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ウン○が真円を描くと神になる

エジプトで神聖視されている甲虫・スカラベは、フンころがしなんだ。クレオパトラの胸に輝く、甲虫を模したペンダントは、フンころがしだったんだ!


新円を描き、地上に鎮座するウン○が、太陽を模しているとエジプト人は考えたようです。さらに、排泄物(死)から生まれるところが驚きだったらしいです。


古代の人々は、死体や排泄物を処理する生き物を、毛嫌いするんじゃなくて、神聖視していたみたいです。


古代の宗教では、臭いものや醜く見えるものにふたをして、見て見ぬ振りするわけじゃなくて、本当に感謝していたんだと思います。


特に性に関する儀式をする古代神が、邪神のレッテルを貼られているようす。まあ、生贄とかの残酷な儀式があったせいもあるのでしょうけど。イシュタルがそのうちのひとつ。アスタロトっていう悪魔にされてしまっている。


その一方で、聖人に加えられているのがブリギット。これはケルト神話の女神で、豊穣の女神様。生贄の儀式も行われていたらしいけど、この場合は聖人になってしまっている。


諸説は様々だけど、名前が似ていたからっていう話も。アシュテレトっていう言葉が、恥を意味する言葉だった。ブリジットは、聖人の名としてすでに書物に記されていたからとか、なんとか。


そういえば、有名な人だからっていう理由で、うっかり聖人の列に加えられてしまった方もいましたね。たしか、異教の人だったのであわてて取り消したとか。異教徒なんて思考が根強く残っていた昔の話だったはずですけど。


名前で苦労をする人は少なくありませんが、神様も同じようです。スカラベがウン○から産まれるって聞いて、私も最初はゲッって思いましたけど、うまれで生き物を判断しちゃってます。よくもしならないで、勝手に判断するのはよくないですね。


もし、ラーの守護甲虫っていうモンスターがいて、(ただしフンコロガシ)とか注釈がついたら、格好良くはないな。

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