただ凶器が特定出来ても、犯人に繋がる具体的な証拠とは言い難いようだ。

 壇は気の長い方では決してない。本田刑事の説明にいらいらしてきた。

 その壇の見るからにふてくされた態度を見かねて本田刑事は諭すように言った。

 

「刑事として、世間の流れに興味無さ過ぎじゃねぇ……」

「興味持たないといけないことが、職業上多すぎてな」

「それは良いとして、被害者の女性は下鴨教授の発掘現場で発見された。死後6時間から10時間経って。

 前日の発掘終了時に姿が見えなかったと言うからその時すでに死んでいたという線も考えられる。 

 下鴨教授は、今から一週間程以前に考古学上の大発見をマスコミ各社に発表すると言っていた記者発表を突然中止した矢先の事だ。

 発表の内容は聞いて驚くな。白亜紀後期に日本近海に生息していたフタバスズキリュウの新種がこの港町で発見されたという発表になるはずだったらしい。かなり完全な全身の化石だ」


 壇はまた本田刑事の説明が枝葉に逸れたと感じた。


「驚かん!たかが骨の話だろう。骨……」

「まあ良い……その発表が急遽取りやめになったのは、教授の発掘した新種の海竜の化石が紛失したからだと」

 

壇はやっと本田刑事の説明が本題に迫ってきた事を感じて、言葉を繋げた。


「すると鑑識が現場近くの草むらから発見したこの化石がその……」

「フタバスズキリュウないしは、下鴨教授の発表しようとしていた新種フタバシモガモリュウの化石の一部だったという公算が極めて高い。

 そんな事件が先週なければ、放射生元素検査程度で恐竜の種類まで俺は

限定しない」

「まぁ、日本の原っぱに恐竜の化石がそんなにごろごろ落ちているとは

とても想像出来なかったからな」

「一応、その骨の写真預からせてくれ。あと、下鴨って教授からは改めて

話を聞く必要はありそうだな」

「フタバスズキリュウと言うのは、今から1億5千年程前に日本近海に

生息が確認されている小型の恐竜だ。

 全身のほぼ完全な化石が出土していて福井県の恐竜博物館に保管展示

されている。 

 フタバシモガモリュウというのが本当に実在していたとすれば、のび太の恐竜に出てくるピー助の子孫に当たるわけだ。

 この恐竜が生息していた頃の日本列島は、まだ地核変動の激しい時代で

日本の形状も現在からはほど遠いものだったと推測される。

 日本はジュラ紀から白亜紀の終わりまでの間、約1万5千年間の間で

何回もの地核変動を経験している。

 日本全体で出土している白亜紀の恐竜の化石から考えても、水面から

隆起した日本列島に大陸から渡ってきたと思われる陸上生活の恐竜の化石は多数出土している。

 同様に海か海岸にしか生息していなかった首長竜や魚竜の化石もまたこの日本列島では発見されている」

「地学の講習はいい。その化石は誰かが盗んで殺人の凶器に使用したという事か?

 そんな目立つ物を、どうして使ったんだ?

 それ以前にどうやって大学の研究室から盗み出したんだ?」


 本田刑事は壇のそのせっかちな性格にため息を漏らしながら言葉を

続けた。


「それはわからんよ。凶器としては目立つ物ではない。素人が見たらただの石っころさ。発掘された直後、まだ成型が済んでもいないような化石が

紛失し、それを使って発掘現場でそれを掴んで撲殺の凶器に

したという事だ」

「たまたま化石がそこいらに落ちたりはしてないよなー?

通りすがりの食い詰めたアラブ人の犯行という説は……?」

「殺害現場は港大学考古学部研究室の発掘現場なんだ。化石が落ちている

可能性はないことはない。

 ただ、すでに教授の研究室に運ばれていた化石がまた発掘現場に戻されて凶器に使用されているというのは、食い詰めたアラブ人の犯行では説明が着かないだろう」

「殺害時刻は……凶器から判定して約1億5千年前か……」


 本田刑事は壇のその発言に耳を疑った。どこからそんな結論に繋がって行くんだ。


「オイ、オイ、その方向には話は行かないだろう。そうは報告書に書かないでくれよな」

「冗談だ」


 壇はにやりと顎の下の無精ヒゲを撫でながら、本田刑事を見つめていた。

 本田刑事はイライラする気持ちを押さえながら、説明を続けた。


「それより、この時代の生物の全身の化石というのは今まで日本の土壌の中からほとんど発見されていない。

 それが、フタバスズキリュウ以来でここで発見されたとなるとそれはそれで考古学上の大発見という事になる」

「考古学上か……神の手を持つ発掘教授か……胡散臭すぎるな……」

「この港町の地層から首長竜の生態系の確認が取れた訳だから、考古学的には大発見だろうが……」

「その化石がもしも、どっかから持ってこられた物だとしたら。良くある犯人の殺人の偽装だとしたら。犯行時刻をごまかすとか、捜査の視点を犯人から遠避けるとか……」

「そうだとすると犯人の意図は……」

「ふふん、俺の灰色の脳細胞が活発に活動を始めている。これは一見単純な衝動殺人に見えて、極めて奥の深いスペクタクルな大事件の一端なのかも知れない」


 本田刑事は壇の本音を聞き出したかった。ここまでの鑑識の説明から何か現場は感じ取ってくれたのだろうか。


「おまえの推理を聞かせてくれ」

「犯人は古代の人類の先祖クロマニオン人、時空間の亀裂から現代に出現して、当時の狩猟の延長で現代の女性を殺害してしまった、その凶器を現代に落とすのだが、

また時空の歪みに捉えられてどこかの世界に移動していったのだ。今はどこの時空をさまよう時の旅人となっているのか……

 その旅の中で無用の殺生をしてしまった事を後悔しているかも知れない」

 

 本田刑事は全身の力が抜けた。何とか壇の話を本筋に戻そうと言葉を続けた。


「と、警察に思わせたい現代人の犯人の犯行現場の偽装工作だと……」

「そうそう、それだと警察は、『時間警察ウラシマン』や『スピルバン』じゃないから犯人を追えない。迷宮入りしてあきらめるしかないと思わせる、俺が犯人ならそうするね」

「お前の担当していた事件に迷宮入り、未解決の多い理由はそのせいか……」


 本田刑事は目頭を押さえて、イスに座り込んだ。

 その仕草をどうとらえたのか壇が言葉を続けた。


「実際、面倒くさい事件が多くてな……今捜査している『北の…………」 

「いいから検死レポート持って、捜査に戻ってくれ。時間が経つと現場の手がかりはどんどん消えていっちまうだろう。

 まだ、他にもこの後に犯人を限定する決定的な手がかり、目撃情報などが出てくるかも知れない」

「そうだよな。時空の歪みを観測した天体研究所とか、地震測定研究所に地軸の亀裂を観測できていたかどうかを聞き取り調査したり、今日は忙しくなってきたな」

「何故そうSF的方向に事件を発展されて行こうと考えるんだ。その可能性は、ないだろう!」


 俺が悪かったと言わんばかりに、本田刑事は言った。それに対して……


「果たしてそうかな?」


 不敵な笑みを口元に浮かべて壇は本田刑事を睨みつけた。


「ない、ないったらないんだ!今は科学捜査の時代だ。SF捜査の時代ではない!

 相棒の桜木に、鑑識課からの分析資料を見せて妥当な現実的路線で捜査の方向性を定めてくれ!頼むから」

「桜木に聞けだと…………あの小娘に……何が出来る。せいぜいメルヘンの世界にでも事件を持ち込むのが落ちだからな。

 犯人は、魔法世界の住人で時間移動の魔法を取得した異世界の魔人、彼は恋敵に自分の恋人を奪われたために彼女のこっちの世界の分身を殺害しに来たとか、それも魔法でだ。

 あいつの考える推理は推理と呼べた代物じゃない、空想だよ少女小説さ、ケッケッケッケッ。

 両面ジャムとバターベッタリのトーストみたいなメルヘンは、SFよりよっぽどたちが悪いわなぁ……だろう本田」


 本田刑事は壇の後ろを指さして小声で言った。


「後ろ……後ろ」

 

 そのアクションを全く意に介さず壇は続けた。

 頭に浮かんだ言葉をとりあえずしゃべり切るまで、相手の言う言葉は聞かないのが彼の性格だ。


「あいつに推理させると妖精とかがさ……海竜を召還して化石に変えたりしている話を真顔でされる訳よ……科学考証まるで無視!」


 壇の背中で桜木巡査の小さいせき払いが聞こえた。


「コホン……誰が妖精に魔法使わせて、恐竜を化石にしたり、殺害の凶器を作ったとか言いましたか?何時何処でぇー!言ったことありましたか、私が……」

 

 言葉の語尾はかなりドスが聞いている。


「なぜそこに……盗み聞きは良くないぞ、桜木君、異空間から現れたなひょっとして!

得意の手を使いおって……マジマジ」

「人を魔法使いにしないで下さい。聞こえますって、ドア開けっ放しでした!

 大きな声で、前の廊下通れば誰だって檀さんの声でわかりますよ。

私の悪口言ってる言い方でしたよね。

 声のトーン、口調が……

本田さん、資料預かります。捜査2課で責任を持って犯人を上げさせていただきます。

 現時点で、異世界からの恋争いの線と時空の歪みからの時間逃亡者の犯人像は排除させていただきます。桜木判断で……」

「それそれ、その桜木判断っていうのが危ないのよね。

 まだ世間の常識や社会がろくにわかっていないうちから、一端の大人になった気で人間を語ろうとするから捜査の方向性を大きく踏み外す危険性を感じちゃう訳よ、おじさんは……」

「檀さん!本田さんのお時間を無駄使いさせてしまいますから、とりあえず捜査2課の会議室まで、資料を持って同行願います」

 

 桜木の剣幕に壇の顔が一瞬引きつる。


「同行……?どうこうするのぉ……」

 

 桜木は檀の耳を掴んでね鑑識課から引っ張りだした。そのまま、会議室に向かう。


「痛てってってってってってってっ……」

 

 二人の去った鑑識課で、本田刑事はため息を吐いた。


「静かになったようだな……桜木が来てくれて助かった。初動捜査で、もたついているとせっかくの逮捕の決め手を掴み損ねる場合があるからな。

 それにしても、桜木は檀と組んでまだ日が浅いと言うのに、なかなか檀の手綱の締め方を心得ている。

まぁ絞め方にコツがあったとして、そのコツは簡単な事だ。

 ただ閉めっぱなしにしておけば良いんだが、それだと檀の奴も相方と一緒にいるのが嫌になってどこかに姿をくらましちゃうからな、それだけではだめだ。

 そこそこに緩めないと捜査が先に進んで行かなくなる。その緩急の捉え方が奴の相棒には必須なんだが……。

 以前殉職した堂画警部補以上にそれが彼女に出来るのかどうか……

今見ている範囲ではまずまず及第点だがな……」


女子大生殺人事件が起こって、壇刑事が捜査2課で担当になる。

鑑識の現場検証から持ち帰った証拠から、事件の糸口が垣間見られる。


次はいよいよ壇刑事と桜木巡査のたった2人の捜査会議だよ。

期待せよ!!!!

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